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大仁田厚復活の日に酷似した“ナゾのマスクマン”ミル・マス・あつしが登場「ミル・マスカラスにあこがれて」

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ミル・マス・あつし

 腰の故障のため、療養に努めていた大仁田厚が完全復活をアピールした。

 かねて、腰の痛みを覚えていた大仁田は病院を受診したところ、腰部に膿が溜まっていたことが判明。1月5日に患部を約20センチ切開して、その除去手術を受け、全治2か月と診断されていた。痛みが和らぐと、同下旬からトレーニングを再開。無事、抜糸も済み、担当医から「傷口が開かないように注意してください」との条件付きで復帰にOKサインが出た。

 大仁田が主戦場とするFMW-Eは現在“冬眠中”であるため、6日に東京芸術センター・ホワイトスタジオで自主興行を開催。メインイベントでは大仁田興行名物のバンクハウス6人タッグデスマッチで、雷神矢口、リッキー・フジと組み、A-TEAMの橋本友彦、HASEGAWA、櫻井匠組と激突。

 リング上には公認凶器として、ラダー、テーブル、有刺鉄線ボード、有刺鉄線バット、イス、ギター、竹刀などが置かれ、それらを奪い合ってリング内外で大乱闘に発展。大仁田は腰の故障など感じさせず、櫻井に机上パイルドライバー、サンダーファイアーパワーボムを繰り出してフル回転。最後は矢口がサンダーストラックで櫻井を投げて3カウントを奪い、大仁田軍が激勝した。

 また、第2試合には“ナゾのマスクマン”ミル・マス・あつしが登場した。当初、大仁田がダブルへッダーを敢行する予定だったが、「ミル・マスカラスにあこがれて40数年。やっと僕もマスクマンになれました」として、オーバーオールを身にまとったあつしが急きょ出場。“変態タッグマッチ”で魔苦・怒鳴門と組み、リッキー、ミス・モンゴル組と対戦。試合はパートナーの怒鳴門がリッキーのカミカゼでフォールを奪われ敗退。体型、発する声は大仁田に酷似していたが、真相はヤブの中である。

(どら増田)

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