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K-1・5.23大田区で女子最強対決に臨むMIO「自分はK-1ルールでも通用すると言いたい」

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MIO

 5月23日に東京・大田区総合体育館で開催される[スーパーファイト/K-1女子アトム級/3分3R・延長1R]で菅原美優と対戦する、元シュートボクシング選手で今回がK-1で3試合目となるMIOが代表取材に応じた。

 MIOは3月の「K'FESTA.4~Day.2~」でのK-1第2戦は、プロ無敗の山田真子に快勝したが、「自分の持ってる実力をやっと少しお披露目できたなと思って本当に嬉しかったです」と笑顔。「K-1デビュー戦の時に出た課題を見つめ直して、いろんな人に“こういう時どうしたらいいんだろう”と分からないことを聞いて取り入れたことが良かったと思います。(具体的には)一番は距離感ですね。後は実戦不足もあったので、今はスパーリングの出稽古にも行かせてもらっていて、それが身になったのかなと思ってます」と初戦の課題をしっかりとクリア出来たようだ。

 「K-1ルールは(シュートボクシングと)全然違うので、正直私もビックリしました。K-1は変に駆け引きしちゃうより、もうガツン!と前に出ちゃった方がいいなと思います」と語るMIO。ボクシングの世界王者でもあった山田からパンチで2度もダウンを奪ったが、「個人的に山田選手は正直アトム級で一番強いんじゃないかと思っていたのですが、体重の差なのかパワーを感じることはなかったですね」と戦前に抱いていた印象とは違った様子。

 次戦は過去最軽量での試合=女子アトム級(-45kg)になるが、「減量は大丈夫かなと思ってます。前回(-46kg契約)も全然食べながら落とせたので、もしかしたら女子アトム級がベスト階級なのかなとも思ったりしています。実際に前回はすごく身体が軽くて、動きも良かったので、感触は良かったです」とのこと。対戦相手のKrushアトム級王者でもある菅原美優とは会見で顔を合わせた。「身長がかなりあるなと思いました。相手に上手く入らせず、自分の距離で戦ったらかなり強い選手だと思います。でも今まで高身長の選手とも戦ってきたのでそこまで意識せず、自分らしく戦いたいなとは思います」と身長差を気にせず自分のスタイルを貫く考えだ。

 最後にメッセージを求められると、「前回いい形で勝つことができたのですが、まだK-1の戦い方を習得したとは言いきれないので、しっかりKrush王者に勝って堂々と『自分はK-1ルールでも通用する』と言いたいです。まだみんな私のことを半信半疑だと思うので、次の試合でK-1ルールでの自分の実力を証明したいです。K-1での3試合目がすぐ組まれて、すごく嬉しいです。しかも相手がKrush王者の菅原選手ということで、かなり注目を浴びるカードだと思います。その中で期待以上の試合をして、倒して勝って自分の強さを証明したいと思います」と力強く語ったMIO。強敵相手に存在感を示すことが出来るのか注目である。

(どら増田 / 写真(C)K-1)

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