スポーツ
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スポーツ 2022年06月27日 15時30分
楽天対西武戦、観客の妨害行為に「また起こったのか」呆れ声 昨年もロッテ選手が激怒、球団側は対策すべきと指摘も
26日、楽天生命パークで行われた楽天対西武戦。「0-2」で楽天が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが楽天のプロ7年目・28歳の茂木栄五郎の打球を巡るハプニングだった。 「0-2」と楽天2点ビハインドの6回裏。この回先頭の茂木は西武先発・與座海人がカウント「1-1」から投じたカーブを強振するも、打球は左翼側ファールゾーンにフラフラと上がる打ち損じに。これを追った西武左翼手・オグレディはフェンス際で捕球体勢に入った。 ところが、フェンス際の座席に座っていた観客が身を乗り出してこの打球を先に捕球してしまい、守備妨害を受けた形のオグレディは両手で頭を抱えるジェスチャーを見せる。ただ、一連の様子を見ていた三塁塁審はアウト判定を下し、直後に「観客の妨害があったのでアウトとして、1死走者なしで再開します」と場内アナウンスで説明した。 >>田中将大に「初めて見た」「物に当たるなんて」驚きの声 ベンチで怒り爆発? 試合後には意味深発言も<< 野球規則では「打球または送球に対して観衆の妨害があったときは、妨害と同時にボールデッドとなり、審判員は、もし妨害がなかったら競技はどのような状態になったかを判断して、ボールデッド後の処置をとる」と定められている。三塁塁審はこのルールを元に、妨害がなければオグレディは打球を捕球できていたと判断したようだ。 西武側が不利を被る結果とはならなかったこのハプニングだが、ネット上には「ボールが欲しい気持ちは分かるが、グラウンド内に手を伸ばして捕りに行くのはダメ」、「下手に取りこぼして、それでオグレディが怪我したら責任取れるのか」といった批判が多数寄せられた。 また、ファンの中には同球場では2021年5月1日・楽天対ロッテ戦でも同様のトラブルが起こっていることから、球団側に対策を求める声も少なからず挙がっている。4回裏1死一塁で楽天・小深田大翔が左翼ファールゾーンフェンス際に打ち上げた打球をロッテ左翼手・角中勝也が追うも、身を乗り出してグラブを出してきた観客に遮られ捕球できず。このプレーはビデオ判定の結果アウトとなったが、角中は打球を取りこぼした直後に観客を数秒ほどにらみつけるなどかなり憤った様子を見せた。この件を引き合いに、ネット上には「また観客の妨害行為が起こったのか 、もう防球ネットをつけるとかしないといけないのでは」との球団への指摘も散見されている。 昨季、今回の件はどちらも、球団としての見解は特に発表していない楽天。球界では今回のような予期せぬトラブルやファールボールが観客に直撃するリスクを回避するため、ファールゾーン際の座席一帯にかかる防球ネットが設置されている球場(横浜スタジアム、ベルーナドームなど)もいくつかあるが、楽天が今後何らかの対策を打ち出すことは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月27日 11時30分
SKE48荒井優希タイトル挑戦に暗雲?「赤井さんに組んでいけるって思ってもらえるように頑張ります」
東京女子プロレスは25日、兵庫・神戸芸術センターで『TJPW CITY CIRCUIT~神戸公演~』を開催した。 次回ビッグマッチ『SUMMER SUN PRINCESS '22』7.9東京・大田区総合体育館大会で、プリンセスタッグ選手権試合、チャンピオンチームのマジラビこと坂崎ユカ&瑞希に、赤井沙希とのタッグで挑戦が決定している荒井優希。 この日はその前哨戦として、愛野ユキ、上福ゆきとの“ゆき”トリオを結成し、坂崎&らく&遠藤有栖組と対戦。荒井と坂崎にとってはタイトルマッチの前哨戦だ。 試合は荒井が坂崎にビッグブーツからエルボーを放ち、成長の爪痕を残そうとするも、坂崎は実力差を見せつけるかのような鋭いエルボーを放つなど、誰が見てもその差は歴然としていた。試合は愛野が遠藤をヴィーナスDDTで下し、ゆきトリオが勝利を収めたが、荒井の表情は晴れやかなものではなく、坂崎との力の差を痛感した様子。 「あと2週間で力も、他のところでも対抗できるように頑張りたい」と話すのが精いっぱいだった。26日の福岡・西鉄ホール大会では坂崎&瑞希を相手に最後の前哨戦に臨むだけに、「不安ですけど、赤井さんが見た時に、組んでいけるって思ってもらえるように頑張ります」とパートナーの赤井が不在の間に自力で何とかしたい思いを口にした。 また、同じ7.9大田区大会で組まれたプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合に向けて王者の中島翔子、挑戦者の辰巳リカがタッグマッチで火花を散らした。 最初で最後の前哨戦で勢いを見せつけたのは辰巳だ。徹底した足殺しと攻撃力抜群のヒップアタックで中島の機動力を削ぎ落とすこと成功。パートナー渡辺未詩との連係も冴え、分断した鈴芽をドラゴンスリーパーで料理した。辰巳は「前哨戦は全て勝つで“全勝戦”。中島翔子を虜にさせた上で狂い咲く」と必勝を誓った。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月27日 11時00分
米マイナー退団・秋山、広島移籍の決め手は2000本安打? 最も縁遠い球団が争奪戦を制した背景は
グラウンド外でも広島の発言力が強くなりそうだ。 6月26日日曜日のプロ野球は、6試合全てデーゲームで行われた。神宮、横浜、ZOZOの関東3試合は全て気温30度を越す“真夏日での開催”となった。 そんな“暑さ勝負”の試合も終盤に差し掛かったころ、衝撃的な一報が飛び込んできた。秋山翔吾外野手が「広島入り」を決断した、と――。 >>広島、米マイナー退団・秋山獲得はマエケン復帰の布石か 球団首脳の発言が憶測を呼ぶ、“友達以上”の関係性に期待?<< 「条件面ではソフトバンクが一番良かったようです。最終的には古巣・西武を選ぶと予想されていましたが」(ベテラン記者) 一報が飛び込んできた時、広島は横浜スタジアムで延長戦を戦っていた。佐々岡真司監督などチームスタッフたちはノーコメントだった。 しかし、夜間になって、秋山、広島双方の関係者が「正式発表は明日以降(27日)だから」と暗に認め始めたのだ。 「秋山が最初に会ったのは、西武でした。『22日に会った』と渡辺久信GMが認めています。広島が秋山と会えたのは最後でした」(球界関係者) 広島が秋山と会談したのは、6月24日。 もっとも縁遠いと思われていた状況を逆転させたのは、「2019年1月22日の出来事」だった。当時、秋山はプロ野球選手会の代表者として、NPBスタッフや12球団出席者と直接協議の場にも駆り出されていた。 「今季中の実施をめざしている現役ドラフトの案が浮上してきた2019年でした。秋山はチャンスに恵まれない若手たちの状況を説明しました。一方的に選手側の意見を言うだけではなく、球団側の反論にも耳を傾けていました。今後の話し合いのポイントも明確にしていました」(前出・同) その事務折衝の場にいたのが、広島・鈴木清明球団本部長だった。同本部長は秋山のクレバーさ、人柄に一目を置いていたという。 「西武時代に指導した河田雄祐ヘッド兼外野守備走塁コーチにも、若手時代の様子を聞いてから今回の交渉に臨んでいます」(前出・同) 秋山がこだわったのは、契約年数。通算安打は1476本。2000本安打達成を目標としており、そのためには契約年数は1年でも多い方が良い。「3年」を提示したのは、広島とソフトバンク。これに加えて、秋山の側からすれば、“数時間”しか会ったことのない鈴木本部長から「人柄も…」と言われ、グラッと来たのだろう。 「現在の選手会の会長は、広島の會澤翼です。會澤が現役ドラフトの事務折衝を引き継いでいますが、制度導入において尽力したのは阪神でした。阪神の発言力が強くなると思っていたら、大逆転です。秋山加入で広島がイニシアティブを握ることになりそう」(ベテラン記者) 来春開催の方向で進められているワールド・ベースボール・クラシック(WBC)においても、秋山の代表復帰に期待する声が出ていた。 広島は首位ヤクルトからまだ1勝しか挙げていない(1勝7敗1分)。ヤクルトを独走させた責任は大きいが、俊足好打の1番バッターを得たことで、一気に巻き返してくるかもしれない。秋山の選択がセ・リーグの戦況も変えてくれそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年06月27日 10時50分
DDT秋山準が樋口和貞と超ど迫力前哨戦「必ずベルトを巻いて遠藤の前に立つ!」
DDTプロレスは25日、神奈川・横浜ラジアントホールで『DRAMATIC DREAM TOUR 2022 in YOKOHAMA』を開催した。 セミファイナルでは、7月3日に東京・後楽園ホールで行われる最強決定トーナメント『KING OF DDT 2022』の準決勝で当たる秋山準と樋口和貞が前哨戦を行った。秋山は岡田佑介と、樋口は坂口征夫とそれぞれタッグを結成。 先発はもちろん秋山と樋口。2人はいきなりはショルダータックル合戦でぶつかり合ったり、場外でも秋山のエルボーに対して、樋口がチョップで一歩も引かず。秋山がエクスプロイダーを出せば、樋口は重いラリアットを打ち込んでいく。試合は岡田に狙いを定めた樋口&坂口が、秋山を岡田から引き離すと、樋口がぶちかましから、怒涛の攻撃で岡田を圧倒。最後はブレーンクロー・スラムが決まりカウント3。前哨戦は樋口に凱歌があがっている。 試合後、樋口は「次、後楽園で準決勝。相手は秋山準。ぶっ倒して、俺がベルトを巻く。今日で行けるって、そういうのは掴んだ。必ず準決勝、秋山準をぶっ倒して。逆のブロック、上野(勇希)か吉村(直巳)か、どっちか分からんけど、上がってきた方を倒して、俺がベルトを巻く。秋山には坂口さんも負けてるし、イラプションとしても、DDTの樋口としても、ここで負けるわけにはいかない。必ず上り詰めて、俺が強さの象徴になって、DDTを引っ張っていく」とかなり手ごたえを感じた様子。 一方の秋山は「あとは準決勝、決勝。絶対勝つから。まだKING OF DDT、優勝したことないから。必ずベルト巻いて、遠藤(哲哉)の前に立つ。(樋口は)元気だよ。俺も元気だから。俺も夏にかけてどんどん元気になってくるから。7月3日なんて、ちょうど元気の真っ盛り」と今トーナメント参加時に誓った「遠藤哲哉の前にベルトを巻いて立つ」という目標は全くブレていない。 上野と吉村も好調を維持しているだけに、秋山は樋口の先も見据えなければならないだろう。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月26日 11時00分
ヤクルト・高津監督、敵選手をわざと骨折させた?「選手生命潰された」の指摘も、大久保氏が現役時代の不可解死球を明かす
野球解説者・高橋慶彦氏(元広島他)が22日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、同・大久保博元氏(元楽天監督)が登場。ヤクルト・高津臣吾監督にまつわる裏話を明かしネット上で話題となっている。 今回の動画で両名はお互いに手掛けている飲食店の話や、現役時代にサインを積極的に書くようになったきっかけなどを話した。その中で、動画スタッフから「あと一つ、デーブさんの気になった成績で、(現役時代に)盗塁1個だけされてるじゃないですか?」と話を振られた大久保氏は、盗塁を決めた試合で現役・ヤクルト時代の高津監督から報復死球を受けたことを明かした。 >>ヤクルト・山田、審判への態度に「ブチ切れてる」驚きの声 左手を上げ厳しい表情で凝視、退場レベルの行動と指摘も<< 大久保氏が生涯唯一の盗塁を決めたのは現役・巨人時代、1993年5月27日のヤクルト戦。「8番・捕手」で先発した大久保氏はヤクルト・石井一久(現楽天監督)からヒットを放ち一塁に出塁したが、石井は大久保氏がそれまで盗塁0だったこともあってか、牽制やクイックなどのそぶりを全く見せず。すると、ヤクルト一塁手・広澤克実(現野球解説者)が「おいデーブ、なめられてんな。全然(一塁)見ないから走っちゃえよ」とささやいてきたという。 これを受け大久保氏は一塁コーチャーの中畑清コーチ(元DeNA監督)に確認をとったところ、中畑コーチも「走っちゃえ!」とGOサインを出したため、大久保氏は二盗を敢行し悠々と二塁を陥れることに成功。ところが、「でも次の打席に高津から死球食らって(左手首)骨折、(全治)3か月」と、次打席に高津監督から長期離脱につながる死球を受けてしまったという。 「(盗塁は)もう二度としないって決めました。そりゃバッテリーも怒るだろうと。『お前は走っちゃいけないんだ』って」という大久保氏。それまで盗塁ゼロだったことを逆手にとったと捉えられ報復死球を受けたのだと考え、これ以降盗塁を狙うことはなくなったと振り返った。 プロ初盗塁が招いた悲劇を知り、ネット上のファンからは「どう考えても無警戒なヤクルト側が悪いのに死球ぶつけるのは理不尽すぎる」などと驚きの声が寄せられた大久保氏。中には、この他にも複数ある理不尽エピソードを引き合いに出しながら同情するコメントも少なからず見られた。 「大久保氏は打力を買われ西武にドラ1で入団したばかりの1985年新人合同自主トレで、特に説明もなく守備・走塁練習ばかりやらせてきた西武・伊原春樹コーチ(当時)に抗議したところ、顔中に縫い目の跡がつくほど硬球でボコボコに殴打されています。また、巨人時代の1993年には心当たりがないのに同僚・桑田真澄(現一軍投手チーフコーチ)からバッテリーを拒否された上、1995年には山倉和博コーチ(当時)から何ひとつ具体的な説明のないまま二軍降格を告げられたことで確執が生じ、これを理由に同年限りで引退を決断するに至っています。今回動画内で明かした話も含め、全て大久保氏が明確な理由なく不利益を被っているということもあり、かわいそうだと同情しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 西武(1985-1992)、巨人(1992-1995)でプレーした現役生活に、わずか28歳の若さで別れを告げている大久保氏。一部からは「訳の分からん冷遇やアクシデントに選手生命を潰された大久保のような選手は二度と出てきてほしくない」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について高橋慶彦氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC0OskCvXSgVsle9WVLbO9lA
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スポーツ 2022年06月25日 17時30分
中日・立浪監督、貧打にいよいよお手上げ? 主砲離脱で深刻化、波留コーチの『檄』も全く効果ナシ
中日ドラゴンズにまた一つ、暗いニュースが流れた。開幕から4番に座り、打線の軸を担っていたダヤン・ビシエドが左肩痛のため選手登録を抹消された。 立浪和義監督の言葉によると、復帰時期については「そういう目安は今、全く分からない」という。長期離脱の可能性もあり、リーグ戦も再開後、仕切り直しのスタートを切った中日にとって大きな痛手だ。 今シーズン、新指揮官のもと再出発を図った中日だったが、現在まで下位に沈んでいる。課題である打線の強化もままならず、チームは浮上のきっかけを掴めずにいる。 チームの総得点数はリーグ最下位(202)、チーム本塁打もリーグ5位(37本)と貧打に喘ぐ中日にとって主砲の離脱はショッキングとも言える出来事だ。先月末には、若きスラッガー石川昂弥が左膝の負傷により長期離脱が発表されており、打線はさらに迫力を欠くことは必至だ(数字は6月22日現在のもの)。 今季、中日にはネガティブな話題が続いている。 チーム成績は5月上旬まで勝率5割付近を維持していたものの、交流戦開始前には借金生活に突入、現在も大きく黒星が先行したままだ。 また、春先から立浪監督の采配を疑問視する声は後を絶たず、中村紀洋コーチの2軍への配置転換や根尾昂の投手転向は物議を醸した。 交流戦の終盤では、今季の中日を象徴するかのような『事件』も。5月23日より1軍打撃コーチに昇格した波留敏夫コーチが交流戦最終戦の6月12日の日本ハム戦、円陣を組んだ選手たちを叱責、罵声とも置き換えられるような言葉を浴びせている。その様子は中継映像に映っていたこともあり、中日ファンからも失望の声が上がったほどだ。 その交流戦、最後は6連敗で終え、そのうち完封負けが3度と、打線の不甲斐なさもあり選手へ強い『檄』を飛ばしたことは容易に想像できる。しかし、リーグ戦再開後の6月17日~22日の5試合では計14得点と、現在も『檄』の効果は現れておらず、波留コーチの行動は現在のチームを覆う雰囲気をさらに悪くしただけだったようにも感じられる。 選手起用、コーチ陣の入れ替えなど、さまざまなテコ入れを図るも、「長打を打てる打者がいない」と立浪監督が嘆くほど貧打が続くドラゴンズ。主軸不在のまま、本格的な夏場の戦いを迎えようとしている。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年06月25日 11時00分
阪神ファンがフロントに「2億円がドブ」と激怒! 不遇の二軍暮らしで物議の選手たち、ヤクルト・内川以上に不可解なケースも?
21日終了時点で「43勝22敗1分・勝率.662」とセ・リーグ首位に立つヤクルト。2位巨人に9ゲーム差と順調すぎる戦いを続ける中、一部で物議を醸しているのがプロ22年目・39歳の内川聖一の処遇だ。 内川は同日終了時点で「.330・2本・22打点」と二軍で好結果を残しているが、本職の一塁や代打枠に空きがないこともあってか、開幕から一度も一軍に呼ばれていない。ファンの一部からは「ここまで数字残してるのに上げないならいつ上げるんだ?」と疑問の声が挙がるなど、高津臣吾監督ら一軍首脳陣の起用法はにわかに注目されている。 >>ヤクルト・内川の処遇に「また問題起こしそう」の声 好調も二軍暮らし続く、2年前の悪夢再来と心配も<< 今季の球界では内川以外にも、開幕から一度も一軍に呼ばれずに物議を醸している選手がいる。 三塁レギュラーとしてチームのリーグ3連覇(2016-2018)に貢献した実績を持つ広島のプロ15年目・32歳の安部友裕は開幕一軍入りは逃すも、二軍では5月24日終了までに「.394・1本・4打点」とほぼ打率4割の数字をマーク。しかし、この間に一軍には招集されなかった上、同日を最後に二軍出場も途絶えている。 理由としてまず考えられるのは故障だが、球団は安部がけがをしたとは発表していない。昨今の球界では球団が選手の故障情報をあえて明かさないケースもあるが、安部の場合は逆に「実は干されているのでは」と勘繰るファンの声も散見される。 楽天のプロ7年目・24歳のオコエ瑠偉は昨年11月に左膝を手術した影響で開幕には間に合わず、4月19日の二軍・ヤクルト戦で実戦復帰。復帰以降は6月21日までに「.348・1本・7打点」と好成績を記録しているものの二軍暮らしが続いている。 外野が本職のオコエだが、楽天の一軍は現在島内宏明、辰巳涼介、西川遥輝の3名で外野レギュラーは埋まっている状況。また、オコエはこれまで実績は乏しい一方、素行面で悪目立ちすることが多い選手であるため、過去に「そろそろ出てこないと彼自身の野球人生が苦しくなってくる」と苦言を呈したこともある石井一久監督が相当厳しい昇格条件を課しているのではという見方もある。 阪神の助っ人・チェンは、一軍でほとんど使われないまま途中退団という結末を迎えている。チェンは阪神加入1年目の昨年6月に左肩痛を抱えてシーズン終了となったが、今季は開幕一軍からは漏れたものの二軍では「7登板・2勝1敗・防御率3.03」と順調な回復ぶりをアピール。しかし、球団は6月21日に一軍先発ローテ枠に空きがない現状では使いどころがないという理由でチェンの退団を発表した。 チェンは2020年オフにロッテを退団後、阪神が中日(2004-2011)、MLB(2012-2020)、ロッテ(2020)で日米通算96勝を挙げた実績を加味して、ロッテ時代の待遇(単年3000万円/推定)を大きく上回る2年2億円(推定)の条件で迎え入れた選手。しかし、けがもあったとはいえ2年で一軍2登板とほとんど出場機会のないまま放出に至ったことで、阪神ファンの間では「2億円がドブに捨てられた、フロントは一体何のために獲って来たのか」といった球団批判も少なからず挙がっている。 チーム事情もあってかここまで二軍生活が長引き、チェンに至っては途中退団となっている上記4選手。チェンの移籍先が見つかるのかも含め、彼らの動向は今後も少なからず注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月24日 22時00分
宇野昌磨、若手の台頭に「置いていかれないよう成長しないと」 メダリストが集結、意気込み語る
23日、日本オリンピック委員会(JOC)のシンボルアスリート、ネクストシンボルアスリート認定式が都内で行われた。 >>全ての画像を見る<< TEAM JAPANのシンボルアスリートは、オリンピックやその他国際大会で活躍し、次世代の日本スポーツ界をけん引していく若手アスリートの中から選ばれる。この日はサニブラウン・アブデル・ハキーム、渡部暁斗、小平奈緒、高木美帆、宇野昌磨、金城梨紗子、見延和靖、阿部一二三、阿部詩、上野由岐子、桃田賢斗、橋本大輝、石川祐希が選出されたことが発表された。 また、次世代を担うTEAM JAPANネクストシンボルアスリートには、柳田大輝、本多灯、北園丈琉、東藤なな子、森重航、河辺愛菜、伊藤麻琴、藤波朱理、木原美悠、古賀若菜、上野優佳、郡司莉子、平野優芽、谷井菜月、小林誠也、青木勇貴斗が選ばれた。 フィギュアスケート男子で平昌、北京五輪2大会連続メダルの宇野(トヨタ自動車)はこの日の認定式に参加し、「自分が成長したいと思える年でした」と昨年を振り返り、「まだまだ成長していきたいです。昨年同様、シンボルアスリートに選んでもらえて嬉しい」と感激の表情。 「僕は24歳。フィギュアスケートの中では、ベテランに入る年齢です。でもこれからもたくさん試合に出て、失敗してもそこからたくさんの学びを得て、次に進みたい」と意気込みを述べる。宇野はまた、「フィギュアはどんどん若い人が出てくる。そんな中、自分も置いていかれないよう成長していかないといけない。まだ自分も成長の余地があると思います。4年後も世界のトップで戦い続けられたら」と次回のオリンピック出場にも意欲を見せていた。 柔道の阿部詩は、阿部一二三と共に兄妹で選出され嬉しそうな表情。「東京オリンピックの舞台に立て、自分の夢が叶った一年でした。嬉しかった」と昨年のオリンピックを振り返る。兄の一二三も次のオリンピックへの意気込みを述べ、「自分自身の夢だったり、目標を持ってそこに向けてしっかり頑張っていきたい」と話した。 レスリングの金城は「オリンピックは競技をやっている以上一番の目標。みなさんのおかげで叶った舞台で、特別な大会になりました」と東京オリンピックを回顧。ネクストシンボルアスリートに選ばれたフェンシングの上野は「メンバーに入ることができて嬉しいです。世界で今後活躍し続けられる選手になり、頑張っていきたい」とコメント。 フィギュアの河辺も「オリンピックの期間は本当に幸せな時間を過ごしました。練習したことを発揮できなかった悔しさもありますが、4年後をめざし今シーズンも頑張っていきたい」と述べ、陸上の柳田も「陸上競技をしている人しか普段交流がないんです。他の競技で活躍をしている人と会うと、自分も負けていられないなっていい刺激をもらえます」とこの日顔を合わせた他競技のアスリートの中で嬉しそうな表情を見せていた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2022年06月24日 20時30分
ヤクルト・寺島の大炎上にファンドン引き、「投げさせた方が悪い」首脳陣批判も 衝撃の13失点の背景は
24日に行われ、ヤクルトが「5-14」で敗れた二軍・西武戦。先発登板したヤクルトのプロ6年目・23歳の寺島成輝の投球がネット上で物議を醸している。 寺島はこの日1回裏、2回裏はどちらも無失点と上々の立ち上がりを見せたが、3回裏に先頭・岸潤一郎に四球を与えると、続くコドラドに先制2ランを浴びる。さらに、そこから1死満塁とピンチを招くと、中村剛也(2点タイムリー二塁打)、渡部健人(3ラン本塁打)、コドラド(タイムリー安打)にそれぞれ痛打され6点を失った。 寺島は直後の4回裏は無失点と立ち直ったように見えたが、5回裏に1死一、二塁からコドラド(タイムリー安打)、長谷川信哉(タイムリー安打)、山村崇嘉(犠飛)、呉念庭(2点タイムリー二塁打)と再び打ち込まれこの回限りで降板。「5回13失点・被安打11・四死球8」と散々な投球成績となった。 >>ヤクルト・内川の処遇に「また問題起こしそう」の声 好調も二軍暮らし続く、2年前の悪夢再来と心配も<< 寺島の大炎上を受け、ネット上には「酷いとかそういうレベルを通り越してもう言葉が出ない」、「完全な独り相撲、長々と守備に就かされた野手陣が不憫でならない」、「四球絡みで走者背負って、そこからつるべ打ちに遭うって失点の仕方としては最悪だぞ」と呆れ声が寄せられた。 ただ、ファンの反応が批判一色というわけではなく、中には「ボコボコに打たれてるのに5回まで投げさせた首脳陣が悪いだろ」、「ここまで打たれた寺島以上に、ここまで投げさせた首脳陣への怒りの方が強い」と首脳陣に非があるとする批判コメントも少なからず見られた。 「同戦の寺島は3回裏に8失点、5回裏に5失点と2つのビッグイニングを作られましたが、失点数を考えると3回裏途中、あるいは終了後から継投に入ることがセオリーではありました。ただ、首脳陣は寺島を降ろさず5回裏まで続投させた結果さらに失点。このことから、今回の13失点は首脳陣の起用法にも責任があると考えているファンも少なからずいるようです。首脳陣が寺島を5回まで引っ張った理由は不明ですが、ヤクルト二軍は現在吉田大喜、金久保優斗など故障なのか登板が途絶えている投手が複数いることを考えると、投手不足を理由に寺島に失点度外視でイニングを消化してもらおうとしたのでは。また、今季の寺島は試合前時点で防御率『6.00』とサッパリな成績なので、奮起を促すためにあえて降板させなかったという可能性も考えられそうです」(野球ライター) プロ入りした2017年以降の二軍登板では、自己ワースト記録となる13失点を喫した寺島。試合前時点から続いていた不振がより深刻化した形だが、大炎上の原因が本人だけにあるのか、それとも首脳陣の責任もあったのかはファンの間でも見方が割れているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月24日 18時30分
巨人・坂本、審判の判定に不満爆発? 吉川も両手で頭抱え呆然、見逃し三振直後の態度に批判も
23日に行われ、「5-7」で巨人が敗れたDeNA戦。「5番・遊撃」で先発した巨人のプロ16年目・33歳の坂本勇人が見せた表情がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「5-7」と巨人2点ビハインドの7回裏1死一、二塁でのこと。一発出れば逆転のチャンスで打席に入った坂本に対し、DeNA4番手・平田真吾はカウント「1-2」から4球目に146キロストレートを投じる。坂本は外角の際どいコースだったこの球を見送ったが、審判からストライクと判定され見逃し三振となった。 ストライク判定の直後、中継では坂本の表情がアップで映し出される。ストライクのコールを聞いた坂本は審判、バックスクリーン方向を一度ずつ交互に見た後、再度審判の方を振り向き「えっストライク!?」というふうに口を動かす。抗議を受けた審判は判定を覆さなかったが、坂本は右手で口元をかきながらぶぜんとした表情を浮かべるなど、判定への不満をにじませベンチへ下がった。 >>巨人・岡本、打席での表情に実況驚き「何か言いたそうな目してる」 退場もあり得たと苦言も、三振直後の一場面が物議<< この坂本の表情を受け、ネット上には「坂本が際どい判定にめちゃくちゃ困惑してる」といった驚きと共に、「気持ちは分からんでもないが、あからさまに不満を態度に出すのは慎むべき」、「今回は特に何もなかったけど、審判次第じゃ退場もあり得るからちょっと考えてほしい」など苦言も寄せられた。 また、ファンの間では二走・吉川尚輝にも注目が集まった。リードを取りながら平田の4球目を見ていた吉川は自身もボールだと感じたのか、ストライク判定を見た瞬間に両手で頭を抱えるジェスチャーをしながら二塁に帰塁。ネット上には「坂本以上に吉川のリアクションが印象的だった」という声が散見された。 7回裏はDeNA3番手・田中健二朗から1死一、二塁のチャンスを作り降板させると、後を受けた平田から岡本和真がタイムリーを放ち坂本に回していた巨人。追い上げムードの状況だったことも坂本、吉川の落胆を大きくした一因になったようだ。文 / 柴田雅人
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キャバクラ通い発覚の朝乃山、このまま現役引退か 虚偽報告に協会激怒、“前例”と同じ手も使用不可能?
2021年05月20日 14時15分
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スポーツ
ドジャースの筒香獲得は2年越しの悲願? デビュー戦では音なしも、首脳陣は打撃以外の部分に期待か
2021年05月20日 11時30分
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DDT秋山準「いい勝負になると思います」6.6さいたまSAでHARASHIMAの挑戦を受けて立つ!
2021年05月20日 11時15分
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大仁田厚新団体旗揚げ戦の日本語実況は若林“恩知らず”健治アナが担当!「プロレスは男の唄」
2021年05月19日 22時30分
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ロッテ・鈴木の決勝ソロ献上で井口監督に批判「案の定負けた」 裏目に出た配置転換に反発相次ぐ
2021年05月19日 19時30分
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ノア丸藤正道、武藤敬司の余裕を消し去ることが出来るか?6.6GHCヘビー王座に挑戦!
2021年05月19日 17時30分
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日本ハム・栗山監督に「愚策のせいで負けた」ファン激怒 敗戦を招いた2度の継投策、本人は他の選択肢も考えていた?
2021年05月19日 15時30分
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首位快走の阪神にいよいよ失速の兆候? 矢野監督のネガティブ発言、佐藤4番起用も完全に裏目か
2021年05月19日 11時00分
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WWEアスカ「あれは私のタイトル」シャーロットにリベンジで再びロウ女子王座獲りへ!
2021年05月19日 10時50分
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「飛沫はダメ!」審判から猛注意、恒例パフォーマンスも封印!『ドリームマッチ』元阪神・掛布氏がMVPに 石原さとみの今年の投法は?
2021年05月18日 21時45分
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二軍降格の日本ハム・中田、まさかのトレード説が浮上? 不自然な抹消に「広島か中日が有力候補」憶測飛び交う
2021年05月18日 18時30分