search
とじる
トップ > スポーツ > 『THE MATCH』裏MVPはK-1ファイター芦澤竜成、YA-MANに敗れるも「いい仕事したわって感じ」

『THE MATCH』裏MVPはK-1ファイター芦澤竜成、YA-MANに敗れるも「いい仕事したわって感じ」

pic pic

芦澤竜成

 イベント終了後もまだまだ余韻が冷めない格闘技メガイベント『THE MATCH 2022』東京ドーム大会。実際、那須川天心と武尊の頂上決戦で6万人近くの観客を集めたわけだが、対抗戦がズラリと並んだアンダーカードの中でも、前日の計量から乱闘騒ぎを起こし、大会セレモニーでもバチバチ。さらに試合も壮絶なKO決着と、高評価を得たのがRISEのYA-MANとK-1の芦澤龍成による一戦だろう。特にオープンフィンガーグローブという相手の土俵に乗った上で敗れた芦澤に称賛の声が多い。

 芦澤は「普通に、俺の負けっすね。だけど別に、またやるよ普通に。こんなんで俺折れないし。なんかこう、普通に完敗。アイツ強かった、それだけ。(イメージの違いは)ないですね。一緒ですね。一緒っすけど、もっと打ち合ってくるかと思ったら、あっちの方が冷静だったっすね。俺より。はい。あいつ練習してきたんですよ。(東京ドームは)最高だね、最高。俺がやるだけの大会。俺はファイターとしてね、アンチも多いし、ファンも多いけど、俺がやられるところを見たい。いい仕事したわって感じ。色々考えてることがあるんで、楽しみにしてください。勝っても負けても考えてることがあったんで。楽しみにしててください」と敗れた選手とは思えぬ発言に会見場もザワついていた。

 試合に関しても、「先にあいつの攻撃が俺に当たっちゃっただけだと思うんでね。俺のやりたいプランにハマれば俺が勝ってたし、まあ、先に当てられちゃったなって感じ。まあ俺はね、やられても行くからね。芦澤竜誠見せるから。ルールでは負けたけど、別に負けてないし。(オープンフィンガーは)最高でしたよ。最高だったっすね。普通にお前強かったね、くらいの感じですね。真面目じゃないですか、あいつ。格闘家として真面目にやってきたじゃないですか。俺の方が真面目じゃなかったのかって感じです。まああと、あいつの方が単純に頑張ったんですよ。今回死ぬ気で練習したんですよ。俺、ちょっとそれ違かったなって思って。でも必ずやるっす。普通に練習とかじゃなくて、あいつの方が強かっただけの話ですね。ただ、次やったら次勝てるしって思ってるんで。今回の試合は負けたけど、別に終わりじゃないし、これからもやるんで。大丈夫です、俺は。余裕です」とメインで敗れた武尊とは真逆だった。

 試合後にはYA-MANと会話を交わしていたが、「お前強かったよ、って。お前の勝ちだよって話ですよね。ただし、次やったら俺が勝つよ」と話したそうで、憎しみや怒りは「ないっすね。ファイターじゃないっすか、あいつも。俺もファイターなんで、ファイターとしてやられるのも仕事だし、勝つのも仕事なんで。俺が一番東京ドームブチ上げたんじゃないですか」と「東京ドーム男」を自負していた。芦澤の存在は今大会に背を向けた元K-1の皇治も認めており、今後も芦澤の動向を注視したい。

(どら増田)

関連記事

タグから探す


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ