山本由伸
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スポーツ 2021年07月28日 11時15分
女子ソフトに続け!7.28稲葉ジャパン東京五輪初戦はオリックス山本由伸が先発で開幕ダッシュ狙う!
女子ソフトボール日本代表の金メダル獲得の興奮が冷めやまぬ中、28日12時から福島・福島あづま球場で、稲葉篤紀監督率いる野球日本代表、侍ジャパンの予選が始まる。初戦の相手はドミニカ共和国だ。 両国の予告先発投手は日本が山本由伸(オリックス)、ドミニカ共和国がメルセデス(巨人)と発表された。稲葉監督は由伸について、「どの球も強い球を持っている。初戦の緊張感の中での先発になるが、由伸らしい投球をしてくれることを願っています。長いイニングというより1イニングずつしっかり抑えることを期待しています」と期待を寄せている。 また、日本野球を熟知しているドミニカ先発のメルセデスについては「日本でプレーしている投手で日本の打者をよく知っているので、こちらもしっかり対策を練っていきたいです」とした上で、強打が予想される打線についても「MLB経験のある打者も多く、両打ちも何人もいて力強いスイングしてくるので長打を警戒したいです」と警戒モード。大事な初戦なだけに、パ・リーグトップの成績を誇る由伸を投入することにより、最小失点で切り抜けたい思いがあるのだろう。 今回、野球は全試合が無観客になってしまったが、「無観客試合となったことは非常に寂しい思いですが、我々は1球1球、魂を込めて戦います。それを見て何かを感じていただけるよう、何かを届けられるよう全力で戦います」と稲葉監督は、侍ジャパンの野球を電波を通じて、何かを伝えられるような力強い戦いを誓った。 対するドミニカのエクトル・ボウル監督は「メルセデスは良いパフォーマンスをしてくれるでしょう。お互いのレベルを知っているが、私たちも準備は整っています。日本は強いがハイレベルな試合になるでしょう」と先発のメルセデスに期待を寄せている。 メルセデスは今シーズン、6試合に登板、5勝1敗、防御率2.31の成績を残しており、脅威の存在なのは間違いない。このメルセデスを侍打線が打ち崩さないと、由伸がいくら好投しても勝利には繋がらないだけに、打線の奮起に期待したい。(どら増田 / 写真・及川恒平)
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スポーツ 2021年07月16日 17時00分
侍ジャパン・稲葉監督の発言に驚きの声「金メダルは絶望」山本の起用法はまだ決まっていない? 過去の経験が判断に影響か
侍ジャパン・稲葉篤紀監督が、15日放送の『ニュースウオッチ9』(NHK総合)にVTR出演。番組内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で物議を醸している。 番組では稲葉監督が7月28日に野球競技の開幕が迫る東京五輪へ向けた戦略などを語るVTRを放送。1番・2番打者を中心とした攻めの作戦や、楽天・田中将大の開幕戦起用の可能性について語った。 その中で、稲葉監督はオリックス・山本由伸の起用法について言及。山本は今季前半戦を終えた14日終了時点で「9勝5敗・防御率1.82・121奪三振」と勝利数、防御率、奪三振数の3部門でリーグトップの数字を残しているが、稲葉監督は「(実力は)間違いなく球界の中でもトップクラス。状態の方も含めて」と好調ぶりを評価した。 ただ、五輪での起用法については「どこで投げてもらうかというのは我々の中でも非常に議論になっていて、『先発に回った時にどういうプランがある』、『8回に山本投手が行った時にどういうプランがある』(など)、今すごく話し合いをしてる」とコメント。先発・リリーフどちらで起用するのかはまだ決まっていないと明かした。 稲葉監督の発言を受け、ネット上には「開幕戦までもう2週間切ってるのにまだ決まってないとは思わなかった」、「は? 先発でこれ以上無いくらい結果出してるのになんで悩んでるの?」、「代表でもトップクラスの先発のリリーフ起用を考えてるのはビックリ」、「投手三冠の山本を中継ぎに回すかもって一体何を考えてるのか」と驚きの声が寄せられている。 同時に、「そもそも不調の先発が何人かいるのに山本をリリーフに回す余裕があるのか?」、「まさか稲葉監督は山本よりも大野や千賀を優先しようとしてるんじゃ…」、「もし好調の山本をリリーフ、不調の大野・千賀を先発とかやったら金メダルは絶望的、だから稲葉さんは今すぐ考えを改めるべき」と、侍ジャパンメンバーである中日・大野雄大やソフトバンク・千賀滉大の名を絡めた批判も複数見受けられた。 >>ソフトB・千賀の大炎上は侍ジャパンのせい?「壊れたら責任取れるのか」追加招集直後の乱調で稲葉監督に批判<< 「東京五輪に臨む侍ジャパンには今季主に先発を務める投手が7名招集されていますが、山本は勝利数・奪三振数が7名中1位で防御率も同2位。代表のエースと言っても全くおかしくないほどの数字を残している中、リリーフ起用も検討しているという稲葉監督の言葉に驚いたファンは少なくないようです。稲葉監督は前回の国際大会であるプレミア12で同年に一度もリリーフ登板がなかった山本を5試合で起用していますので、今回の東京五輪でもセットアッパー、もしくはロングリリーフとして運用しようと考えているのかもしれません。ただ、千賀(1勝1敗・防御率10.80・4奪三振)や大野(3勝7敗・防御率3.59・73奪三振)など現在不調の先発も複数名抱える中、絶好調の山本をブルペンに回すようでは金メダルはつかめないと稲葉監督に再考を求める声も見られます」(野球ライター) プレミア12では防御率「1.80」と、不慣れなリリーフでも安定した投球を見せチームの優勝に貢献した山本。その山本を稲葉監督が先発・リリーフどちらで起用するのかはしばらくの間ファンの間で議論となりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月08日 11時00分
オリックス交流戦3カード連続勝ち越し!今度こそ借金返済へ
交流戦最初のカードである横浜DeNA戦は負け越してしまったオリックスだが、3カード目からは連続で勝ち越し、借金を「2」まで減らしている。【オリックス 6.1〜6.6戦績】対 阪神兵庫・阪神甲子園球場6月1日○オリックス(山岡)5-2(西勇)阪神●2日●オリックス(宮城)1-2(秋山)阪神○3日○オリックス(山崎福)7-3(アルカンタラ)阪神●対 中日愛知・バンデリンドームナゴヤ4日○オリックス(山本)2-1(大野雄)中日●5日●オリックス(田嶋)3-6(梅津)中日○6日○オリックス(増井)4-0(福谷)中日●※(カッコ)内は先発投手。※59試合25勝27敗7分。4位。首位の東北楽天と5.5ゲーム差。 先々週末のカードは、本拠地である大阪・京セラドーム大阪での開催だったオリックスは、先週のカード頭が阪神甲子園球場だったため、選手は自宅または選手寮から球場入りが出来るというメリットがあった。初戦は山岡泰輔が、かつての同僚である西勇輝との投げ合いを制して勝利。第2戦はここまで黒星が付かなかった宮城大弥が投手戦に敗れ、初黒星が付いてしまったが、3戦目は山崎福也が投げては粘投、打っては野手顔負けのツーベースを放ち、福田周平の同点打に繋げる。試合は紅林弘太郎が勝ち越しホームランを放ち、オリックスが関西ダービーを制している。 続いての舞台は名古屋。初戦はエース山本由伸が、中日のエース大野雄大とエース対決。由伸は7回を1失点と好投。本人も「立ち上がりからピンチの場面もありましたが、なんとか粘り強く投げることができたと思います。6回にソロHRを許してしまいましたが、なんとかリードを守ってリリーフ陣に繋ぐことができてよかったです」と満足気で、5勝目をマークした。2戦目は田嶋大樹が登板したが、この日もピリッとせず、打線が追い上げるも逃げ切られてしまう。3戦目は増井浩俊が「今日は強い真っすぐをしっかりと投げ込むことを意識して、マウンドに上がっていました。調子自体もよかったですし、その中でも特に真っすぐがよかったと思います。相手にしっかりと真っすぐを意識させることができたことで、変化球も有効的に使えていましたし、全体的にもよかったと思います」と6回を無失点の好投。中継ぎ陣も0で抑えて、オリックスが中日にも勝ち越した。 交流戦では吉田正尚が打点部門でトップ。宗佑磨が14試合連続安打を記録しており、規定打席にも達したのはチームにとって大きい。交流戦もいよいよ終盤に入り、今週は京セラドームに巨人と広島を迎える6連戦。今度こそ借金を返済して、公式戦をリセットした形で、独走ムードが漂う東北楽天を捕らえたい。(どら増田 / 写真・RINKO)
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スポーツ 2021年04月05日 11時30分
オリックス山本由伸&宮城大弥が快投!ロメロが来日
先週のオリックスは開幕2カード目の福岡ソフトバンク戦、3カード目の東北楽天戦を行った。本拠地開幕となったソフトバンク戦では“エース”山本由伸が、楽天戦では高卒2年目の左腕、宮城大弥が、それぞれ快投を見せている。【オリックス 3.30-4.4試合結果】対 福岡ソフトバンク大阪・京セラドーム大阪30日●オリックス(田嶋)1-3(笠谷)福岡ソフトバンク○31日○オリックス(増井)7-2(大竹)福岡ソフトバンク●4月1日○オリックス(山本)2-0(武田)福岡ソフトバンク●対 東北楽天宮城・楽天生命パーク2日●オリックス(山崎福)2-4(涌井)東北楽天○3日●オリックス(山岡)2-3(弓削)東北楽天○4日○オリックス(宮城)4-0(早川)東北楽天●※(カッコ)内は先発投手。※9試合4勝5敗。3位。首位の埼玉西武と3ゲーム差。 京セラドーム大阪での本拠地開幕戦となったソフトバンクとの3連戦は、初戦は田嶋大樹が粘投を見せるも惜敗。2戦目に今季初登板の増井浩俊が「前回、ファームで6回まで投げた“いい感じ”をそのまま出せたと思います。初回から味方が6点取ってくれて勇気をもらいましたし、大胆に攻めることが出来ました。先発になってから投げ始めた、カーブやシュートも効果的に使えていましたし、しっかりと0に抑えることができてよかったです」と本人も手ごたえ十分のピッチングを披露して勝利を収めると、3戦目に“エース”山本由伸を中5日で投入。由伸はソフトバンク打線を僅か2安打に抑える快投を見せて、約2年ぶりの完封勝利。「負けるのは悔しいので、投げる試合は全部勝ちたい。去年とは違うんだというところを見せていく」とさらなる高みを誓った。この試合は由伸の野球人生においてもターニングポイントになったことだろう。 京セラから仙台に舞台を移した楽天との3連戦。初戦は山崎福也が今季初登板。5回を2失点で抑えるも打線の援護がなく惜敗。2戦目にはもう一人のエース山岡泰輔が、由伸と同じく中5日で登板するもピリッとせず。本人も「今日は立ち上がりからボールを操れていませんでした。なんとか早く修正しようと思っていたんですが、ゲームの中で修正することができませんでした」と反省しきりで、この日も1点差ゲームに泣いた。3戦目は先週の埼玉西武戦でも7回2失点と好投を見せた宮城大弥が、楽天打線相手にも快投。8回を無失点に抑え、吉田正尚にも一発があり、チームの連敗を止めている。 先週は由伸と宮城の快投に尽きるだろう。先発は安定しているだけに、打線が安定すれば首位争いにも十分割って入れるのは間違いない。4日に主砲候補であるステフェン・ロメロが来日。隔離生活が終わり次第、チームに合流予定なのは吉報だ。(どら増田)
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スポーツ 2021年03月18日 19時30分
阪神ドラ1・佐藤、OP戦好調もシーズンでは打撃不振に?「ちょっと嫌やな」濱中氏が指摘した問題点とは
元阪神で野球解説者の濱中治氏が、17日放送の『ラジオで虎バン』(ABCラジオ)に生出演。阪神ドラ1・佐藤輝明の問題点を指摘した。 佐藤は同日に行われたオープン戦・西武戦の第1打席で、ドラフト制後(1966年以降)の新人最多記録となるOP戦6本目の本塁打をマーク。この活躍は番組でも取り上げられたが、濱中氏は本塁打を放った後に感じたという佐藤への不安を語った。 >>阪神・佐藤の活躍で首脳陣が仲間割れ? 矢野監督の構想でマルテ・糸井にスタメン落ちの危機か<< 佐藤は第1打席で本塁打を放った後は二ゴロ、二ゴロ、左飛と快音は聞かれなかったが、その中で濱中氏が問題視したのは第2打席の二ゴロ。濱中氏は「今日の佐藤の2打席目を見た時にちょっと強引に引っ張りにいって、(バットの)先っぽに当ててセカンドゴロを打ってて『ちょっと嫌やな』って思った」と、無理に球を引っ張ろうとしている節が見受けられると指摘した。 濱中氏は続けて、「今までだったら左中間、センターとかに打ってたのを強引に引っ張りだした。(前日の)ヤクルト戦で全部インサイドに来たのを結構意識してるんじゃないか」とコメント。佐藤は16日のヤクルト戦で内角球を16球(全22球中)投じられているが、この影響でインコースを意識し過ぎているのではと推測した。 また、濱中氏はOP戦最終カードとなる次カードのオリックス戦(19~21日)でさらに打撃を崩す可能性もあると発言。佐藤は同カードで山本由伸(最多奪三振/2020)、山岡泰輔(最高勝率/2019)といったタイトル獲得歴のある好投手と対戦することが見込まれている。 そのオリックス戦について、濱中氏は「良いピッチャー(山本・山岡)がいるんで、そこで(インコースを)バチバチにいかれて(攻められて)っていうのは嫌な感じになる」、「(球速が)速い投手の時って強引になり過ぎて体の開きが早くなったりするので、そういうふうに(打撃を)崩されないかっていうのはすごく心配」と、内角攻めを受けることによる悪影響を懸念していた。 今回の放送を受け、ネット上には「確かに今日の試合は逆方向にいい当たり無かったし、本塁打も引っ張った打球だった」、「内角意識し過ぎて、外角に踏み込めなくなるのが1番マズいかも」、「みんながみんな内角に制球よく投げられるわけじゃないから、手首とかに死球が当たるのも怖いな」といった反応が多数寄せられている。 阪神・矢野燿大監督は14日の巨人戦後に、佐藤を26日の開幕戦・ヤクルト戦でスタメン起用すると示唆したことが伝えられている。次カードのオリックス戦はその開幕戦に向けた最後のアピールの場となるが、濱中氏やファンの不安を払しょくする活躍を見せることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月09日 11時30分
オリックス開幕3連戦は由伸、宮城、山岡の豪華ローテ当確!
26日から開幕するプロ野球。オリックスは埼玉・メットライフドームで埼玉西武と3連戦を行うが、3週間前となる5日から神奈川・横浜スタジアムで開催された横浜DeNAとのオープン戦3連戦で、開幕ローテの3枚がほぼ固まった。 5日の試合には、春季キャンプ終盤に本人の口から開幕投手と明らかにされた“エース”山本由伸が先発登板。由伸は5回を76球、被安打5(本塁打1含む)、奪三振3、与四球1、失点3の結果に終わったが、本人が「いい感じ」と話しているように、一発こそ打たれたもののいろいろな球種を試しながら、幼馴染みでもあるキャッチャー頓宮裕真のミットに切れ味の鋭い球を投げ込んでいた。今週12日の巨人戦、19日の阪神戦(ともに大阪・京セラドーム大阪)でさらにギアを上げて、所沢に乗り込むだろう。試合は1-5で敗れている。 6日は高卒2年目の左腕、宮城大弥が先発した。宮城は4回裏にピンチを迎えるが、これを見事に切り抜けて、5回を76球、被安打2、奪三振3、無四球、無失点の好投を見せて、仕上がりが順調であることをアピールするとともに、ローテ入りの目処が立つ内容だったと言っていいだろう。宮城は13日の巨人戦、20日の阪神戦(ともに京セラ)でこれを継続できるのかが鍵となって来るが、DeNA戦では抜群のキレ味を発揮していただけに期待したい。この日はジョーンズのオープン戦第1号ソロがライトスタンドに飛び込むなど、5-0で試合も勝利した。 7日はもう一人の“エース”山岡泰輔が先発。山岡は5回の登板予定だったが、5回裏2アウトで四球を与えた時点で球数が100球に達したこともあり、マウンドを鈴木優に譲った。しかし、内容は被安打3、奪三振5、与四球2、無失点と球数を要してしまったことを今後クリアしていけば問題はない。試合は吉田正尚、頓宮に一発が出て、5-0で連勝している。山岡は次回、14日に行われる開幕3連戦の相手である西武戦(京セラ)に先発予定。 例年、開幕で躓いてしまうオリックスだが、中嶋聡監督は「今年は今年」と過去を振り返らずリセットして、今年の開幕を迎える考えだ。開幕3週間前に行われたDeNAとの3連戦で、開幕3連戦の先発ピッチャーの目処が立ったのは大きい。チームにとっては主砲の一発もあり、収穫のある横浜遠征だった。(どら増田)
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スポーツ 2020年12月02日 11時40分
オリックス、来季もサードユニフォームは『勝紺』継続!選手にも好評で続投
オリックス・バファローズは1日、来シーズンのファンクラブの詳細について発表した。 ファンクラブ特典として、2014年からファンの楽しみとなっているSpiritsユニ(サードユニフォーム)は、今シーズン、3年振りのネイビーベースになり、全身に白いストライプが入った。これは昨シーズン、選手やファンの間で好評だった『Bs夏の陣2019』で採用された“荒ぶる猛牛”をモチーフにしたセカンドロゴが胸元とキャップにあしらわれたストロングブラックユニフォームがベースとなっており、色をチームカラーであるネイビーに変更し、『勝紺』ユニフォームとしてリニューアル。担当者によると「全身のストライプは阪急ブレーブス時代を意識したもの」だという。 “エース”山本由伸は「白のストライプが印象的。生地もサラサラしてます」と話していたが、今シーズンは本拠地での登板が多かったことから、『勝紺(しょうこん)BE NAVY BE BUFFALOES』をテーマにしたこのユニフォームを着用する場面が多く見られた。今シーズンのオリックスは、予定されていた近鉄バファローズ復刻試合『関西クラシック』や、毎年ユニフォームが注目される『Bs夏の陣』といったユニフォームに注目が集まるイベント試合が、コロナ禍の影響で中止となっており、既に発表されていたオリックス・ブルーウェーブと、故・西本幸雄元監督のメモリアル試合で阪急ブレーブスの復刻のみだったため、来シーズンは、今年はファン投票までした近鉄(大阪近鉄を含む)ユニフォームの復刻や、『Bs夏の陣』の復活を期待したいところ。 サードユニフォームを2年連続で着用したシーズンは初めてで、今シーズンも大阪・京セラドーム大阪で『勝紺』ユニフォームを着用しているファンをたくさん目にしたが、今シーズン入手出来なかったファンが着用することで、ファンの着用率が上がるのは言うまでもなく、マスクなど関連グッズも好評なだけに、来シーズンはもっと勝利を呼び寄せる縁起がいいユニフォームとして浸透してもらいたい。(どら増田)
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スポーツ 2020年11月10日 11時30分
パ・リーグのタイトルが確定!最下位オリから山本由伸&吉田正尚が受賞!
プロ野球パ・リーグは9日、レギュラーシーズンの全日程が終了し、個人タイトルが確定した。 投手部門は、福岡ソフトバンクの千賀滉大が最優秀防御率、最多勝、最多奪三振の「投手3冠」の偉業を達成。最多勝はソフトバンクの石川柊太と東北楽天の涌井秀章、最多奪三振はオリックスの山本由伸と分け合っている。石川は勝率1位も獲得。涌井は埼玉西武、千葉ロッテに続き3球団で4回目の最多勝だ。また、最優秀中継ぎはソフトバンクのモイネロが初受賞。最多セーブは埼玉西武の増田達至が初受賞している。 打撃部門では、オリックスの吉田正尚が初の首位打者を獲得。最多本塁打は楽天の浅村栄斗が初受賞。最多打点は北海道日本ハムの中田翔が4年ぶり3回目の獲得。最高出塁率は日本ハムの近藤健介が2年連続で受賞。最多安打はソフトバンクの柳田悠岐、最多盗塁はソフトバンクの周東佑京が育成出身では初受賞となった。 オリックスは最下位ながらタイトルホルダーを2人輩出。山本由伸は「このタイトルを獲得できたことはとても光栄ですし、本当にうれしく思っています。今シーズンは不調の時期もありましたが、しっかりと自分を見つめ直して、1つ1つ積み重ねてきたことが、今年の成績につながってくれたんだと思います。今年はチームが最下位という悔しい成績に終わってしまったので、来年はチームの勝ちにつながるピッチングを1試合1試合積み重ねていきたいです。そして、その先に個人のタイトルも獲れるように、また1つ1つレベルアップしていきたいと思います」と喜びのコメントを寄せる。 吉田正尚も「昨年はこの部門で2位という結果だったので、リスペクトする選手達と高いレベルで争った初めてのタイトルを素直に嬉しく思います。今年も大きなケガなく120試合出られたこともよかったと思いますし、いいコンディショニングで試合に臨めるように、ケアをしてくれたトレーナーさん、自分の体調にも気を使っていただいた首脳陣のみなさんには感謝の言葉しかありません。チームとしては残念な結果になってしまいましたので、来年はさらなる高みをめざして、より一層チームの勝利に貢献するバッティングができるように頑張ります」と更なる高みを口にした。 日本ハムの中田翔は「出塁してくれたり、犠牲になってくれたりするチームの仲間がいるから僕が打点を挙げられている。ファンのみなさんの応援も後押しになっていますし、みんなに感謝したいです。チームの成績自体はとても満足のいくものではありません。僕自身、もっともっと打つことができていればという悔しさもあります。打点のタイトルを獲得できたこと、ホームランのタイトル争いをできたことは自分にとって自信になりますが、これに満足することなく、来シーズンに向けてさらにレベルアップしていきたいです」と仲間に感謝。 近藤健介も「2年連続で最高出塁率のタイトルを獲得できたことは素直にうれしいです。周囲のいろいろな方のサポートがあってこそなので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。出塁は自分に求められている役割だと思うし、素晴らしいバッターが多くいるパ・リーグでトップに立てたことは誇りに思います。ただ、リーグ優勝できなかった悔しさは非常に強いです。もっともっとチームに貢献しなければならないですし、今シーズンの数字に慢心することなく、チームの優勝のため、来シーズンはさらに上のレベルをめざして頑張っていきたいです」と笑顔。 楽天の涌井秀章は「楽天イーグルスでも最多勝を獲れたこと、1年間ローテーションを守れたことは素直に嬉しいですし、改めて自信になりました。今年はストレートが戻ってきましたし、投げ方もある程度いい状態を維持できたことが、開幕8連勝につながったと思います。チームとしては4位という悔しいシーズンでしたので、来年も1年通してローテーションを守り、チームの優勝に貢献できるように頑張ります。そして、またこのタイトルを獲りたいです」とベテランは5回目の受賞にも強い意欲を見せた。 浅村栄斗も「ホームランバッターが多いパ・リーグで、このタイトルを獲ることができて自分でもびっくりしています。ホームラン王はタイトルの中で一番縁がないタイトルだと思っていたので、自分のことを褒めてあげたいですね。今シーズンは優勝できなかったので、来年も全試合出場を目標に、とにかく得点圏でしっかり打点を挙げて、チームの勝利に貢献したいです。その中で価値のあるホームランを打てるように頑張ります」と語り、ホームランの質にもこだわっていきたい思いを明らかにした。 パ・リーグでは、14日から首位ソフトバンクと、2位ロッテがクライマックスシリーズを4戦3勝先取制で行う。既にソフトバンクにアドバンテージ1勝がついており、ソフトバンクは2勝すれば優勝、ロッテは3勝すれば優勝し、優勝チームが日本シリーズで巨人と対戦する。(どら増田)
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スポーツ 2020年11月02日 11時30分
オリックス最下位確定も、山本由伸らタイトル争いなどまだ楽しみが残されている!
オリックスが5位の北海道日本ハムに3連敗した10月29日、2年連続の最下位が確定した。2年連続最下位は近鉄との球団統合後初めてとなる。<オリックス戦績 10月27日〜11月1日>対北海道日本ハム大阪・京セラドーム大阪10月27日●オリックス(榊原)3-5(西村)北海道日本ハム○10月28日●オリックス(増井)0-1(バーヘイゲン)北海道日本ハム○対北海道日本ハム北海道・札幌ドーム10月29日●オリックス(田嶋)3-4(吉田輝)北海道日本ハム○10月30日○オリックス(山岡)3-2(マルティネス)北海道日本ハム●10月31日●オリックス(アルバース)1-6(河野)北海道日本ハム○11月1日●オリックス(本田)1-7(有原)北海道日本ハム○(カッコ)内は先発投手。 115試合42勝66敗7分、順位はシーズン最下位確定。 最下位が確定したこともあり、オリックスは一気に2021年の戦いへ向けて舵を切った。中嶋聡監督代行になってから、若手の登用は目立っていたが、あくまでも勝負を最優先させた昇格だったのは確かだ。しかし、1日にはファンから待望論があった高卒3年目の本田仁海を先発で起用。4回を102球、7失点という内容だったが、デビューから100球以上投げるのは高卒では異例である。山本由伸も80球が最初の目安だったことを考えると、本田に対する期待が窺える。この日、本田の後を、齋藤綱記、吉田凌、鈴木優、漆原大晟という昨年までファームの本拠地、舞洲を賑わせていた投手が無失点リレーを見せたのも大きいのではないだろうか。 もう一つのポイントはタイトル争いだ。投手では山本由伸が2年連続の最優秀防御率のタイトルに加えて、最多奪三振もほぼ確実な情勢である。初の二桁勝利は来年にお預けとなってしまったが、“エース”ヨシノブのイメージはこの2年間で完全に定着したと言ってもいい。野手では吉田正尚が打率を逃げ切れるのかが注目すべき点だろう。最多安打は1日現在、ソフトバンクの柳田悠岐に並ばれており、死球の影響から2試合連続でスタメンから外れた正尚にとって、残り5試合でどんな起用をされるかで、タイトルにも影響が出て来る可能性がある。 来年に繋がる点としては、山岡泰輔が10月30日の試合を完投勝利という形で今シーズンの“投げ納め”をしたのはポジティブ要素だ。怪我により途中離脱をした山岡だったが、最後は完投出来るところまで持ち直してくれた。来年はヨシノブとのダブルエースが1年通じて機能することを願うばかり。また、中嶋監督代行から「リードは悪くない」と評価された頓宮裕真が「打てるキャッチャー」として伏見寅威の後に出てきたのも好材料。 残り5試合は、山本由伸、山崎福也、田嶋大樹、榊原翼、宮城大弥の先発が予想される。ヨシノブ、正尚のタイトル、田嶋の規定投球回到達、宮城のプロ初勝利などなど、最下位が確定してもオリックスファンが楽しめる要素はまだあるのだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年10月13日 17時30分
オリックス“エース”山本由伸が4連勝でタイトル二冠に前進、三冠も見えてきた?
先週のオリックスは、雨天中止により1試合ノーゲームになってしまったが、3勝2敗で勝ち越した。<オリックス戦績10月6日〜11日>対千葉ロッテ千葉・ZOZOマリンスタジアム10月6日○オリックス(山本)3-0(石川)千葉ロッテ●10月7日●オリックス(アルバース)1-4(小島)千葉ロッテ○10月8日オリックス 雨天中止 千葉ロッテ対北海道日本ハム北海道・札幌ドーム10月9日○オリックス(田嶋)6-4(杉浦)北海道日本ハム●10月10日●オリックス(山岡)0-4(有原)北海道日本ハム○10月11日○オリックス(増井)7-5(上原)北海道日本ハム●(カッコ)内は先発投手。 97試合37勝54敗6分、首位の福岡ソフトバンクとは16ゲーム差、5位の北海道日本ハムとは4.5ゲーム差の最下位。 今シーズン、1勝も出来なかったZOZOマリンスタジアムでのロッテ戦を“エース”山本由伸で勝てたのは大きい。由伸はこれで先発4連勝。最優秀防御率と最多奪三振のタイトル二冠は、余程のことがない限り揺るがないだろう。最多勝のタイトルもまだ射程圏内に入っており、残り試合を全勝すれば可能性は出て来る。 打線も吉田正尚が好調をキープ。こちらも首位打者と、最多安打の二冠を期待したいところ。5位の日本ハムとは残り7試合で4.5ゲーム差まで詰めている。中嶋聡監督代行となり、ようやく中嶋カラーがチームに浸透してきた雰囲気があるだけに、1つでも多くの借金返済を重ねていけばシーズン終了時の順位はまだわからない。 まずは13日からソフトバンク相手に首位イジメをしたいところだ。13日は5連勝を懸けてエース由伸が先発する。(どら増田)
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