前日に開催されたPPV「レッスルマニア・バックラッシュ」で、新王者リア・リプリー、因縁のシャーロット・フレアーを相手にロウ女子王座トリプルスレット戦に挑むも、白熱の攻防の末にリアのリップタイドを食らって王座返り咲きに失敗してしまった“女帝”アスカが、ロウで因縁のライバル“女王”シャーロットとの対戦に勝利し、王座再戦を要求する強気のシャーロットに対してドヤ顔で勝ち誇り、1日で復活を果たしている。
シャーロットはバックステージで、「リアと1対1で対戦させて。私はピンフォールされてないから厳密には負けてないわ」と前日のPPV大会に触れながら王座再戦を要求すると、WWEオフィシャルのソーニャ・デビルが「今日、アスカを倒したら考えるわ」と条件を付けた。すると、そこにロウ女子王者リアが現れると、シャーロットは「私がアスカを倒すから近くで観るといいわ。一騎打ちなら私が新王者よ」と強気に王座奪取を宣言した。
試合途中に王者リアが観戦に姿を現す中、シャーロットがバックブリーカーやネックブリーカーを決めれば、アスカもスープレックスやヒップアタック、スライディング・ニーと連続攻撃で反撃してハイレベルな攻防を展開。さらに、アスカはトライアングルやアスカロックとサブミッションを狙うと、エプロンに上がったリアとシャーロットが交錯した隙に、シャーロットを丸め込んで電光石火の3カウント。接戦を制したアスカは、王座再戦を要求していたシャーロットに一泡吹かせてドヤ顔で勝ち誇った。試合後に、アスカは「シャーロットを倒したぞ!リアも見てたでしょ。シャーロットはリアとの王座戦を熱望してたけど、あれは私のタイトルよ」と王座奪還に意欲を示し、再びロウの中心に返り咲くことを諦めない様子。
アスカが次回のPPVに向けて、好調な再スタートを切ったと言っても良さそうだ。
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