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オリックス開幕3連戦は由伸、宮城、山岡の豪華ローテ当確!

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山本由伸

 26日から開幕するプロ野球。オリックスは埼玉・メットライフドームで埼玉西武と3連戦を行うが、3週間前となる5日から神奈川・横浜スタジアムで開催された横浜DeNAとのオープン戦3連戦で、開幕ローテの3枚がほぼ固まった。

 5日の試合には、春季キャンプ終盤に本人の口から開幕投手と明らかにされた“エース”山本由伸が先発登板。由伸は5回を76球、被安打5(本塁打1含む)、奪三振3、与四球1、失点3の結果に終わったが、本人が「いい感じ」と話しているように、一発こそ打たれたもののいろいろな球種を試しながら、幼馴染みでもあるキャッチャー頓宮裕真のミットに切れ味の鋭い球を投げ込んでいた。今週12日の巨人戦、19日の阪神戦(ともに大阪・京セラドーム大阪)でさらにギアを上げて、所沢に乗り込むだろう。試合は1-5で敗れている。

 6日は高卒2年目の左腕、宮城大弥が先発した。宮城は4回裏にピンチを迎えるが、これを見事に切り抜けて、5回を76球、被安打2、奪三振3、無四球、無失点の好投を見せて、仕上がりが順調であることをアピールするとともに、ローテ入りの目処が立つ内容だったと言っていいだろう。宮城は13日の巨人戦、20日の阪神戦(ともに京セラ)でこれを継続できるのかが鍵となって来るが、DeNA戦では抜群のキレ味を発揮していただけに期待したい。この日はジョーンズのオープン戦第1号ソロがライトスタンドに飛び込むなど、5-0で試合も勝利した。

 7日はもう一人の“エース”山岡泰輔が先発。山岡は5回の登板予定だったが、5回裏2アウトで四球を与えた時点で球数が100球に達したこともあり、マウンドを鈴木優に譲った。しかし、内容は被安打3、奪三振5、与四球2、無失点と球数を要してしまったことを今後クリアしていけば問題はない。試合は吉田正尚、頓宮に一発が出て、5-0で連勝している。山岡は次回、14日に行われる開幕3連戦の相手である西武戦(京セラ)に先発予定。

 例年、開幕で躓いてしまうオリックスだが、中嶋聡監督は「今年は今年」と過去を振り返らずリセットして、今年の開幕を迎える考えだ。開幕3週間前に行われたDeNAとの3連戦で、開幕3連戦の先発ピッチャーの目処が立ったのは大きい。チームにとっては主砲の一発もあり、収穫のある横浜遠征だった。

(どら増田)

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