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井口ロッテ平沢大河ら隔離療養組が第2クールからキャンプ合流「少しでもアピールしていかないといけない」

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井口資仁監督

 千葉ロッテマリーンズは8日、新型コロナウィルス陽性判定を受けて隔離療養を行い、第2クールより石垣島キャンプに合流した選手のコメントを発表した。菅野剛士外野手は「今はまだ自分にとって第1クール。動き出しなのでしっかり体の状態を確認しながらできればと思い取り組みました。いきなり上げ過ぎて怪我だけは避けたいので気を付けてやっていきたいですが、石垣島の気温にも慣れてきたのでここから徐々に上げて一日も早く本隊に合流することをめざしたいと思います。オープン戦や練習試合でアピールできるように、まずは体力や技術のベースをしっかり作っていきたいと思います」と話すと、平沢大河内野手は「体力的な部分はちょっと落ちてはいますけど、ある程度は動けていますし、ここから徐々にしっかりと強度を上げていきます。第3クールからは部分的に合流する予定ですし、体の状態も上がってきているので自分でも楽しみです。スタートで出遅れているので少しでもアピールしていかないといけないですし、少しでも人より目立つようにやっていければと思います」とコメント。井口資仁監督にとっては待望の合流と言えるだろう。

 ロッテでは、荻野貴司外野手がPCR検査を行った結果、新型コロナウィルス陽性判定を受けている。荻野は5日に発熱し、6日にPCR検査を行ったという。7日に石垣市内の医療機関で診断を受け、現在は宿舎にて隔離療養をしており、本件については、一般社団法人日本野球機構(NPB)事務局に報告。球団は「今後も所轄保健所や医療機関と連絡をとりながら対応を行っていきます」とした。

 また、中村稔弥投手がPCR検査を行った結果、新型コロナウィルス陽性が判明。中村は3日にスクリーニング検査を実施したところ、4日に陽性判定を受けた。中村は無症状だが、5日に石垣市内の医療機関で診断を受け、現在は宿舎にて隔離療養をしている。さらに、大谷智久二軍投手コーチもPCR検査を行った結果、2日に陽性判定。同コーチは濃厚接触者となっていたため石垣島キャンプに参加をせず自宅待機となっていた。1日に喉の違和感と微熱症状が出たためPCR検査を受け判明。今後も自宅にて隔離療養をすると発表されている。

(どら増田)

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