スポーツ
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スポーツ 2022年11月16日 11時00分
中日、涌井獲得も新たな問題浮上? 立浪監督が直接動く新助っ人補強は難航必至か
「助っ人」はまだか? 11月15日、中日・阿部寿樹内野手と楽天・涌井秀章投手の交換トレードが成立し、両球団から発表された。 その直後、ナゴヤ球場内にある球団施設から出てきた加藤宏幸球団代表が取材陣に囲まれた。涌井獲得の意図などを答えた後、返答に窮する場面も見られた。 >>中日・阿部のトレードにファン激怒「来年も最下位確定」 貧打深刻も好打者を放出した背景は<< 「阿部は本塁打、打点はチーム2位。チームの攻撃面は大丈夫か?」 加藤代表はひと呼吸を置いてから若手起用のチーム方針などを説明していたが…。 「現在、立浪和義監督がドミニカ共和国に渡り、新外国人選手を探しています。自らの眼で確かめ、大砲タイプを連れて来る、と」(チーム関係者) 中日の今季総本塁打数は「62」。12球団ワーストである。ヤクルトの村上宗隆が56本だから、中日打線の爆発力は村上一人とほとんど変わらないわけだ。 先発投手の強化も補強ポイントに挙げられていたので「涌井獲得」は間違っていない。しかし問題は、クリーンアップも任されていた阿部以上の新外国人選手を発掘できるかどうかだ。 「かつて中日は、日本球界にも適応できる外国人選手を見つけ出すことに長けていました。でも、そのルートも途絶えてしまい…」(名古屋在住記者) 一軍監督も務めた森繁和氏がオフになると、ドミニカ共和国に行き、ウインターリーグを視察していた。立浪監督は森氏の「自分の眼で見て、確かめて」のやり方に倣ったのだ。 立浪監督の熱意は分かったが、こんな指摘もある。 「どの球団も外国人選手の獲得調査が遅れています。変化球の多い日本球界に適応できるタイプが少なくなっているせいもありますが、本当の理由は『円安』です」(在京球団スタッフ) 昨年オフは、1ドル120円前後で推移していた。現在は150円台まで付け、1ミリオンダラーは1億5000万円台ということになる。 前出のチーム関係者によれば、中日は「1ミリオンダラーで2人の新外国人選手を獲得したい」とのことだが、立浪監督が「欲しい!」と思った選手は、当然、メジャーリーグスカウトの眼にも止まっている。選手側にすれば、「わざわざ日本に行くよりも、MLBマイナーで昇格のチャンスを」と考えるので、交渉も巧く行かないだろう。 「1ドル=150円台」のレートを指して、こんなボヤキも聞かれた。 「昨年オフは120円前後、新外国人選手が1ミリオンダラーを要求してきたら、日本の球団は自動的に3000万円も損をするんです」(前出・在京球団スタッフ) ちなみに、楽天に放出した阿部の今季推定年俸は3600万円。新外国人選手に打線強化の活路を見出そうとした立浪ビジョンは、良策とは言えないだろう。もっと言えば、涌井の推定年俸は1億1000万円。中日球団は経営が苦しいと聞いていたが? 「ドラフト会議の1位指名にしても、立浪監督は自身で結論を出そうとし、ギリギリまで映像資料を見ていました。外国人選手の補強まで背負い込むことはないのに…」(前出・名古屋在住記者) 性格的なものもあるのだろう。立浪監督は来季勝敗の全責任を負うことになる。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月15日 19時30分
中日・阿部のトレードにファン激怒「来年も最下位確定」 貧打深刻も好打者を放出した背景は
プロ入りした2016年から中日でプレーし、今季までに「507試合・.261・35本・203打点」といった通算成績を残しているプロ7年目・32歳の阿部寿樹。15日、楽天のプロ18年目・36歳の涌井秀章との交換トレードが成立したと中日が発表した。 球団公式サイトはこの日、「本日(11月15日)、中日ドラゴンズ 阿部寿樹選手と東北楽天ゴールデンイーグルス 涌井秀章投手のトレードが成立しましたのでお知らせいたします。」と発表。また、「7年間中日ドラゴンズでお世話になり、人間としても野球人としても成長させてもらいました。本当に感謝しかありません」といった阿部のコメントも掲載されている。 今季の阿部は前半戦は二塁、後半戦は三塁で主にスタメン起用され、打撃では「133試合・.270・9本・57打点」をマーク。本塁打・打点はともに主砲・ビシエド(14本・63打点)に次ぐチーム2位の数字だった。 >>中日・立浪監督、京田の処遇に批判「嫌がらせだ」 実戦参加希望も無視? 秋季練習後コメントが物議<< 今回のトレード発表を受け、ネット上には驚きの声と共に「ただでさえ貧打に苦しんでるのに阿部放出は意味不明」、「ビシエドの次に打ってた打者をトレードってフロントは何考えてんだ」、「投手はテコ入れしなくても十分だろ…これじゃ来年も最下位確定だな」といった批判が寄せられた。 今季「66勝75敗2分」でリーグ最下位に沈んだ中日はチーム防御率(3.28)、先発防御率(3.46)、救援防御率(2.93)がいずれもリーグ2位と投手陣は奮闘した一方、打線はチーム打率(.247)がリーグ4位、得点数(414得点)、本塁打数(62本)が最下位と深刻な貧打にあえいでいる。今オフは打力底上げが急務という現状の中、なぜチーム屈指の好打者である阿部をトレード放出したのかと、首をかしげたファンも少なくないようだ。 「今回トレードされた阿部は主に二、三塁を守っている内野手ですが、今季後半はほぼ三塁で起用されていたこと、チームが今年のドラフトで二塁手を3名獲得したことを踏まえると、現在は三塁手として位置づけられていたものと思われます。ただ、現チームの三塁には高橋周平、石川昂弥と阿部の他にも有力な打者はいますので、フロントは阿部放出で打力が落ちるデメリットよりも、通算154勝と実績豊富な涌井の獲得で投手層が厚くなるメリットの方が大きいと判断したのでは。また、今オフの球団は立浪和義監督が直接ドミニカ視察(11月11~22日の予定)を行うなど新助っ人補強に力を入れていますが、こうした外部補強にめどが立ったことで阿部放出に至った可能性も考えられます」(野球ライター) 15日の報道では同日に取材に応じた楽天・石井一久監督兼GMが、中日側から持ちかけられたものと明かしたことも伝えられている今回のトレード。阿部放出の是非は今後どのような補強をするかにも左右されそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月15日 17時30分
新日本エル・デスペラード「オレとキッちゃんのタッグをこの1回で終わらせる気もない」スターライト・キッドとのタッグ継続強調!
新日本プロレスは、「新日本プロレス×STARDOM」史上初の合同興行として注目を集めている『Historic X-Over』11.20東京・有明アリーナ大会の会見を開いた。第4試合でミックスド8人タッグマッチ、タイチ&金丸義信&中野たむ&なつぽいと、エル・デスペラード&DOUKI&スターライト・キッド&渡辺桃が対戦するが、デスペラード&キッドのマスクマン&マスクウーマンコンビは早くも息がピッタリだ。 キッドは「この大会のメインはIWGP女子、らしいけど新日本プロレスとスターダムの合同興行なんだから、一番目立たないといけないカード、ミックスドマッチでしょ?その中での唯一の8人タッグマッチ。ようやくデスペっちとSLKがタッグを組めて。そして桃とDOUKI選手もいて、豪華な豪華な8人タッグマッチですけど。メルティア(たむ&なつぽい)をぶっ潰しにいくのはもちろんじゃん?うちらはタイチ&金丸にもケンカ、売りに行くつもりなんで」とヒールユニット大江戸隊の一員としてラフファイトも辞さない考え。桃も「何かタイチは蹴り使ってるの見たことあるから。私も蹴り使うからね。あんなショッパイ蹴りに負けず。女子の蹴りをしっかり堪能してもらえればな〜と思いま〜す」と堂々の挑発コメントしている。これを聞いたキッドは「じゃあ、アタシは金丸?足を潰しにいっていいですかね〜。あんなイチャラブしてるタッグにこっちの4人が負けるわけがないですよ」と勝つ気満々。 デスペラードは「向こうの女子お二人が“男子二人”を的にするということなので、こっち男子二人は“女子二人”を的にしようと思います。でも、ルールがアレなんだろ?」と男子は男子、女子は女子同士しか闘えないというルールに言及するも、キッドは「そんなルール知らないし」と語り、桃も「関係ない関係ない」と暴走モードの大江戸隊をデスペラードは「まあまあまあ、でもそこはやっぱりアレなんですよ。反則は……ルール上規制されていることはレフェリーに見せないでやるからおしゃれという持論がありまして。普通に『男女が殴り合って大丈夫ですよ』ってルールよりはゲーム性が高い、もうちょっと頭を使うルールになるなと思ってるけど、どうしても個人的にはリングに上ったら男も女もレスラーって名前がついてたら一緒じゃん?」とその場を収めた。 デスペラードはメキシコで「男性レスラー、女性レスラー、ミゼットレスラー、エグゾティコレスラーという多種多様なカルテットの素晴らしい8人タッグ戦も観た。そこに(男女を)分ける必要って何かしら?っと思いつつ、求められてることはじゃあ、今回は『触んな』って言われてんだったら今回は触りませんよ、レフェリーが見てる前ではな」と語ると、キッドは「うちら全方位に意識を向けているということで、試合はもちろんですけど、入場から最後までしっかりこの4人にふさわしいものをお見せしていきたいなと思っています」と自信がある様子。 デスペラードは「オレとキッちゃんのタッグをこの1回で終わらせる気もない」としており、キッドも「私たちのタッグはここが始まり」と話していることから、1回限りのお祭りマッチにはならない可能性が高い。(どら増田)
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スポーツ 2022年11月15日 15時30分
大関・貴景勝、琴ノ若戦勝利に「改心したのか」と驚き? 過去対戦では格下相手の“暴力相撲”が問題に
14日に行われた大相撲11月場所2日目。今場所2勝目を挙げた大関・貴景勝の相撲内容がネット上で話題となっている。 前日まで「1勝0敗」の貴景勝はこの日、「0勝1敗」の平幕・琴ノ若と対戦。立ち合い貴景勝は体勢低く琴ノ若の胸にぶつかると、回転のいい突っ張りで上体を起こしにかかる。琴ノ若は下からあてがいながら防戦したが、意に介さず懐に潜り込んだ貴景勝は一気に土俵際へ押し込んだ。 押し込まれた際に右を差していた琴ノ若は逆転を狙いすくい投げを試みたが、貴景勝は体勢を崩しながらも、琴ノ若に体を預けるように最後まで押しきって勝利。2021年11月場所以来となる初日からの連勝スタートを決めた。 >>大関・貴景勝に貴闘力氏が「大して強くない」と酷評 過去には白鵬も苦言、突き押し一本のスタイルはもはや限界か<< 格下相手に正攻法で完勝した貴景勝だが、ネット上には称賛の声と共に「ここ最近の対戦では一番まともな相撲内容だな」、「琴ノ若戦で顔面張り手しなかったのは久しぶりじゃないか」、「もしかしてみっともないって批判を聞いて改心したのか?」といった取り口に注目するコメントも少なからず見られた。 「貴景勝は2022年7月場所から今場所まで3場所連続で琴ノ若戦に勝利していますが、7月場所の対戦では顔面に右フックのような強烈な張り手を見舞った上、押し出しで勝利した直後に琴ノ若の胸を強く突いてダメ押し。9月場所でも顔面への張り手を5回以上繰り出した後にのど輪で土俵下に押し出しと、乱暴な相撲が続いたことで批判を受けています。理由については貴景勝にとって琴ノ若は埼玉栄高校時代の1年後輩で番付上でも格下であること、その琴ノ若が2022年3、5月場所の対戦で、格下が格上相手に行うのは好ましくないとされる顔面張り手を繰り出してきたことが理由ではという見方もされていました。ただ、今回は相手の上体を起こして押すというセオリー通りの相撲内容だったため驚いたファンもいたようです」(相撲ライター) 取組後は「しっかり準備してきた。あすもしっかり準備したい」と、特に感想は語らず次戦に目を向けたという貴景勝。過去2場所とは違う勝ち方を本人はどのように感じたのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月15日 11時30分
東京女子プリンセスタッグ王者SKE48荒井優希が地元・京都で凱旋勝利!「もっと成長していきたい」
東京女子プロレスは13日、京都KBSホールで、名古屋を拠点にする人気アイドルグループSKE48のメンバーで、東京女子プロレスでプロレスラーとしても活躍する荒井優希の凱旋興行『TJPW CITY CIRCUIT AUTUMN~荒井優希地元凱旋興行~』を開催した。 荒井のプロレスラーとしての地元凱旋は実に1年ぶり。今回はプリンセスタッグ王座のパートナーで、同じ京都出身の赤井沙希(DDT)との“令和のAA砲”を結成し、渡辺未詩&原宿ぽむと対戦。試合は、AA砲が渡辺にダブルのビッグブーツを見舞うなど好連係を披露。荒井は渡辺の開花式ジャイアントスイングでぶん回され、原宿のスネ蹴り、エプロンでの「ぽむ・ど・じゃすてぃす」を食って劣勢に回る場面もあったが、赤井が救出すると、荒井が原宿をサソリ固めで絞め上げるも、渡辺がカット。AA砲は渡辺にダブルのフェースバスター、ダブル新人賞を繰り出して場外に排除して、ここを勝機と見た荒井は原宿にフルネルソンバスターから必殺のFinallyを放つとカウント3。荒井が1年間の成長を地元のファンに見せつけている。 試合後、愛野ユキとらくが登場。らくが「私はベルトに何度も挑戦してきたけど、一度も手にしたことがありません。だから、そのベルトがどんどん遠い存在に感じてきました。最近ユキさんと組むことが多くて、勝利も確実に掴んでいて。今日覚悟が決まりました」と語ると、愛野は「らくの頑張る姿や言葉は、私の背中を押してくれて。らくと一緒だったら、強さもあって華やかな赤井さんにも優希ちゃんにも勝てると信じてます」とアピールし、らくは「私たちもそのベルトを持って輝きたい。そのベルトにきれいな車窓を見せてあげたい」とプリンセスタッグ王座へ挑戦表明。 これに対して、赤井が「優希ちゃん、どうする?」と尋ねると、荒井は指でOKサイン。赤井は「リーダーがOKということなんで、挑戦させてあげるわ。次の後楽園が11月27日。そこでこのベルトを懸けて試合しましょう」と受諾。大会終了後、同団体から11.27東京・後楽園ホール大会での王座戦決定が発表されている。愛野とらくが退場すると、荒井は「1年ぶりの京都大会で、ベルトを持って赤井さんと一緒に帰って来れてうれしいです。勝つことができました!(チケットが)完売ということでたくさんの方が来てくださって、ありがとうございます」と感謝のマイク。赤井から「また来年も、チャンピオン同士で凱旋できたらいいね」と振られると、荒井は「また帰ってきたいです。前回の京都より今回、今回より次ということで、もっと成長していきたい」と気を引き締めていた。◆東京女子プロレス◆『TJPW CITY CIRCUIT AUTUMN~荒井優希地元凱旋興行~』2022年11月13日京都・KBSホール観衆 308人(超満員札止め)▼メインイベント(20分1本勝負)赤井沙希&○荒井優希(18分34秒 体固め)渡辺未詩&原宿ぽむ●※Finally(どら増田)
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スポーツ 2022年11月15日 11時00分
阪神・岡田新監督、岩貞を先発に配置転換? ブルペンリーダーの代役はビハインド要員から抜擢か
「岡田改革」の中で、一番強い影響力をもたらすのがこのコンバートだろう。 左のリリーバー、阪神・岩貞祐太を来季、先発に再転向させるという。 「前向きに考えると、本人には伝えてあったようです。岡田彰布監督が熟考し、先発再転向が決まりました」(在阪記者) >>阪神・岩貞は「絶対先発タイプ」 球界OBがリリーフ投球の問題点を指摘、配置転換の経緯から疑問も<< 大山悠輔を一塁、佐藤輝明を三塁で固定するビジョン。中野拓夢の二塁コンバートなど“チーム改革”が進められている。 今回の岩貞の先発再転向は“地味”に見えるかもしれないが、決してそうではないのだ。 「岩貞はチーム事情で先発からリリーフに配置換えとなりました。でも、ブルペンをまとめてきたのは岩貞なんです。ブルペンリーダーがいなくなるわけですから…」阪神情報に詳しいプロ野球解説者がそう言う。 先の「熟考して」の情報と異なるが、「予定通り」と話す関係者もいた。 岩貞は今季、国内フリーエージェント権を取得した。クライマックスシリーズの終了を待たずに「DeNAが興味を持っている」の一報も流れた。最終的に権利行使しないままでの残留が決まったが、 「慰留説得の交渉中に、先発か、リリーフかの起用法に関する話も出たんです。岩貞自身、先発でやりたいとの思いも強かったようです」(関係者) と、慰留条件の中に“先発再転向”が出ていたという。 「岡田監督が解説者時代に『岩貞と岩崎優は先発向き』と話していたのは本当です」(前出・在阪記者) しかし、監督就任後、「(中継ぎとしての調整法が)身体に染み付いているかも」と懸念していたそうだ。 「熟考した」とされるのは、先発再転向後の調整に不安があったからだろう。「岩貞が先発に回るとなれば、次のブルペンリーダーは誰になるのか? その目星がついたから、岡田監督も先発再転向を決められたんだと思います」(前出・同) 年齢的に考えれば、新リーダーは岩崎だろう。ただ、岡田構想では岩崎はクローザーではなく、セットアッパーで使うそうだ。「湯浅(京己)を育てていく」との声が多く聞かれたが、別の投手が出てくるかもしれない。 ブルペン入りした11月3日のことだ。「ええなあ」としきりに褒めていたのが、石井大智だった。 しばらく石井の投球に見入った後、メディアの前に出てきたが、「ホンマ、見たら分かるやろ?」と興奮気味に喋っていた。 石井は2年目の右腕、今季は18試合に登板したが、そのほとんどが負け試合だった。岡田監督の様子から、勝ちゲームでの要所で使ってくるだろう。 「岡田改革はチームを根底から変えようとしているのではなく、選手の適材適所を考え直そうとしているのかもしれません。重要な役どころを与えたら伸びるタイプもいれば、負担を減らしてやったら、見違えるように活躍する選手もいます」(前出・プロ野球解説者) 岩貞という“ブルペンリーダー”の抜けた穴は大きい。2023年のクローザーもまだ決まっていない。岡田監督の試行錯誤はもうしばらく続きそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月15日 10時50分
DDT赤井沙希がアジャコングの猛攻に耐えて、坂口征夫の隙を突きアイアンマン王座奪取!「最多防衛記録を狙います」
DDTプロレスが13日、『D王 GRAND PRIX 2022 in Kyoto』京都・KBSホール大会を開催した。 メインイベントでは、昼間開催された東京女子プロレスに続いて、地元・京都出身の赤井沙希がダブルヘッダーで出場。赤井は坂口征夫&HARASHIMAと強力トリオを結成し、アジャコング&上野勇希&勝俣瞬馬と対戦。 試合は、勝俣が幼少期にアジャに抱っこされたことがあり、約25年後のタッグ結成で、アジャ風ペイントを施してリングイン。赤井は場外でアジャに観客の傘で殴られたり、バックドロップ、裏拳を食らうなど、凱旋試合とは思えぬぐらい普段より厳しく、手荒い攻撃を受けた。それでもアジャにエルボー、張り手の連打、ミドルキック、ビッグブーツを叩き込んでいくと、場外の上野と勝俣めがけてダイブ。上野とも激しくやり合う。リングでは、坂口が勝俣を飛びつき三角絞めで極めると、アジャが一斗缶攻撃でカット。さらにアジャは坂口を一斗缶で殴打しようとするも、これが勝俣に誤爆。そこを逃さなかった坂口はハイキックから、神の右膝を叩き込んで3カウント。赤井が凱旋勝利を収めている。 この結果、勝俣が前日の大阪大会で、竹下恵子さん(竹下幸之介の母)から色仕掛けでアイアンマンのベルトを譲渡されていたため、ベルトは坂口の手に渡った。ところが、坂口がベルトを掲げて勝ち名乗りを受けていると、背後から味方の赤井がスクールボーイで丸め込んで3カウントを奪取。赤井が地元でタイトル戴冠も成し遂げたのだ。赤井は「どんな時も隙を見せちゃいけないって、教えてくれたのは坂口さんじゃないですか。晴れて京都の凱旋でアイアンマンのチャンピオンになりました!」と大喜び。坂口は唖然とするしかなかった。 バックステージで赤井は「京都凱旋のメイン。昼は東京女子、夜はDDTを象徴するお2人と組ませていただいて、光栄に思ってます。大切な凱旋で、京都のお客さんにベルトを巻いている姿を見てもらいたかったので。“背中を見せられたら襲え”って学びがありますので、襲わせていただきました。自分はベルト獲ったら背中は絶対見せません。常に危機感を持って最多防衛記録を狙います」と最多防衛記録の樹立が最も厳しいとされるアイアンマン王座の長期政権を宣言。この先の行方が注目される。◆DDTプロレス◆『D王 GRAND PRIX 2022 in Kyoto』2022年11月13日京都・KBSホール観衆 285人(超満員)▼メインイベント 赤井沙希プロデュースマッチ(30分1本勝負)赤井沙希&○坂口征夫&HARASHIMA(16分18秒 片エビ固め)アジャコング&上野勇希&勝俣瞬馬●※神の右膝。勝俣がアイアンマンヘビーメタル級王座防衛に失敗、坂口が第1555代王者となる。▼アイアンマンヘビーメタル級選手権試合<王者>●坂口征夫(19時59分 横入り式エビ固め)赤井沙希○<挑戦者>※坂口が防衛に失敗、赤井が第1556代王者となる。(どら増田)
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スポーツ 2022年11月14日 20時30分
広島・菊池のGG賞受賞にファン激怒「いくらなんでもおかしい」 セ最長タイの10年連続選出に批判相次ぐワケ
日本プロ野球機構(NPB)は14日、今年のゴールデン・グラブ賞(GG賞)の受賞選手を公式サイト上で発表。その内容がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、セ・リーグの二塁手部門。GG賞は全国の新聞、通信、放送各社に所属し5年以上プロ野球を担当している記者投票により受賞者が決定するが、今年の同部門は292票中114票を獲得した広島・菊池涼介が1位、87票のヤクルト・山田哲人が2位、71票の巨人・吉川尚輝が3位という結果だった。 1位となった菊池はプロ入りした2012年から広島でプレーする二塁手で、2014年に補殺数(535個)、2020年に守備率(1.000)でそれぞれプロ野球記録を樹立している守備の名手。GG賞には2013年から昨季まで9年連続で選出されており、今年の受賞でセ・リーグ史上最長タイとなる10年連続受賞となった。 >>侍ジャパン・西川のハプニングに「背筋凍った」の声 打球処理中の“金的”に心配相次ぐ、直後には相手に叩かれる不運も<< リーグ史に残る快挙となった菊池の受賞だが、ネット上には称賛の声以上に「票入れた奴出てこい、今年はどう考えても菊池じゃない」、「山田、吉川の一騎打ちと思ってたら菊池とは…守備成績考えたら納得できない」、「あらゆる数字が下位の菊池がトップ得票はいくらなんでもおかしいだろ」、「データ以外の部分も加味してるんだろうが今一つ腑に落ちんな」といった人選への批判が上がった。 「今回GG賞に選出された菊池ですが、規定をクリアしたセ二塁手4名の中では山田に次ぐ守備率(.9949)を記録。ただ、刺殺数(255個/4位)、補殺数(332個/4位)、併殺数(71個/4位)、UZR(6.2/3位)といったその他の守備成績は軒並み下位でした。ファンの間では守備率、併殺数(87個)で1位の山田、もしくは刺殺数(298個)、補殺数(421個)、UZR(11.0)で1位の吉川のどちらかが選出されるという見方が大半でしたが、予想を裏切る菊池選出に異を唱える意見は少なからず上がっています」(野球ライター) 菊池の得票数がトップだった理由については、データ以上に日々試合・守備を見る中での印象を重視する投票者が多かった、山田・吉川の数字が拮抗していた分、票が割れたことなどが考えられる。本人は受賞当日に球団公式サイトを通じ「今年も選んでいただきありがとうございます。10年連続ということで、カープの偉大な先輩である山本浩二さんに並べたことをとても嬉しく光栄に思います」と喜びのコメントを残しているが、菊池以上に受賞に値する選手はいたとモヤモヤを抱いているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPBの公式サイトよりhttps://npb.jp/広島東洋カープの公式サイトよりhttps://www.carp.co.jp/
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スポーツ 2022年11月14日 19時30分
大相撲解説・舞の海氏、優勝予想にファンからクレーム? 放送席笑わせた暴露が話題、照ノ富士も餌食になった“ジンクス”は
13日に行われた大相撲11月場所初日。NHK中継解説・舞の海秀平氏(元小結)が、平幕・若元春対平幕・翠富士戦後に口にしたコメントがネット上で話題となっている。 若元春は翠富士を寄り切りで下したが、取組終了後に実況アナウンサーは「今場所への期待どうでしょう、若元春も」と向正面解説の舞の海氏に話を振る。舞の海氏は「しっかりした左四つの型を持ってますしね。上手さえ取れれば大関、横綱とも十分に渡り合えますから、ひょっとしたらひょっとするかもしれないですね」と、優勝争いに絡んでくる可能性はあると若元春に期待を寄せた。 注目が集まったのはこの直後のコメント。舞の海氏は「それとあの、話がちょっとそれますけど」と前置きした上で、場所初日の中継では恒例となっている優勝候補力士の予想について、あるファンから「(平幕・)阿炎の名前絶対挙げないでください」、「名前挙がった人は大体失速していくから」と直接クレームを受けたという話を披露。話を聞いていた実況や正面解説・北の富士勝昭氏(元横綱)の笑いを誘った。 >>大相撲、舞の海氏に「失礼極まりない」と批判 錦富士戦の解説、ベテラン力士への暴言に実況も苦笑<< 舞の海氏の発言を受け、ネット上には「疫病神扱いされてて可哀想」と同情の声が上がったが、中には「舞の海に期待された力士が今一つに終わるっていうのはなんか分かる」、「多分たまたまなんだろうが、舞の海氏が推した力士が順当に優勝する方が珍しい印象」、「過去には複数人の名前を出して全員低迷ってこともあったしな」とファン側の言い分に理解を示す声も見られた。 場所初日中継での舞の海氏の優勝候補予想が不発に終わることは少なからずあり、直近では2022年3月場所で横綱・照ノ富士、大関・貴景勝を有力候補に挙げたところ、照ノ富士が「3勝3敗9休」、貴景勝も「8勝7敗」とどちらも振るわなかったケースがある。こうした過去例もあり、舞の海氏の予想は縁起が悪いと捉えているファンも少なからずいるようだ。 不吉なジンクスのような扱いを受けている舞の海氏の優勝予想だが、一部からは「今場所予想ももう怪しくなってきてる」という指摘も上がっている。舞の海氏は今場所の優勝候補として中継内で関脇・若隆景の名を挙げた。ただ、若隆景はこの日平幕・高安に完敗し初日黒星スタートとなってしまっている。 舞の海氏の予想が外れがちな理由としてはコロナ禍もあり稽古を満足に視察できていないことや、想像以上に幕内力士たちの実力差が詰まっていることなどが考えられる。今場所優勝候補に挙がった若隆景もこのまま苦戦し続けるのか、それとも予想通りに優勝争いに絡んでくるのかは要注目だ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月14日 18時30分
DeNA・牧「いい緊張感があった」 “ハマの4番”が感じた日の丸の重み
11月5日、“栗山ジャパン”が発進した1回裏、いきなり左中間スタンドに放り込むホームラン。次戦でもマルチヒットと気を吐き、守備でもトリプルプレーの起点となるなど代表でも存在感を示した牧秀悟。 13日にチームに合流し、秋季トレーニングで汗を流した後に取材に応じ「自分にとっても貴重ないい体験になりました」と充実感をにじませ第一声。「森(友哉)さんとか近藤(健介)さんとバットの出し方などの情報交換もできました。西川(龍馬)さんとも話すことができた」と普段接点のない12球団から集まった精鋭と交流した。 中でも村上宗隆には「しっかりまとまった自分の考えがあるのはすごかったなと思います。試合していても存在感がありますし、しっかりしているので、これはみんなついていくんだなという感じ」と年下ながら三冠王に輝いた怪物にも感化されたようだ。 プロ入り初の日本代表に「代表としてやらなければいけないというプレッシャーもありましたし、その中でも周りもすごい選手ばかりなのでいい緊張感がありました。ピッチャーもバッターも一打席、一球ってところで見方が違うのかなっていう雰囲気がありました」と優勝争いにクライマックスシリーズと、ベイスターズで戦ったときとは違った感覚も味わいながら「個人としてアピールができたのかなと思います」と満足感も得たとした。 来年の3月に本番を迎えるWBCへ向け「もちろん選ばれたいですし、そこまで自分なりの準備をしっかりして、選ばれたら万全でできるようにやっていくだけかなと思います」と意欲。ステップアップの3年目へ「去年も1年目というところで疲れもあったんですが、今年はまた違う疲れはありますね。今年よりもいい成績を残すために、休むときは休んで12月、1月はしっかり自分を見つめ直してやっていきたい」と先を見据えた“ハマの4番”は、世界との戦いでも軸となってくれそうだ。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スターダム羽南が向後桃とフューチャー王座戦「私たちにしか作れない未来をお見せします」
2022年02月08日 11時30分
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スポーツ
日本ハム・新庄監督、初陣の裏で緊急トレードを画策か 「クジで打順」発言は“目くらまし”も目的?
2022年02月08日 11時00分
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スポーツ
新日本IWGP世界王座挑戦の内藤哲也がオカダ・カズチカに足4の字攻めで優位に立つ「膝、痛いか!?」
2022年02月08日 10時50分
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スポーツ
阪神・矢野監督、佐藤4番起用は新庄監督のため?「気い使ってるんやから」対決前日のコメントに憶測の声
2022年02月07日 20時30分
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スポーツ
阪神・藤浪に「試合では使えん」球界OBがカーブ投球を酷評し物議、三振奪うも露呈した致命的な問題とは
2022年02月07日 19時30分
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スポーツ
DeNA・細川、今季ついに覚醒なるか?「スーパースターになれる」オースティンも認めるポテンシャルに期待
2022年02月07日 18時30分
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スポーツ
ガンプロ『さんま御殿』出演のHARUKAZEが横浜で凱旋マッチを勝利!
2022年02月07日 17時30分
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スポーツ
巨人・原監督、桑田コーチに開幕投手選びを丸投げ? キャンプ練習中の発言に驚きの声、昨季の大失敗受け方針転換か
2022年02月07日 15時30分
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スポーツ
スターダム試合順に不満のスターライト・キッドが仰天要求「ファン投票、決定でお願いしまーす!」
2022年02月07日 11時30分
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スポーツ
巨人・原監督、若手のために新助っ人獲得を決断? いわくつきの先発がもたらすメリットとは
2022年02月07日 11時00分
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スポーツ
4月に卒業の小橋マリカがプリプリ王者の山下実優と対決に敗戦も「東京女子を引っかき回したい」
2022年02月07日 10時50分
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スポーツ
「俺のこと言ってる?」大相撲、北の富士氏と舞の海氏が一触即発のバトル!? 1月場所を盛り上げたTV解説中の攻防
2022年02月06日 11時00分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
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2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
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2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
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2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分