南海ホークス、福岡ダイエーホークスと水島先生と最も縁のある福岡ソフトバンクホークスは「水島新司先生の訃報に接し、心からお悔やみ申し上げます。先生は心からホークスを愛して下さり、応援し、励ましてくださいました。秋には天国の先生に良い報告ができるよう、一同精進致します。水島先生、ありがとうございました」と弔意。
ダイエーで活躍した千葉ロッテマリーンズの井口資仁監督は「ご訃報に接し、心よりお悔やみ申し上げます。若い頃、マンガの中に自分たちも登場させていただき、嬉しかったことをよく覚えています。球場にもよくお越しいただき声を掛けていただき活躍した時は褒めていただき、打てなかった時は励ましていただきました。ロッカーなどでみんなでマンガを読ませていただいていたのですが、いつも福岡にお越しになる際に博多駅で最新刊などを自ら買って球場入りしチームにプレゼントしていただいたことを覚えています。みんなで読みまわしてマンガ本が古くなってきたという話をすると、駅で買って買い換えてくれたりもしました。ホークスの弱い時代から本当に優しく温かく見舞っていただきました。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と悼んだ。
元西武ライオンズの松坂大輔氏は「学生時代から読んでいた漫画ドカベンに自分が初めて出た時の喜びは今でも忘れません…。こんなルールがあったんだと勉強させてもらった事もあります。今だからこそ子供たち、指導者の方にも読んでほしい野球漫画だと思います。自分もまた読み返したいと思います。水島先生、ありがとうございました!」と自身が『ドカベン』で描かれたことを感謝。
元西武のG.G.佐藤氏も「突然の訃報が。『あぶさん』にG.G.佐藤を登場させていただいたこと、作品のなかであぶさんとお話させていただいたこと、とても光栄で、一生の思い出です。水島新司先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます」と感謝の意を述べると、元広島東洋カープの高橋慶彦氏は「漫画家の水島新司先生がお亡くなりになりました。野球漫画の巨匠、水島先生の漫画を読んで多くの野球少年が夢を抱いたと思います。長い間お疲れさまでした。本当に素晴らしい作品をありがとうございました。心より御冥福をお祈りします」と水島先生の野球界における功績について語っている。
(どら増田)