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プロ野球公式戦再開、オリックス山本由伸がノーノー達成も西武に負け越し首位と8ゲーム差の5位!

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山本由伸

【オリックス・バファローズ戦績 6.17-6.19】
対 埼玉西武ライオンズ
埼玉・ベルーナドーム

6月17日
●オリックス(山岡)2-4(高橋光成)埼玉西武●

6月18日
○オリックス(山本)2-0(平井)埼玉西武●

6月19日
●オリックス(山崎福)2-3(與座)埼玉西武○

※カッコ内は先発投手。
※67試合、31勝36敗0分けの5位。首位の福岡ソフトバンクホークスとは8ゲーム差。

 6連勝からの5連敗で、交流戦を8勝10敗の9位で終えたオリックス。17日からベルーナドームに乗り込んで西武との3連戦に臨んだが、打線が振るわず初戦を落として6連敗。しかし、2戦目ではエース山本由伸が今シーズン4人目、自身初のノーヒット・ノーランを達成した。

 山本は「9回まですごく集中して、ドキドキしながら投げたので、喜びがすごく大きいですね。チームは連敗してたんですけど、とにかく自分のできる仕事を全力でやろうと思ってました。立ち上がりすっといい感じに入れたのでそれが最後までいい流れになった。今日はすごく打たれる気がしてたので、最後まですごく緊張しました。久しぶりに若月(健矢)さんとバッテリー組むことになったので、そこは若月さんに任せて、信じて投げられました」と振り返った。

 5回、唯一の出塁となった四球を与えた場面については「フォアボールを出してしまったので最悪だなと思って、なんとかギリギリ切り替えられました。粘り強く投げてたら、点を取ってくれると思ってたので、先制点取ってもらえて、すごく投げやすかったです」という。「応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。皆さんの応援で、こういった自分の実力以上の成績が出せました。本当に感謝してます。また頑張りますので、ぜひ見に来てください。ありがとうございました!」と笑顔を見せた。

 試合後の会見では「今はまだあまり実感があるわけではないですけど、徐々に湧いてきていますね。率直な感想はほっとした感じですかね。9回を投げていた時もドキドキしていましたし、こんなに最後まで緊張するものなんだなと投げながら思っていました。ブルペンではばらついていたんですが、試合に入ってから力みが取れましたし、どんどん打たせていこうと思っていたので、それがいい結果につながったんじゃないかなと思います。今日もチームが連敗をしていたので絶対に勝ちたかったですし、今日みたいに悪い流れを止めたり、チームをいい流れに乗せられたり、そういう選手になっていけるように頑張っていきたい」と語っていた。

 この流れにチームは乗って行きたいところだったが、3戦目は吉田正尚にタイムリーが飛び出すも先発の山崎福也が4回を投げ、被安打3、奪三振5、失点3と不調。2点のリードを守りきれなかった。「チームが先制、中押しといい形で得点を重ねていただけに、あの回で勝ち越しまで許してしまったことが悔しいですし、2アウトからフォアボールを出してしまったところや、慎重になり過ぎて自ら苦しいピッチングにしてしまったことを反省しないといけません」とコメントした。
 
 チームは21日から京セラドーム大阪に戻り、首位のソフトバンクと2連戦を戦う。

(どら増田 / 写真・Rinco)

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