スポーツ
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スポーツ 2022年07月03日 11時00分
大相撲5月場所で起こっていた「あり得ない失態」 行司の致命的ミスにファン激怒、無礼と批判された力士も
10日の初日が1週間後に迫った大相撲7月場所(24日まで)。賜杯の行方はもちろん、協会ガイドラインに違反したキャバクラ通いで6場所出場停止処分(2021年7月場所~2022年5月場所)を受けた元大関・朝乃山(現三段目)の土俵復帰にも注目が集まっている。 先場所の5月場所(同月8〜22日)は中日を終え「5勝3敗」と低調だった横綱・照ノ富士が、翌9日目から千秋楽まで全勝し「12勝3敗」で優勝。その横綱を中心に多くの熱戦が繰り広げられたが、中には勝敗以外の部分が思わぬ形で物議を醸した取組もあった。 >>大相撲、大関・貴景勝戦で大誤審?「誰1人気付かないのはおかしい」取組中の映像が物議、朝青龍氏も疑問<< 初日の大関・御嶽海対平幕・高安戦では、行司・式守伊之助が起こした取組中のアクシデントが物議を醸した。立ち合いから積極的に圧力をかける高安に対し、御嶽海は防戦の途中で少し体を引いてしまう。これを見た高安から押しを見舞われ万事休すと思われた直後、御嶽海の後方で取組を裁いていた伊之助が押された御嶽海とぶつかり、吹き飛ばされるように土俵下に転落した。 場内からは「あぁ~」とどよめきが上がる中、御嶽海は体を入れ替え逆に高安を土俵際に追い込むと、最後は土俵下へ押し出し逆転勝利。伊之助の衝突を機に戦況が一変したということもあり、ネット上には「取組結果を狂わせるあり得ない失態」と批判が相次いだ。 8日目の大関・正代対小結・豊昇龍戦では、敗れた豊昇龍の態度が問題となった。豊昇龍は立ち合いから正代に押され苦戦するも、土俵際に追い込まれたところで投げを合わせ、両者はほぼ同時に地面に落下。これを見た行司は正代に軍配を上げ物言いもつかなかった。 すると、豊昇龍は正代勝利の判定が不服だったのか、取組後の一礼の場面で、首をわずかに傾けただけで終え土俵を降りる。豊昇龍は2021年9月場所4日目の大関・貴景勝戦で一礼をせず行司に注意された過去もあることから、態度面が成長していないと呆れるファンは少なくなかった。 12日目の平幕・翔猿対平幕・王鵬戦では、両名が演じた“けんか相撲”に場内・ネット上がざわついた。王鵬は立ち合いもろ手突きから、翔猿の顔面を押すように何度も突っ張る。しかし、翔猿も王鵬の突っ張りを下からあてがいつつ、王鵬の顔面に頭突きするように頭をつけ懐に入ろうとする動きを繰り返して応戦した。 激しい取り口に場内から幾度となくどよめきが上がった一番は、土俵際に追い込まれたところから体勢低く押し返した翔猿が逆に王鵬を押し出し決着。ファンの間からはお互いに気迫十分だった両者を称賛する声の一方で、故障リスクが高すぎると指摘するコメントも散見された。 勝敗以外の部分が思わぬ物議を醸したこの3番。中でも御嶽海戦は行司が勝負に水を差すという最悪の内容だったが、1週間後の7月場所ではこのような取組が出ないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月02日 11時00分
元阪神・江本氏、ヤクルト選手に暴力行為を勧める?「冗談でも許されない」嶋への暴言以外にも問題発言多数か
24日に行われたヤクルト対巨人戦。「16-6」でヤクルトが勝利したが、試合結果以上に話題となったのが中継解説・江本孟紀氏(元阪神他)のコメントだった。 江本氏は「16-4」とヤクルト12点リードの8回裏無死一塁、今季初打席のヤクルト・嶋基宏に大きな拍手が注がれたことについて「なんの拍手なんですか、これ? あんまよく分からないんだけど、引退試合?」とコメント。ネット上では「何だ今の発言、嶋に失礼すぎるだろ」、「元々問題発言多めってことを差し引いてもこれは許せない」と怒りの声が相次いだ。 >>元阪神・江本氏の強烈暴露に「性格最悪」ファンドン引き 対戦相手が激怒した極悪ピッチングとは<< 今季の江本氏は嶋への「引退試合?」発言以前にも、メディアやYouTubeでのコメントが物議を醸している。 開幕前の3月には、阪神・西勇輝、糸井嘉男への苦言が問題となった。 2月23日の春季キャンプ練習開始前、西・糸井は“予祝”と称した矢野燿大監督の胴上げを発案・実行。当時の報道ではキャンプ中の胴上げは過去に例がない前代未聞の出来事と伝えられ、ファンや球界OBからも様々な意見が噴出した。 その胴上げから1か月後、江本氏は『NEWSポストセブン』(小学館/3月20日付)の記事内で「目標達成を前もって祝い、現実を引き寄せる“予祝”と呼ばれるものだと言っていたけど、“予祝”は豊作を祈ってやること。阪神は豊作を願ってるの? 学がないのがちょっと聞きかじってやるから恥ずかしいことになる」と西、糸井の両名を酷評。ネット上には「学がないはさすがに言いすぎだろ」と苦言が寄せられた。 開幕後の6月には、中日・波留敏夫一軍打撃コーチへの擁護コメントが物議を醸した。波留コーチは同月12日・日本ハム戦で「目覚ませもっとお前ら! いつまで甘えてやってんねん野球! その気でやらんかいアホ!」と野手陣を叱責。この様子を捉えたリプレー映像が中継で流れたことで、一部ファンからは選手に対するパワハラではないかと批判が寄せられた。 野球解説者・高木豊氏が19日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に登場した江本氏はこの件について、昨今の球界は外部からのハラスメントの指摘を過剰に恐れている面があると持論を展開し「バカでしょ。バカだよだから、こいつら」と外部、球界の双方をバッサリ。その上で、波留コーチの説教はチームに闘争心を求める立浪和義監督の意向に沿ったものでパワハラではないと主張したが、時代遅れの暴論だとファンのひんしゅくを買った。 江本氏は嶋への発言が物議となった24日・巨人戦で、ヤクルト・長岡秀樹に対しても問題発言を口にしている。遊撃で先発出場した長岡は3回表1死一、二塁の場面で、投手・高橋奎二からの送球を捕球し一走・ウォーカーを封殺したが、直後にそのままベースにスライディングしてきたウォーカーと交錯。特にけがはなかったようだが、このプレーにより一塁送球はできなかった。 すると、これを見た江本氏は「あれはジャンプしてね、ウォーカーの上に乗っかればいいんですよ。スパイクでグシャっと。そしたら『痛てっ!』って(なる)」と、長岡はウォーカーを避けながら踏みつければよかったと示唆。本気ではなくあくまで冗談のような口ぶりではあったが、一発退場、あるいはそれ以上の処分を受ける可能性もある暴力的行為を推奨するような発言内容に『冗談でも許されない』と憤るファンも少なからず見受けられた。 OB解説者の中でも特に歯に衣着せぬ物言いが多いことで知られる江本氏。過激な発言を快く思っていないファンも少なからずいるようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2022年07月01日 20時30分
巨人・井納、谷繁氏の「野球人生終わり」発言は効果ナシ? 試合壊す背信投球が物議、太田にも心配の声
6月30日に行われ、巨人が「2-15」で敗れた二軍・楽天戦。先発登板した巨人のプロ10年目・36歳の井納翔一の投球がネット上で物議を醸している。 井納は1回表にいきなり無死二、三塁のピンチを招くと1死後、横尾俊建に左翼へのタイムリーを浴び失点。続く2回も1死三塁から入江大樹の三ゴロで三走の生還を許すなど不安定な立ち上がりとなった。 3回表は三者凡退と立ち直ったかに見えた井納だったが、4回表に無死一、三塁とまたしてもピンチを迎え、入江(タイムリー安打)、渡邊佳明(二ゴロ)、マルモレホス(タイムリー二塁打)、黒川史陽(一塁失策)と立て続けに失点を喫しKO。「4回6失点(自席4)・被安打9・四球1」と全く試合を作れずに敗戦投手となった。 >>巨人・阿部二軍監督が井納に激怒「全てぶっ壊した」 試合後インタビューでの酷評が物議、炎上KOにファンも嘆き「このままだと2億円がドブ」<< この井納の投球を受け、ネット上には「前回登板でちょっと持ち直した評価をまた落としたなこれは」、「谷繁からボロクソ言われたばっかなのに危機感が薄すぎる」、「こんあ投球いつまでも続けてたら今オフ本当にクビになるぞ」といった呆れ声が寄せられた。 井納は6月22日の一軍・DeNA戦で打者1人にストレートの四球を与え即降板となり、中継解説・谷繁元信氏(元中日監督)から「これはもう井納の野球人生が終わりに近づくような、僕はそういう4球だったと思いますよ」と酷評され話題となった投手。翌23日に二軍降格となった後、24日の登板では「3回無失点・被安打1・四球0」と結果を残していたが、今回の登板で前回登板のアピールを完全にフイにしてしまった。 井納に冷ややかなコメントが集まる中、同戦に3番手として登板したプロ3年目・23歳の太田龍にも心配の声が上がっている。太田は「0-10」と巨人10点ビハインドの6回表に起用されるも、「1回5失点・被安打4・四球3」と井納に匹敵するような炎上を喫している。プロ入りから現在まで一軍未登板が続く中、今回の炎上でさらに一軍の舞台が遠のいた形だが、「井納が目立ってる裏で太田も相当首元が涼しくなってきてないか…?」と今後を心配するファンも散見される。 井納の背信投球をきっかけに15失点大敗を喫した巨人二軍。一・二軍首脳陣は同戦の結果をどのように受け止めているのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月01日 19時30分
中日・立浪監督、“二軍レベル”と高橋批判も「自業自得だ」の指摘 データ無視の起用法に不満相次ぐ
今季、6月29日終了時点で「49試合・.243・2本・13打点」をマークしている中日のプロ11年目・28歳の高橋周平。7月1日に伝えられた立浪和義監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、立浪監督は移動日の6月30日に報道陣の取材に対応。その中で、前日29日・巨人戦で「3番・三塁」でスタメン起用した高橋を「普通やったらへたしたら二軍ですよ。ゲッツー、ゲッツー、見逃し三振」、「気持ちの部分なのか、あれか分からないが野球人生かけて頑張るくらいやらないと」と酷評したという。 同戦の高橋は1回表無死一、二塁で迎えた第1打席で一併打を喫すると、その後も投併打、見三振、二ゴロ、空三振と全く結果を残せず。立浪監督は5タコに終わった高橋に強く不満を抱き、二軍落ちもあり得ると危機感を持ってプレーしてほしいと奮起を促すに至ったようだ。 >>中日、立浪監督が試合後に謝罪も「謝るのはそっちじゃない」の声 完封負け以上の問題点は<< この立浪監督のコメントを受け、ネット上には「ポイントゲッターの3番打者が5タコ、2併殺じゃお話にならない」といった同調の声が寄せられたが、それ以上に「3番で使ったそっちの自業自得だろ」、「今季の高橋は3番で全く働いてないんだからそもそも使わなきゃいいのに…」など起用法に非があるとする批判が多数見られた。 「打線において3番は出塁した1、2番をかえすポイントゲッターの役割と共に、主砲の4番につなぐチャンスメーカーとしての働きも求められる非常に重要度の高い打順。その3番に高橋は29日・巨人戦を含め今季10試合で起用されていますが、3番出場時の打撃成績は『.111・0本・1打点』とからっきし。また、得点圏打率は『.100』、出塁率も『.200』と3番に求められる役割はほとんど果たせていない状況です。このこともあり、3番起用で振るわなかった高橋に苦言を呈した立浪監督に対し、結果を残していない打順で使う方が悪いと憤っているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 絶対的4番・ビシエドが左肩故障で21日に登録を抹消されている中日。立浪監督はクリーンナップの迫力低下をどうにか高橋にカバーしてほしいと考えているようだが、このまま3番起用を続けるべきなのかは一考の余地もありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月01日 17時40分
スターダムフューチャー王座最多防衛記録達成の羽南「月山和香、私はアナタとずっとフューチャーを懸けて闘いたかった」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは、次回ビッグマッチ『STARDOM MidSummer Champions 2022〜真夏の王者たち〜』7.9東京・立川ステージガーデン大会の内容変更を発表した。 羽南と月山和香のシングルマッチは、フューチャー・オブ・スターダム選手権試合としてチャンピオンの羽南に月山が挑戦することが決定。羽南は6.28東京・後楽園ホール大会で、ジャスト・タップ・アウト所属の稲葉ともかと防衛戦を行い、センダイガールズワールドジュニア王者でもある稲葉相手に時間切れ引き分けで、同王座最多となる7度目の防衛に成功している。 試合後、羽南が「そして、そして次の防衛戦の相手…次の立川で闘うことが決まってる月山和香!どこだ?」と月山を呼び出すと、「ハイ! ハイ!」と月山が登場。羽南は「次の立川、シングルマッチ、私とこのベルトをかけて闘いませんか?」とタイトルマッチを提案。月山は「私はまだ勝ったことがないけれど、羽南さんとそのフューチャーのベルトを懸けて闘いたいです!」と初勝利にしてベルト奪取のチャンスを掴みに出た。 そんな月山を羽南は「そんなの関係ない!月山はプロレスが好きなんだよね?」と問いかけると、月山は「ハイ!」と即答。これを聞いた羽南は「私も大好きです!だから、このベルトにお互いの気持ちをぶつけ合いましょう!」と懐の深さを見せて、月山は「よろしくお願いします」と頭を下げた。 続けて、羽南は「最多防衛記録更新できました!良かった、ホントに良かった。もう今までで一番危なかったです。メッチャ足痛いけど、足痛いけど、まだ稲葉ともかとの決着はついていません。もっともっと自分も力を磨いて、稲葉ともかに勝てる技ができてから挑戦じゃないけど、対戦したいと思います。そして月山和香、私はアナタとずっとフューチャーを懸けて闘いたかったです。すごく楽しみにしています。お互いの気持ちをこのベルトにぶつけ合いましょう」と月山とは以前からフューチャーのベルトを懸けて闘いたかったようだ。 羽南がさらに防衛記録を伸ばすのか?それとも月山が初勝利とともにタイトル初戴冠となるのか?スターダムの未来を左右する試合になるのは間違いない。(どら増田)
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スポーツ 2022年07月01日 15時30分
阪神のサヨナラ負け、本当の“戦犯”は島田ではない? 致命的守備ミス以上に問題視「あんな球投げたせいだ」の声
6月30日に行われ、阪神が「5-6」で敗れたDeNA戦。「2番・左翼」で先発した阪神のプロ5年目・26歳の島田海吏の守備がネット上で物議を醸している。 「5-4」と阪神1点リードの9回裏。この回阪神は6番手・岩崎優が無死一塁から、大田泰示に左翼方向へ上がる大きな当たりを打たれる。これを見た島田は左斜め後ろに背走し、フェンスまで伸びてきた打球に余裕を持って追いついたと思われた。 ところが、島田はフェンスまでの距離感をつかめていなかったのか、背走しフェンスに背中をつけた瞬間にバランスを崩し尻もちをついてしまう。これにより大田の打球はフェンス直撃の同点タイムリー二塁打となり、阪神はリードから一転してサヨナラのピンチに。ここから岩崎は2死一、二塁までは粘ったが、最後は嶺井博希の右安で二走・大田の本塁生還を許しサヨナラ負けとなった。 >>阪神戦、塁審が選手に接近しアウトコール5連発!「煽ってるのか」先月に続く行き過ぎた態度に怒りの声<< この島田の守備ミスを受け、ネット上には「余裕で追いついてたのに捕れなかったのは完全な失態」、「体勢崩したせいで打球処理すらできないってさすがに酷すぎるだろ」、「ミスが無ければ多分捕れただろうし、そうじゃなくても一塁走者の本塁生還は防げたはず」といった批判が多数寄せられた。 島田にファンの怒りが集まる中、大飛球を打たれた岩崎にも批判の声が上がっている。岩崎が大田に打たれた球はカウント「1-0」から投じた2球目のチェンジアップだったが、捕手・梅野隆太郎は外角低めのコースにミットを構えていた。しかし、岩崎は外角高めに大きく浮く抜け球を投げてしまい大田にフルスイングされたため、「そもそも岩崎があんな球投げたせいだろ、普通に低めに投げてれば大田に大飛球を打たれることも無かった」という見方も散見される。 初回に4点ビハインドを負ったところから試合をひっくり返すも、最後の最後で手痛いプレーが出て敗戦した阪神。試合後の報道では、矢野燿大監督が「勝たないかんし、勝ち切られへんかったっていうのは課題」と悔しさをにじませるコメントを残したことが伝えられている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月01日 11時10分
DeNA・三浦監督、ヤクルトのマジック点灯阻止に秘策アリ? 先陣切る今永も配球を大幅にチェンジか
最後の砦は、DeNA・今永昇太。6月30日、東京ヤクルトは広島に勝利し、50勝目に到達した。7月1日のDeNA戦に勝てば、マジックナンバーが点灯する。そうなれば、NPB史上最速だ。 横浜DeNAベイスターズが阪神にサヨナラ勝ちした。この勢いでヤクルトを止めてくれれば――。そう願う関係者も少なくなかった。 「夏休みの書き入れ時前に優勝争いの行方が見えてしまうなんて、興行的にもマイナスです。1日先発の今永には頑張ってもらわないと…」 そんなエールも多く聞かれた。 >>プロ野球、DeNA戦の審判に「馬鹿にしてんのか」怒りの声 疑惑の判定直後の態度が物議、嶺井の主張退けたワケを半笑いで説明?<< 「DeNAの柔軟性」に期待したい。試合前の打撃練習でいつもと違う光景が見られた。午後6時の試合開始に備えて、ビジターチーム、ホームチームの順番で打撃練習が行われるのだが、午後4時を過ぎてもグラウンドに出てくるDeNAナインはまばら。ノックを少し受けて、またベンチに下がってしまった。 「暑さ対策。今日は早出を含めて室内でやらせました」 三浦大輔監督がメディアにそう説明していた。 気象アプリを確認した限りでは、同日の横浜市の最高気温は36・5度。横浜スタジアムのレフトスタンド上空にはまだ太陽があり、容赦なく人工芝のグラウンドを照らしていた。 暑さでダラダラとバットを振るよりも、室内の方が集中できる。そう判断したのである。ビジターの阪神も練習時間を短くするなど工夫していたが、DeNA打線は“室内効果”で、初回にいきなり4点を挙げている。DeNAには、こうした柔軟性な発想があるのだ。 「柔軟性」と言えば、“最後の砦”今永も、ピッチングスタイルを変えてくる可能性が高い。 「今永は今季、ヤクルト戦は初登板となります。昨季は4戦4敗でした。自身の敗戦試合のデータを読み直しています」(球界関係者) 今永と言えば、6月7日にノーヒットノーランの快挙を達成したが、その後は2戦連続で5失点以上と調子を落としている。「調子自体は悪くなかった」と、直近の6月24日の広島戦後に首を傾げていた。 「ノーヒットノーランを達成した時は内角への直球が効果的に決まっていました。でも、その後はその内角球を狙い打ちされています」(プロ野球解説者) 内角球を狙われているのなら、そのウラをかいて外角に変化球を集めるスタイルに変えてくるかもしれない。 「去年、今永がヤクルトの主砲・村上との相性が悪く、打率5割でした。村上は絶好調ですし、勝負しないで歩かせるのでは」(前出・球界関係者) 今永が村上宗隆との勝負を避けるとすれば、ロースコアの試合になる可能性も高い。 三浦監督は攻撃面での作戦は慎重だが、投手継投では選手を信用しすぎて失敗する時もある。今永からリリーフ投手にスイッチするタイミングがポイントとなる。試合前、室内練習に切り換えた柔軟性で、マジックナンバーの点灯を防いでもらいたい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年07月01日 10時50分
ガンプロに単身で乗り込むウナギ・サヤカがまなせゆうなを襲撃「懐の深いまなせゆうなはもう見飽きたんですよ」
ガンバレ☆プロレスが6月30日、東京・渋谷区のAbemaTowersで、ビッグマッチ『WRESTLE SEKIGAHARA』7.10東京・大田区総合体育館大会の会見を開いた。 同大会ではスターダムからウナギ・サヤカが参戦し、ガンプロのまなせゆうなと一騎討ちを行う。 ウナギは「私は2019年1月4日にデビューして、1月5日が初めてのシングル。相手がまなせゆうなでした。あの時、ボロボロに負けた。こんなまなせゆうなに負けたことだけが黒歴史。必ず、自分の黒歴史は自分で引っくり返して、7月10日はまなせゆうなの黒歴史の日にしてやりますよ。7月10日は誰も連れていかず、私一人で乗り込みたいと思います」と所属しているスターダムのコズミック・エンジェルズの選手をセコンドには付かせず、単身で乗り込むと宣言。 まなせは「あの新木場にウナギ・サヤカが来た時、自信がついて、まなせゆうなの前に立ちたいと思ったから来たと思ったんですけど、ちょっと違ったようですね。自分の今があるのは、全て今までの歴史があるからだと思っていて、私は自分の過去を後悔していないです。スターダムでデビューしたことも、アクトレスガールズ、東京女子でたくさん学んだことも。東京女子でいろんな人に出会って、そのなかにウナギもいて。全部意味があって、今ガンプロのここに辿り着いたと思っているから。何を以ってウナギが黒歴史って思っているのかは分からない」とした上で、「何を思って私の目の前に来たのか、ちょっとまだよく分からないです。自信があるように見えるけど、実はそうじゃないのかな、不安なのかなというのも感じてしまいました。自分が勝つのが当たり前だと思っているのは、ウナギを見くびっているからじゃなくて、今までの自分の過ごしてきた時間も、通ってきた道も全部自分を肯定しているので」とキッパリ。 フォトセッションが終わると、ウナギは「頑張るだけじゃ、プロレスはできねぇぞ」と言うや、まなせの腹部にヒザ蹴りを入れ、「頑張れ、頑張れ、うるせぇーんだよ!頑張るのは当たり前なんだよ!頑張った先に何を見せんのか?それを1年半スターダムでやってきたんだよ」と吐き捨てて、まなせの乳に嚙みつき、かつての先輩を足で踏みつける暴挙。さらに、ウナギは「やさしすぎておいしいとこ後輩に全部譲ってきた。そんな懐の深いまなせゆうなはもう見飽きたんですよ。私が見たいのは、その狂気に、自分だけのために闘う、まなせゆうなが見てぇんだよ。そう思ってるのは私だけじゃねえよ。じゃ、大田区で」と捨てゼリフを吐いて会見場を後にすると、怒ったまなせは「私の胸を噛んだよ!でもね、私は今日この会見も噛まれた乳も全部私の歴史なんだよ!絶対黒歴史にはしない。7月10日も私が勝って、まなせゆうなの物語の一部にしてやる!」と殺気を漲らせていた。 ウナギはこういうまなせを引き出したかったと思われるだけに、まなせから殺気が出て来たのは「してやったり」かもしれないが、スターダムの査定係がガンプロでも通用するのかは未知数である。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月30日 19時30分
阪神戦、塁審が選手に接近しアウトコール5連発!「煽ってるのか」先月に続く行き過ぎた態度に怒りの声
29日に行われ、阪神が「2-4」で敗れたDeNA戦。一塁塁審を務めた福家英登審判の態度がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「2-2」と両チーム同点で迎えた2回表1死一塁でのこと。打席の阪神・ガンケルがバントの構えを見せる中、DeNA先発・石田健大は初球を投じる前に一塁牽制を挟む。これを見た一走・長坂拳弥は頭ではなく足から帰塁したが、福家審判は一塁手・ソトのタッチの方が早かったとして、右手拳を上に振り上げアウトをコールした。 ところが、福家審判はこの後も一塁ベース上の長坂に近づきながらアウトのジェスチャーを4回連発。右手を振り上げながら近づいてくる福家審判に気おされたのか、長坂は三塁側の自軍ベンチの方向へ顔を背けていた。 >>プロ野球、DeNA戦の審判に「馬鹿にしてんのか」怒りの声 疑惑の判定直後の態度が物議、嶺井の主張退けたワケを半笑いで説明?<< 福家審判のアウトコール5連発を受け、ネット上には「何だこの塁審、長坂のこと煽ってんのか」、「明らかに選手を威圧するような態度で腹立つ」、「最初のコールで長坂が気付かなかったのか? それにしても5回は絶対やり過ぎだと思うが」、「この審判確か先月も騒ぎ起こしてたけど、もう少し落ち着いた態度で試合に臨めないのか」といった怒りの声が多数寄せられた。 「行き過ぎた振る舞いと物議を醸している福家審判ですが、今季は5月14日・ロッテ対オリックス戦での態度もファンの間で問題になっていました。福家審判は『0-1』とロッテ1点ビハインドの9回表2死一、二塁の場面で、ロッテ・エチェバリアがフルカウントから見送った外角の際どい球をストライクと判断し、両手の拳を前に突き出すような大げさなジェスチャーで三振をコール。これを受けたエチェバリアはヘルメットを左手で勢いよく外しながら福家審判に何かを叫ぶなど激怒。さらに、この後にはベンチを飛び出し抗議してきた井口資仁監督に対し、抗議中に侮辱的な発言があったとして退場を宣告してもいます」(野球ライター) 試合後の報道では、アウトコール5連発の理由などについてコメントしたとは特に伝えられなかった福家審判。2か月連続で過剰な態度を見せたことに呆れたファンも少なからずいたようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月30日 18時30分
DeNA・ソト、梅雨明けと共にお目覚め? “石井琢朗ドリル”で大砲が完全復活へ
DeNAの大砲、ネフタリ・ソトが、2日連続でお立ち台に立つ大活躍を見せている。本拠地・横浜スタジアムでのタイガース3連戦の初戦、ここまで防御率1点台の西勇輝に対し、3回はうまくバットで拾いレフト前ヒット。5回には厳しくインコースを突いたシュートをライトスタンドまで運び、6回にもライトフェンス直撃の2点タイムリーツーベースでダメを押した。 29日も2回にライト前、4回にはノーアウト満塁の大チャンスでセンター右寄りへ犠牲フライを打ち上げ、方向と大きさからセカンドランナーもサードへ進塁させることに成功。続く嶺井博希のセンターフライで効率よく加点することにも貢献した。 2日連続でヒーローとなったソトは両日とも「勝利に貢献できてうれしい」とフォア・ザ・チームを強調。自らの調子も「上げてきています」と手応えも口にした。 今シーズンは4月12日にチームに合流し、昨年よりもコンパクトなスイングでヒットを量産。4月後半まで打率4割をキープしていたが、交流戦では打率.193、打点2、ホームラン0と絶不調に陥り、ベンチを温める日も多くなっていった。しかし6月22日、4月26日以来となるホームランを東京ドームのレフトスタンド上段へ豪快に突き刺すと、梅雨明けとともに打棒も上昇気流に乗ってきた。 「元々練習は大好き」と語る助っ人は「石井(琢朗)コーチと取り組んでいる“ボールを引き付けて最短距離でバットを出す”ことを言われるままにやっている」ことが復活の秘訣と明かした元ホームランキング。昨シーズンは123試合出場で打率.234、21本塁打、62打点と打撃三部門のほか、OPSと得点圏打率も自己最低に終わったネフタリ・ソト。「勝ってきたチームでの指導経験があり、メンタル的にも技術的にもいい影響を与えている」と慕う石井コーチの指導を武器に、ここから嵐のカリビアンの本領を発揮する。文・取材・写真 / 萩原孝弘
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阪神・矢野監督、ロハススタメン外は東京五輪が理由? 急浮上した“ペナント強行”は低迷の序章か
2021年06月01日 11時45分
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タッグリーグ優勝のDDT竹下幸之介、ノア清宮海斗に「勝ち目ないでしょ」
2021年05月31日 22時30分
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西武ドラ4・若林、今季中の復帰は絶望的? タイトル争いからも脱落か、試合中の大アクシデントにファン沈痛
2021年05月31日 20時30分
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新庄剛志氏、トライアウト後に五十肩を発症? 体の異変を明かしファンも驚き、次の挑戦も既に進行中か
2021年05月31日 18時30分
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交流戦6戦8安打と上昇気配? DeNAドラ1・牧の適応能力がスゴイ!
2021年05月31日 17時30分
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巨人・戸郷のお立ち台コメントに阪神ファン激怒「喧嘩売ってるのか」 ペナント争いよりも日シリが大事?
2021年05月31日 15時30分
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オリックス京セラドームの有観客試合が復活!土日は「協議中」無観客試合ではマネキン応援団が話題に
2021年05月31日 11時30分
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巨人・原監督がソフトバンク相手に総力戦を仕掛けたワケ 吉と出るかは菅野次第? ファームでも次の一手を準備中か
2021年05月31日 11時15分