スポーツ
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スポーツ 2013年03月08日 15時30分
WBC2次ラウンドに水差した! 巨人・杉内が代表合宿中の不倫を報じられる
WBC2次ラウンド1組(東京ドーム)が3月8日に開幕する。侍ジャパンは決勝ラウンド進出に向け、初戦で台湾と対戦するが、こんな大事な時期に杉内俊哉投手(32=巨人)らが、WBCに水を差す騒動を巻き起こしてしまった。 8日発売の写真週刊誌「FRIDAY」(講談社)が、侍ジャパン代表の杉内、涌井秀章投手(26=西武)、森福允彦投手(26=ソフトバンク)の3選手の“女性問題”を報じたのだ。 なかでも、かなり問題なのは杉内。同誌によると、WBC代表合宿中の2月20日、宮崎市内の焼き肉店で決起集会が行われた後、宿舎の自室に戻った杉内は、同じホテル内の別の部屋に移動。部屋のカーテンを閉めないまま、落ち合った女性と濃厚なキスをする写真が掲載された。写真は鮮明で杉内であることは明らかで、言い訳はできない。さらに、翌21日にも同市内の日本料理店で、この女性と食事をした後、宿舎に帰って、2日連続の“熱い夜”を過ごしたという。関係者の話として、この女性は深津絵里似の美人で、ソフトバンク時代から2人の関係は続いているという。 杉内は03年に元フリーアナウンサーの上葉えりかさんと結婚しており、この報道が事実なら、“不倫”ということになる。 同誌の発売に先んじて、7日、所属球団の巨人は、杉内に厳重注意と罰金の処分を下したことを発表した。罰金の額は非公表だが、小さい金額ではないとみられる。巨人・原沢敦球団代表兼GMは「ジャイアンツから送り出した代表が、大事な時期にこういう騒ぎを起こした。私的な行動ではあるが、チーム関係者に迷惑をかけた責任は大きい。球団としてしっかり処分しないといけない」とコメント。原沢代表は、侍ジャパン・山本浩二監督に電話で謝罪した。杉内は「迷惑をかけて申し訳ありません。どんな処分でもお受けします」と話しているというが、7日の練習では、この件についてコメントしなかった。 また、涌井と森福は2月20日の決起集会の後、同市内の繁華街で飲み歩き、それぞれ女性をタクシーで、“お持ち帰り”した写真が掲載された。涌井は独身だが、昨年5月に同誌に女性問題を報じられ、1カ月間、2軍に幽閉されたことがあるが、いまだに懲りていないのか…。 ことが起きた2月20日といえば、WBC日本代表の最終メンバーが発表された日。合宿に参加した33人の内、中日の浅尾拓也投手(28)、山井大介投手(34)、大島洋平外野手(27)と、村田修一内野手(32=巨人)、聖沢諒外野手(27=楽天)の5人の落選が決まった日だ。焼き肉店での決起集会は落選組を慰労する意味もあった。 失意の5人の気持ちをヨソに、女性と不倫デートを楽しんだとみられる杉内。そして、ハメを外した涌井と森福。この合宿は代表最終メンバーを決める場で、かつ本戦に向けた調整を行う大事なものだっただけに、3人の行動は批判されても致し方ないだろう。特に妻帯者である杉内の責任は重大だ。 2次ラウンド開幕目前に降ってわいた女性問題騒動は、代表メンバーの士気を落とし、ファンの応援する気持ちをそいだのは事実。グラウンドとプライベートは別とはいえ、3人には“時と場合”をわきまえるべきではなかっただろうか。完全に盛り上がっていたWBCに水を差した格好だ。(落合一郎)
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スポーツ 2013年03月06日 15時30分
“苦手”韓国の1次ラウンド敗退で侍ジャパンに追い風
第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)1次ラウンドB組(台湾で開催)で、前大会(09年)の準優勝チームで、08年北京五輪金メダルの強豪・韓国がまさかの敗退を喫した。 B組には韓国、台湾、オランダ、オーストラリアが出場。4チームの実力がきっ抗していただけに、どこが勝ち上がってもおかしくないグループだった。 それでも、一歩実力が抜けていたと思われた韓国が、初戦で野球後進国のオランダに敗北。その後、オーストラリア、台湾に勝利したものの、台湾、オーストラリア、韓国が2勝1敗で並んだ。同率の場合、直接対決の勝敗で雌雄が決せられるが、3チームともに1勝1敗のイーブン。そのため、大会規定により、TQB(得失点率)により、順位が決められることになり、台湾が+0.24で1位、オランダが±0で2位、韓国が-0.24で3位となり、韓国が脱落した。 韓国は李承ヨプ(イ・スンヨプ=元オリックス)、李大浩(イ・デホ=オリックス)、金泰均(キム・テギュン=元ロッテ)と日本での経験も豊富なベテランスラッガーを揃えたが、メジャーリーガーの出場がなく、代表を辞退する選手も多く、十分な代表での練習ができなかった点などが響いたようだ。兵役免除というニンジンもなかったことで、モチベーションも上がらなかったもよう。 1次ラウンドA組(福岡ヤフオクドームで開催)に属する日本はキューバとともに、すでに2次ラウンド進出を決めている。3月6日に行われる日本対キューバ戦で、グループ1位を決めることになるが、ハッキリいって、その勝敗にはさしたる意味はない。東京ドームで開催される2次ラウンドの初戦の対戦相手は、1位となればオランダ、2位になれば台湾となる。 ブラジル、中国との実力差が明らかだった1次ラウンドと違い、2次ラウンドではし烈な闘いが待ち受けている。ただ、日本にとっては、過去2回のWBCで4勝4敗と苦手にしている韓国が消えたことで、日本に追い風が吹いたともいえよう。(落合一郎)
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スポーツ 2013年03月05日 15時30分
ノムさんが日体大野球部の監督に就任へ
ノムさんこと野村克也氏(77)が近い将来、日体大で指揮を執ることになった。 同大は3月4日、元楽天監督の野村氏が4月1日付で、客員教授に就任することを発表した。松浪健四郎理事長はプロアマ問題がクリアされ次第、野村氏に野球部監督への就任を要請する意向で、野村氏も快諾した。 野村氏は「監督が変われば、チームが変わるという信念を持ってやってきまして。プロで4球団の監督をやりましたけど、その4球団とも最下位のチームという変な縁がありまして。野球の一番の魅力は、野球の意外性。つまり弱いチームでも強いチームに勝てる。これが最大の魅力。日体大のチームがどれぐらいの実力あるかまだ見てもないですし、分かりませんけど、野球の本質、野球の魅力に準じて指導をしていきたい」と早くも意欲を見せた。 現行の日本学生野球憲章ではプロ退団後、2年を経過しなければ、大学野球の指導者になることはできない。昨年12月まで楽天で名誉監督を務めていた野村氏は、15年シーズンにならなければ、学生の指導をすることは許されない。 しかし、今年1月、日本学生野球協会側が、プロ野球経験者が学生野球の指導者になるための規定を緩和することを決めた。新規定は今年中には決まる見込みで、そうなれば、プロ、アマ双方の研修を受ければ、即指導者になることが可能となり、早ければ、14年シーズンには日体大・野村監督が誕生する。 日体大は首都大学野球リーグ1部に所属。昨秋は4位に終わっているが、過去20度の優勝を飾っている同リーグの強豪校。 野村氏は南海、ヤクルト、阪神の監督を務めた後、社会人野球シダックスで指揮を執り、その後、楽天で監督を務めた。南海で1度、ヤクルトで4度のリーグ制覇を果たし、ヤクルト時代には3度の日本一に輝いた。プロ通算24年にわたって監督を務め、1565勝(1563敗)を挙げており、シダックス時代には都市対抗野球準優勝にまで導いた名将。 プロ出身者で大学野球の監督になった例としては、元広島、大洋(現DeNA)監督の古葉竹識氏(東京国際大)、元巨人、中日の江藤省三氏(慶応大)、元東映(現日本ハム)、巨人の高橋善正氏(元中央大)らがいる。 ただ、プロ、社会人、大学で監督を務めるのは極めで、立教大監督時代に長嶋茂雄氏を指導した砂押邦信氏が、プロの国鉄、サンケイ(ともに現ヤクルト)、社会人の日鉱日立で指揮を執った例がある。 まだ先の話になるが、野村氏が日体大の監督に就任することで、地味な存在の首都大学リーグが大いに盛り上がることは間違いないだろう。(落合一郎)
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スポーツ 2013年03月04日 15時30分
WBC中継でSMAP・中居正広が「うざい」ともっぱらの評判
第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)1次ラウンドA組は、3月2日、福岡・ヤフオク!ドームで開幕。日本は2日にブラジルを相手に5-2で辛くも逆転勝利。3日は格下・中国に5-2で快勝し、2連勝を飾って2次ラウンド進出を有力にした。日本は1次ラウンド1位通過を懸けて、6日に強豪・キューバと対戦する。 初戦、第2戦は両日ともに、テレビ朝日系列で中継されたが、視聴率(以下すべて、ビデオリサーチ調べ、関東地区)はブラジル戦が25.4%、中国戦は23.2%と、ともに20%の大台を超え上々だった。 しかし、肝心の客入りはブラジル戦が2万8181人、中国戦に至っては1万3891人と寂しいもので、今後の入りが不安視される結果となった。 ところで、そのWBC中継で物議をかもしているのが、WBC侍ジャパンの公認サポーターに就任したSMAP・中居正広の存在。中居は試合開始前の直前情報では、WBCへの熱い思いを語り、試合開始後はベンチ横の報道用スペースに降りて、グラウンドレベルで、試合中に要所要所で余計なコメントをはさんでくる。 ネット上ではこれが、「うざい」ともっぱらの評判なのだ。昨今、地上波テレビ各局は視聴率獲得のため、スポーツ中継にタレントをゲストに招くのも珍しくなくなった。ただ、今回は4年に1回の野球世界一決定戦だ。公式戦やオールスター戦とはワケが違う。 スポーツジャーナリストのA氏は「サッカーのワールド杯に相当するWBCですから、多くの野球ファンはガチガチでテレビ観戦しているわけですから、そんなさなか素人の中居が試合中にくだらないコメントを入れてくると腹も立ってくるでしょうね。サッカーの国際試合で、こんなことしたら、大ひんしゅくものですよ」と語る。 ただ、「中居クンが出ているおかげで、あまり野球に興味ない人でも、抵抗なく中継を見ることができる。素人のタレントにしては、ハイレベルなコメントをしている」(某テレビ情報通)といった肯定的な意見もあるようだ。(落合一郎)
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スポーツ 2013年03月04日 11時45分
シウバ快勝! 左右のフックで仕留める
総合格闘技「UFC JAPAN 2013」が3日さいたまスーパーアリーナで行われ、ヴァンダレイ・シウバが引退説を吹き飛ばすKO劇を見せた。 6年半ぶりのシウバ登場にさいたまスーパーアリーナの盛り上がりも最高潮。ブラジルの国旗が振られ大歓声が湧き起った。1ラウンドはスタンの右フックでダウン寸前に追い込まれたが必死に耐え抜き、2ラウンド4分過ぎに右フックから左フックのコンビネーションでダウンを奪い、上からパンチを浴びせ勝利した。シウバはケージによじ登り1万4000人の大観衆に「元気デスカ!」と笑顔で応えた。 絶対王者シウバがPRIDE時代そのままの激勝で健在ぶりをみせた。試合後の会見でシウバは「ここでやめるつもりはない」と引退説を一蹴した。(アミーゴ・タケ)【メーンイベント ライトヘビー級 5分5R】○ヴァンダレイ・シウバ2R4分8秒 KO●ブライアン・スタン
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スポーツ 2013年03月03日 11時00分
大関昇進が障害か 琴奨菊が年上OLと3カ月で婚約解消した理由
あの決意はなんだったのか。大関琴奨菊(29=佐渡ケ嶽)が2月12日、つい3カ月前に発表したばかりの婚約を解消した。 「お相手は佐賀県在住の1つ年上の女性。二人は平成21年に知人の紹介で知り合い、3年間にも及ぶ遠距離交際を実らせるかたちで婚約しました。マスコミに婚約を発表したのは去年10月の九州場所の番付発表の朝。このとき、琴奨菊は前の場所で左ひざを痛めて途中休場し、初の大関かど番を迎えていましたが、二人ならこの辛い試練も乗り越えられると、あえてドン底状態のときに公にしたんです。挙式は4月20日の予定で、すでに招待状も発送済みだっただけに、みんな、この破局には驚いていますよ」(大相撲担当記者) それにしても、この突然の婚約解消の原因はなんだったのか。 琴奨菊は、「婚約後、二人の人生観のズレが大きくなり、初場所後に話し合った結果、こういうことになった。とても残念です」と言葉少なだったが、皮肉にも二人が愛を育む中で勝ち取った一昨年秋場所の大関昇進が障害になったとみる関係者は多い。 「ただでさえ力士の妻は、後援者や、部屋のおかみさん、付け人らとの付き合いが大変なのに、大関の妻ともなるとその気遣いは尋常じゃなくなる。だから、昔から力士の妻はこの世界のことをよく知っている師匠の娘とか、水商売関係の女性が多かったんですが、琴奨菊の婚約者は、そういったことに無縁なOLでしたからね。結婚に向かって話し合っているうちにだんだん溝が深くなっていたんじゃないか」(部屋関係者) 挙式寸前で白紙に戻すのは非常に珍しく、最近では平成5年の貴乃花(当時は貴ノ花)以来だ。当時の貴ノ花は人気絶頂期で、相手の宮沢りえも、これまた人気女優。この若い20歳と19歳の恋の成り行きに日本中が注目したが、大相撲界や芸能界のしがらみに押し潰されるかたちで婚約発表から2カ月後に破局した。 初場所、8勝7敗に終わった琴奨菊。力士が世間を見返し、うっぷんを晴らすのは土俵上しかない。
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スポーツ 2013年03月02日 17時59分
侍ジャパン大丈夫? 連戦疲れに主砲・阿部の負傷
第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が、いよいよ3月2日に開幕する。 日本は1次ラウンドではA組に属し、ブラジル、中国、キューバと同じグループとなる。A組の上位2チームが、2次ラウンドで、B組(韓国、オランダ、オーストラリア、台湾)の上位2チームと決勝ラウンド進出を懸けて、ダブルエリミネーション方式で激突する。 日本は2日にブラジル、3日に中国、6日にキューバと対戦するが、開幕を前に不安要素も噴出した。まず、連戦の疲れだ。日本は2月23日と24日にオーストラリアと壮行試合、26日に阪神、28日に巨人と強化試合を行った。わずか6日間で4試合のハードスケジュール。プレッシャーの少ない紅白戦や練習試合ならともかく、多くの観客が集まり、地上波でテレビ中継がある注目度が高いなかで、プレーすれば疲労度も増す。深刻なのは消耗品ともいえる投手陣で、本戦まで中1日での調整では疲れも残っているだろう。 そして、主将である阿部慎之助捕手(巨人=33)の故障だ。阿部は27日の練習中に右ヒザを痛め、28日の巨人戦を欠場した。幸い重症ではないようだが、ブラジル戦と中国戦はベンチスタートとなる可能性も十分で、キューバ戦でスタメン起用となりそうな気配。阿部の代わりには糸井嘉男(オリックス=31)が4番に座ることになりそうだが、アベレージバッターで一発が期待できない糸井の4番には不安もよぎる。 実力がきっ抗しているB組と違って、A組は力の差がハッキリしているといわれている。2次ラウンドに進出するのは、日本とキューバが濃厚とみられているが、日本がブラジルをなめてかかると足元をすくわれかねない。 ブラジルは予選ラウンドで、現役メジャーリーガー4人を擁するパナマを破って勝ち上がっている。強力投手陣がセールスポイントで、阿部温存なんて、余裕をかましていると、ブラジルに苦杯を喫して、1次ラウンドで敗退の危機もはらんでいる。(落合一郎)
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スポーツ 2013年03月02日 11時00分
2020年東京五輪「落選」の全内幕 レスリング除外でマドリード当確(2)
開催3候補の東京、イスタンブール、マドリード(スペイン)のうち、マスコミ報道や英国のブックメーカーの予想では財政・治安面で群を抜く東京が本命、イスラム圏で初五輪開催となるイスタンブールが対抗視されているが、IOC首脳の意思は両都市にないことが、図らずも今回の理事会でのレスリング除外で表面化したのだ。 そこで浮上するのが、欧州債務危機の影響をもろに受け、五輪開催どころじゃないと見られてきたマドリードである。こちらはメダル実績のないレスリング除外は歓迎で、「除外確実」とみられていた近代五種は生き残った。ここからも2020年マドリード五輪が見て取れるのだ。 欧州の五輪貴族を中心に構成されるIOCにおいて、今なお強い影響力を持つのが前IOC会長だったスペイン人のサマランチ氏('10年死去)のファミリー。現在は息子のサマランチ・ジュニアがIOC理事に就いており、国際近代五種連合の副会長も務める。14人の投票で決めた先の理事会で近代五種が生き残れたのもそのためだろう。 サマランチ前会長は剛腕を発揮して'92年バルセロナ五輪を実現させたが、スペインは多民族国家でカタルーニャ地方のバルセロナで開催されたことに不満がくすぶり続けている。中央政府のあるマドリードの開催を望む声が強いのだ。 しかも、1972年、2012年、2016年とこれまで三度立候補したものの、ミュンヘン、ロンドン、リオデジャネイロに敗れている。父の遺志を継ぐ意味でも、サマランチ・ジュニアはマドリードでの五輪開催に心血を注いでいるのだ。 「本はといえば、東京が本命に躍り出たのは大本命のローマが財政危機を理由にマリオ・モンティ首相が立候補を断念したからです。マドリードは欧州連合を背景にローマ票を取り付け、フランスとも2024年のパリ五輪とバーターする形で支援を取り付けている。パリは100年ぶりの五輪が2024年となることで待望論が強い。これが実現すると、ロンドン、リオデジャネイロのあとにマドリード、パリと欧州都市が続くことになるが、実はそれが狙いなのです。五輪は欧州主導のもとで開催し、アメリカ、日本などの商業主義とは距離を置く。英国、フランス、スペイン、ポルトガルのかつての欧州列強国は同時にアフリカ、南米、オセアニア各国の旧主国でもあり、いざ選挙となれば連携してくる。孤立無援の日本にはとても勝ち目がない」(五輪評論家) 2020年五輪開催都市は9月7日のIOC総会の投票で決まる。投票権を持つIOC委員111人の内訳は欧州47人、アジア24人、パンアメリカン20人、アフリカ15人、オセアニア5人。あとは各競技連盟の会長と選手委員が各15人。 このうち日本人はJOC会長の竹田恒和氏ただ1人。創始競技の柔道を含め競技団体のトップに日本人はゼロ。これこそ、冒頭で進次郎氏が問題提起する部分なのである。 今回のIOC理事会で除外が決まったレスリングだが、日本、米国、ロシア、イランなどの反発もあり、復活のチャンスは残された。5月の同理事会(タイ)で復活を目指す野球・ソフトボール、空手、太極拳、スカッシュ、ローラースケート、スポーツクライミング、水上スキーで「残り1競技」を競うことに…。 しかし、IOCの意思がマドリード五輪にある以上、東京、イスタンブール五輪の象徴であるレスリングが復活するとは考え難い。 「レスリングに関してはもはや白旗状態に近い。福田会長は“室内競技を理由に冬季五輪へ行けばいい”と発言するなど、平常心を失っている。いずれにせよ最悪のケースを視野に入れている、ということ」(レスリング協会関係者) 東京招致委員会会長の猪瀬直樹知事は「日本のお家芸の一つだから入らないとすれば非常に残念だが、招致活動に影響はない」と力説するが、3月4日にはIOCの評価委員会が東京を訪れ、4日間にわたって中央区晴海に建設される選手村の予定地や各競技予定地の現地調査に入る。 「この時期はちょうどWBC第1ラウンドと重なり、宿敵キューバ戦(3月6日)に向けて侍ジャパンの人気が頂点に達する。野球が東京五輪で復活するにはレスリングに外れてもらう以外には方法がなく、日本の世論は真っ二つに割れる。あえてこの時期に視察を選んだとすれば、IOCの戦略は恐ろしい限り」(スポーツ紙デスク) とうてい日本のかなう相手ではない。
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スポーツ 2013年03月01日 11時45分
3月3日、UFC JAPAN 2013 シウバ「素晴らしいファイトを見せる」
世界最大の格闘技団体「UFC」が3月3日に行われる「UFC JAPAN 2013」の直前会見を28日ヒルトンホテル東京で行なった。 会見にはUFCアジア・マネージングディレクターのマーク・フィッシャー、メインに登場するヴァンダレイ・シウバ、日本人ファイター岡見勇信、五味隆典ら8人のファイターが出席した。 PRIDE時代は18連勝を飾り、桜庭には3勝と圧倒的な強さを誇示してきたシウバ。2006年以来、6年半ぶりの日本マット復帰に燃える。「日本のファンの前で試合をするのを待ちこがれていました。日本で戦う事に誇りを感じます。素晴らしいファイトを見せます」と静かに決意を述べた。 この日本での試合が最後になるのかという質問には「ノー。それはわからないです」と否定した。 またディエゴ・サンチェスと激突する五味は「最高のコンディションなので良い試合になるよう頑張ります」と語り、ミドル級で戦う岡見は「全力をつくして勝利するのを日本のファンに見てもらいたいです」と力強く語った。 「UFC JAPAN 2013」は3月3日(日)さいたまスーパーアリーナ、第一試合開始は午前9時45分。 (アミーゴ・タケ)
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スポーツ 2013年03月01日 11時00分
2020年東京五輪「落選」の全内幕 レスリング除外でマドリード当確(1)
いまや政界のご意見番となった小泉進次郎・自民党青年局長のコメントを聞けば、五輪招致委員会のロビー外交の稚拙さと東京五輪がいかに窮地に立たされているかがわかる。 「(レスリングが五輪の除外候補になったことについて)まずは残念だ。日本はルール作りへの取り組みが弱い。国際オリンピック委員会(IOC)の日本人理事の数とか、基準やルールを決める骨組みの中に人を入れ、関与していく努力をもっとしないと。外国はすごく力を入れてやりますからね。地道なロビー活動は、政治の世界でも必要だが、スポーツの世界でも政治力ってのは、やっぱりある」 2020年五輪からレスリングが除外候補の一報に「寝耳に水だ」と天を仰いだ日本レスリング協会の福田富昭会長。日本中があ然とした2月12日のIOC理事会で、マスコミはレスリング除外ばかりを強調したが、実はもっと重要な意図が秘められていたのだ。 「これで2020年東京五輪の可能性が極めて絶望的になったということです。1964年の東京五輪では柔道が、'88年ソウル五輪でテコンドーが採用されたように、これまで開催都市が希望する競技は優先的に取り入れられてきた。その経緯からしても日本のお家芸であるレスリングは柔道とともに最重要競技。ロンドン五輪で獲得した金メダル7個のうち4個がレスリング。吉田沙保里と伊調馨は五輪3連覇です。もっとさかのぼれば夏季五輪通算130個の金メダルのうち28個がレスリングで獲得したもの。それを踏まえれば、レスリングを締め出すのは、東京開催にNGを突き付けたのも同じジャッジなのです。いま大事なのはレスリングの生き残り策ではなく、いかにして(開催都市を決める)9月7日のIOC総会までに東京招致への流れを取り戻すか。ロビー外交のテコ入れこそが急務なのです」(全国紙社会部デスク) レスリング除外に困惑するのはトルコも同じ。 ロンドン五輪で実施された26競技からなぜ基幹競技であるレスリングだけが除外候補にされたのか。下馬評では人気も競技人口も少ない近代五種やテコンドー、カヌー、ホッケー、さらにはツール・ド・フランス7連覇のアームストロング(米国)が禁止薬物使用を告白した自転車、体罰問題が明らかになった柔道などが候補とされ、レスリングは噂にさえならなかった。 「結果からすれば、なるほどそういうことか」と語るのは大手広告代理店関係者。 「レスリングは東京以上にイスタンブール(トルコ)では人気が高く、まさしく国技です。トルコにはオイルレスリング(トルコ相撲)というローマ帝国、ビザンツ帝国時代から伝統を受け継ぐ格闘技があり、年間40ものトーナメントがある。トルコ人レスラーが大相撲に入門したら、おそらく歴史が変わるでしょう。しかし、トルコ政府はレスリングを大事にしており、かつて小泉純一郎首相が要望した際も、海外流出を許さなかったほどです。その成果が五輪の金メダル数で、これまでトルコが獲得した37個の金メダルのうち実に28個がレスリング。それを承知しながらIOCはレスリングを除外するわけですから狙い撃ちも同然。イスタンブールは東京同様に難しくなったということです」
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