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SKE48荒井優希タイトル挑戦に暗雲?「赤井さんに組んでいけるって思ってもらえるように頑張ります」

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荒井優希

 東京女子プロレスは25日、兵庫・神戸芸術センターで『TJPW CITY CIRCUIT~神戸公演~』を開催した。

 次回ビッグマッチ『SUMMER SUN PRINCESS '22』7.9東京・大田区総合体育館大会で、プリンセスタッグ選手権試合、チャンピオンチームのマジラビこと坂崎ユカ&瑞希に、赤井沙希とのタッグで挑戦が決定している荒井優希。

 この日はその前哨戦として、愛野ユキ、上福ゆきとの“ゆき”トリオを結成し、坂崎&らく&遠藤有栖組と対戦。荒井と坂崎にとってはタイトルマッチの前哨戦だ。

 試合は荒井が坂崎にビッグブーツからエルボーを放ち、成長の爪痕を残そうとするも、坂崎は実力差を見せつけるかのような鋭いエルボーを放つなど、誰が見てもその差は歴然としていた。試合は愛野が遠藤をヴィーナスDDTで下し、ゆきトリオが勝利を収めたが、荒井の表情は晴れやかなものではなく、坂崎との力の差を痛感した様子。

 「あと2週間で力も、他のところでも対抗できるように頑張りたい」と話すのが精いっぱいだった。26日の福岡・西鉄ホール大会では坂崎&瑞希を相手に最後の前哨戦に臨むだけに、「不安ですけど、赤井さんが見た時に、組んでいけるって思ってもらえるように頑張ります」とパートナーの赤井が不在の間に自力で何とかしたい思いを口にした。

 また、同じ7.9大田区大会で組まれたプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合に向けて王者の中島翔子、挑戦者の辰巳リカがタッグマッチで火花を散らした。

 最初で最後の前哨戦で勢いを見せつけたのは辰巳だ。徹底した足殺しと攻撃力抜群のヒップアタックで中島の機動力を削ぎ落とすこと成功。パートナー渡辺未詩との連係も冴え、分断した鈴芽をドラゴンスリーパーで料理した。辰巳は「前哨戦は全て勝つで“全勝戦”。中島翔子を虜にさせた上で狂い咲く」と必勝を誓った。

(どら増田)

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