対 東北楽天ゴールデンイーグルス
兵庫・ほっともっとフィールド神戸
6月28日
●オリックス(宮城)2-4(則本)東北楽天○
6月29日
○オリックス(田嶋)6-1(岸)東北楽天●
対 北海道日本ハムファイターズ
北海道・札幌ドーム
7月1日
●オリックス(山岡)1-2(上沢)千葉ロッテ○
7月2日
●オリックス(山本)0-5(伊藤)北海道日本ハム○
7月3日
○オリックス(山崎福)7-3(杉浦)北海道日本ハム●
※カッコ内は先発投手。
※77試合、37勝40敗0分けの5位。首位の福岡ソフトバンクホークスとは7ゲーム差。
先週のオリックスは2位の楽天と1勝1敗だったが、得意としている最下位・日本ハム戦を山岡泰輔、山本由伸の好調な2人で落としたのは痛かった。だが、主砲の吉田正尚に当たりが戻ってきており、シーズンも折り返しを迎えて借金3。まだ優勝の射程圏内に入っていると言っていいだろう。
29日の楽天戦、7回1失点の好投で今季4勝目を挙げた田嶋は、前回完封勝利に続く好投だった。「前回が良すぎたと言いますか、ちょっとプレッシャーがあったところもありましたけど、しっかり試合を作れましたし、チームに迷惑をかけるようなことにはならなかったので、ちょっと安心しました」と語る。
「反省するところがいっぱいあったんですけど、なんとかチームの勝利に貢献できてよかったです!次の1点を与えなかったところはよかったと思いますが、まだまだ練習が足りないと思うので、もっと頑張ります!」と謙虚。「(5回のピンチの場面は)真っすぐでしっかりと抑えることができましたし、よかったと思います。(吉田正のホームランは)皆さんが思っている通り、“すごい”という言葉しか出ないですし、いつも助けていただいているので、僕もチームに貢献できるように頑張っていきたいと思います!もっともっとファンの皆さんに勝利を届けていけるように頑張っていきます」とコメントした。
この試合で逆転ホームランを含む2安打3打点の活躍を見せた吉田正は「甘いところに来る一球を狙っていましたし、しっかりとその一球を仕留められたので、本当によかったです!(感触も)よかったです!ピッチャーも頑張っていましたし、(中川)圭太がノーアウトから出てくれて、なんとかこの回、点が欲しいという場面で、結果的にホームランになってくれたので、勢いに乗れたかなと思います」と振り返った。
「いい場面もありながら、なかなか打てない時もありますけど、なんとか最低限できることを心がけて、日々、毎打席向かっていますので、その結果が今はいい方向に向いているのかなと思います。まだ借金がありますので、早く返済して、なんとか上位に食い込めるように、一戦必勝で戦っていきます」とさらなる飛躍を誓った。
3日の日本ハム戦では、安達了一が連敗中のチームに勢いを与える先制タイムリーを放ち、7回にも貴重な追加点となるタイムリーを放つなど、チームの勝利に貢献する2安打2打点の活躍を見せた。
先制タイムリーの場面について「何も考えてないですね」と笑いを取ると「とにかく先制点が欲しかったので、打ててよかったです!感触もよかったですし、(ファールゾーンに)切れないでくれてよかったです!(チーム全員で)とにかく勝つことを意識してやっていました!(7回の場面は)特に何も考えてないですね(笑)。チャンスの場面だったので、なんとか打って点を取りたいと思って打席に入っていました。(今日勝てたので)この流れに乗って、明後日からも頑張っていきたいと思います。明後日も勝ちます!」と誓った。ベテランとして今年もチームを引っ張っていく。
今週のオリックスは5日から大阪・京セラドーム大阪で埼玉西武ライオンズと3連戦。8日に京セラドームで千葉ロッテマリーンズと戦い、9日からはほっと神戸に球場を移して同カードの2連戦を行う。
(どら増田 / 写真・Rinco)