スポーツ
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スポーツ 2020年07月20日 12時05分
張本氏「話にならないね」川藤氏も「凡ミス」 サンモニでの指摘が物議「サッカー知らない人が語らないで」
19日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏と川藤幸三氏が語ったサッカーゴールキーパーへのコメントが、物議を醸している。 問題のシーンは、スペインのサッカーリーグ「ラ・リーガ」のエイバル対バジャドリード戦。バジャドリードのゴールキーパーが、ディンフェンダーからのバックパスをゴール枠外で待ち受けていたところ、パスがゴール中央に行ってしまい、反応できないゴールキーパーが足を滑らせてしまう。こぼれ球を、乾貴士が押し込み、失点してしまった。 番組は、この失点の原因を「キーパーの責任」と放送。キーパーに赤丸を付け、関口宏が「キーパー、何してんの」とナレーションした。コメントを求められた川藤氏は「あんなもんね、理由にならんですよ。ゴールキーパーちゅうのは、滑ったりするなんちゅうのは、即点になることですからね。野球で言うたら外野手と一緒で、点にしたらいかんとこで、滑ろうが何しようが、ああいう凡ミスはやっちゃいかんですね」と喝を入れる。 張本氏も「いや~話にならないね。キーパーどこに立ってるの。死守しなきゃいけないのに、どこにポジションにいるのか。ボーンヘッドに近いね」と斬った。仮にキーパーが滑って転び失点したとすれば、その批判も納得できるものだったのだが…。 これを見た視聴者から「あれはディンフェンダーのミス。バックパスをキーパーはゴール枠外で待つもの」「ディンフェンダーがキーパーの位置を確認しないで蹴っている。キーパーに落ち度はない」「キーパーのポジショニングは基本通りだ」とツッコミが殺到したのだ。 そして、「サッカーのことを知らない人が語らないでほしい」「川藤と張本に喝」と厳しい声も。一方で、「サッカーは専門外の人にキーパーが悪いというようなVTRを見せればああ答えるしかない。番組が悪い」「サッカーは中西哲生がいる時にしか取り上げない方がいい」「野球専門の人にコメントを求めているのだから仕方ない。責めるのは酷」という声も出た。 野球一筋の張本氏やゲストが多いこの番組。今回はVTRの作りが「キーパーが悪い」という扱いだっただけに、専門外のコメンテーターが誤ったコメントをするのも無理はない。番組側に配慮が必要だったのではないだろうか。
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スポーツ 2020年07月20日 11時50分
レイズ・筒香、「1番」でMLBデビュー? 守備位置も4ポジションで準備中、前代未聞の奇策の思惑は
メジャーリーグもまもなく開幕戦を迎える(7月23日~/現地時間)。その日はタンパベイ・レイズの筒香嘉智にとって、別の意味でも忘れることのできない試合となりそうだ。 「対戦チームのブルージェイズはまだ開幕投手を発表していませんが、韓国出身の左腕の柳賢振(リュ・ヒョンジン)が濃厚です。元同僚の山口俊は開幕ローテーションから外れ、ロングリリーフでの起用となりそう。開幕カードで『筒香対山口』が実現するかもしれません」(同時点/米国人ライター) “元ベイスターズ”の山口と筒香の激突。日本の野球ファンにとっても注目の対決である。しかし、衛星中継を見る日本のファンは、筒香の打順にもビックリさせられそうだ。 レイズのケビン・キャッシュ監督が「異色の1・2番コンビ」を念頭に入れているという。筒香と韓国出身の崔志萬(チェ・ジマン)だ。崔志萬は日本ではあまり知られていないが、打撃スタイル、体型ともに筒香にソックリなのだ。名鑑によれば、筒香の体重は98㎏、崔志萬は113㎏。この“体重100㎏コンビ”が1・2番コンビを組むのだ。 一般論として、1番バッターは俊足タイプで、2番は走者を進める打撃ができるバッターが置かれている。近年ではその2番に強打者を入れる攻撃的な打順も流行りだが、「走る」という要素に乏しい筒香、崔志萬はともにそのタイプではない。 「OPS(出塁率プラス長打率)の高い選手で1・2番コンビを組み、初回にいきなり大量得点を挙げようとしているのでしょう」(前出・同) キャッシュ監督と言えば、中継ぎ投手を先発マウンドに上げ、2イニング目から先発投手に投げさせる新・継投策「オープナー」を発案した“奇策家”でもある。 「開幕戦は左腕の柳が予想されているので(同時点)、筒香と崔の1・2番コンビは第2戦以降からかも。ただ、レイズは主力バッターのメドウズが故障で開幕オーダーから外れるので、筒香か、崔のどちらかが上位打順を任されるのでは」(プロ野球解説者) 力士体型の1・2番コンビが注目されそうだ。もっとも、キャッシュ監督の奇策は、単なるヒラメキではない。先のオープナーは、初回の失点数がもっとも多いというメジャーリーグ全体のデータを見て、「だったら、短いイニングをゼロに抑えることに長けた中継ぎ投手を出せば良い。先発投手は長いイニングを投げようとし、ペース配分してしまう」と考えたもの。奇策には根拠となるデータがあったわけだ。 今回の筒香、崔の1・2番コンビにしても、「初回の失点が多いのなら、大量得点が期待できる」という狙いもあったのではないだろうか。ベイスターズ時代、筒香は1番を経験している。ラミレス監督にも根拠となるデータはあったようだが、一番多く打席に立つ1番に4番バッターを置く采配は、オープナーのように他球団が模倣するまでには至らなかった。 筒香は外野、三塁、一塁、そして、指名打者と出場できるところを全て準備させられているという。ラミレス監督で経験したので奇策に翻弄されることはないだろうが、目まぐるしいシーズンとなりそうだ。 古巣ベイスターズはラミレス監督の采配が空回りし、混乱しつつある。奇策とは、選手にも準備をさせておかなければならないものだ。今、キャッシュ監督に学んでいる筒香は、元同僚たちにどんなアドバイスを送るのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年07月20日 11時00分
オリックス、ソフトバンク戦1勝5敗で単独最下位に…西村監督「しっかり戦っていかないと」
オリックスは14日から19日まで、本拠地の大阪・京セラドーム大阪で、福岡ソフトバンクと6連戦を行ったが、1勝5敗と大きく負け越し、単独最下位に戻ってしまった。<オリックス戦績 7.14〜7.19>対 福岡ソフトバンク(大阪・京セラドーム大阪)▽7月14日●オリックス(アルバース)3-10(千賀)福岡ソフトバンク○▽7月15日●オリックス(鈴木優)0-7(和田)福岡ソフトバンク○▽7月16日○オリックス(山崎福)4-3(バンデンハーク)福岡ソフトバンク●▽7月17日●オリックス(榊原)1-9(東浜)福岡ソフトバンク○▽7月18日●オリックス(田嶋)1-2(石川)福岡ソフトバンク○▽7月19日●オリックス(山本)2-3(二保)福岡ソフトバンク○※オリックス1勝5敗、通算成績は27試合9勝16敗2分のパ・リーグ最下位。首位の楽天とは6.5ゲーム差。カッコ内は先発投手。 開幕からカードを一巡したことについて、西村徳文監督は「勝ち負けがハッキリ出ましたね。9勝16(敗)ですか?いいところもあったんですけどね。ロッテ戦の6連敗、あと、この(ソフトバンク戦)1勝5敗ですか。そういうところはしっかり戦っていかなきゃいけないですね」と、二巡目からの巻き返しを誓った。 先発投手陣の6枚は揃っているが、まだ、中継ぎ陣は不安定。打撃陣も頼りの吉田正尚が、この6試合で19打数2安打、1本塁打、3打点と不振なのが気がかりなところ。T-岡田も「いろいろ考えて」(西村監督)スタメンから2試合外れるなど、高卒2年目の大型内野手、太田椋にプロ初安打&初ホームランが飛び出す明るい話題はあったものの、ジョーンズ、ロドリゲスもまだ本来の実力を発揮出来ていない。 21日からは首位の東北楽天と仙台で6連戦を控えているが、ここを最低でも5割で乗り越えないと、8月の戦いが厳しくなるだけに、総力戦で勝ちをもぎ取って欲しいところだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年07月19日 12時00分
大相撲4カ月ぶりの場所再開も問題山積…出稽古禁止で人気力士も不安顔
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の解除を受け、2カ月ほど遅れてプロ野球やサッカーのJリーグが開幕。7月10日からは、5000人という人数制限がかかってはいるものの、観客を入れた試合が許され、かつての盛り上がりを取り戻しつつある。 こうした他のスポーツより大きく出遅れた大相撲も、いよいよ7月19日から「7月特別場所」が始まる。「大相撲界は、三段目力士が新型コロナウイルスに感染して死亡してしまったため、慎重にならざるを得なかったのです。場所を開催できなかった4カ月間、相撲協会は稽古にも大幅な制限を設けてきました。その影響がどう出るか、当の力士たちも“やってみないと分からない”と不安げな表情です」(担当記者) 先月からは、各師匠の判断で部屋内のぶつかり稽古や申し合いはできるようになっていたが、強い稽古相手を求めて他の部屋に出掛ける「出稽古」は、初日まで1週間を切っても禁止されたままだった。「大相撲界では、格下力士と相撲を取ることを稽古とは言いません。按摩と言います。つまり、マッサージですね。いくら按摩をしても強くはならない。自分と同程度か、それ以上の力の持ち主とやらないと、実力を磨くことにはならないんです。関取が少ない部屋の力士は、4カ月も体の芯から汗を絞り出すような本当の稽古ができずにいます。出稽古禁止の影響は計り知れませんよ」(同・記者) 佐渡ケ嶽部屋のように幕内力士が大量5人もいるような大部屋なら稽古相手にも不自由はしないが、関取が1人か格下しかいない部屋の悩みは深刻だ。「御嶽海、阿炎、阿武咲、玉鷲、高安といった優勝戦線を引っかき回して面白くしてくれそうな精鋭たちが、出稽古禁止の影響をもろに受けている。ケガ人が続出したり、期待外れの凡レースになることが心配されます」(協会関係者) 密かにV3を狙っている御嶽海も、「このまま本番を迎えるのは不安だ」と本音を漏らしている。 無名力士の大番狂わせに期待するしかなさそうだ。
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スポーツ 2020年07月19日 11時00分
ソフトB・柳田が「めちゃくちゃダサい」と落胆? 阪神・ボーアの珍打で話題、本人も予想外の“劇的10m弾”
6月19日に開幕し、1カ月が経過した今シーズンのプロ野球。本塁打、タイムリー、奪三振といったプレーに連日多くのファンの注目が集まっているが、中には予想外の一打で注目を集めた打者もいる。その1人が阪神・ボーアだ。 ボーアの一打が話題となったのは、14日に甲子園で行われた対ヤクルト戦でのこと。7回裏2死で第4打席を迎えたボーアは、ヤクルトの3番手・中澤雅人が投じた変化球を強振するもボテボテの打球に。ところが、一度は三塁側ファールグラウンドへ向かったこの打球が、強烈な回転がかかっていたことによりフェアゾーンへ急転換。ヤクルトの三塁・村上宗隆はこの不規則な打球を捕球できず、ボーアは内野安打で出塁となった。 >>阪神・ボーア、アーチ量産体制に突入?チームと共に続く低迷、本拠地連戦で復活に光明か<< スイングからは想像できないような軌道となったボーアの一打を受け、ネット上には「何だ今の打球、生きてるみたいな転がり方したぞ」、「とんでもないスピンのかかり方だな」といった驚きの声が多数寄せられた。一部では、「数年前の柳田のサヨナラ打思い出した」、「柳田のサヨナラヒットを彷彿とさせる打球だ」といったコメントも挙がっている。 名前が挙げられている「柳田」は、ソフトバンクに所属する柳田悠岐。今シーズンはここまで「.366・8本・19打点」と好調だが、過去にボーアと同じような“珍打”で話題を呼んだことがある。 2017年6月6日、福岡ヤフオク!ドーム(現福岡PayPayドーム)で行われたソフトバンク対ヤクルトの一戦。両軍「1-1」で迎えた延長10回裏、ソフトバンクは2死三塁とサヨナラのチャンスを作る。ここで打席に入った柳田はヤクルトの6番手・久古健太郎の変化球を強振するも、打球はボテボテの三ゴロに。打球に駆け寄った久古やヤクルト捕手・中村悠平は、三塁線を跳ねる打球をファールになると判断し捕球しなかった。 ところが、跳ねた後に転がったボールはまるで図ったかのように、ラインの内側ギリギリにピタリとストップ。この間に三塁走者・明石健志がホームインしたことで、試合は「2-1」でソフトバンクのサヨナラ勝利となった。 推定飛距離がわずか10メートルであったことから、“劇的10m弾”といった表現で報じられたこの一打。敗戦投手となった久古は、「捕ってセーフになるよりもファウルの方がいいと思った。芝にとられて止まってしまった」とガックリ肩を落とした。 一方、柳田は試合後のヒーローインタビューで「めちゃくちゃダサい打球だった」と苦笑いした上で、「明日はもっと打球を飛ばします」と宣言。実際に翌7日の同カードでは2本の本塁打を放ち、2日連続のヒーローインタビューで「昨日と違ってすごい飛んでくれたんで最高です」と語っている。 その柳田を想起させるような一打を放ったボーアも、翌15日の試合で1本塁打を含む3安打と活躍し、今シーズンの打率を「.309」と初めて3割台に乗せている。予想外の軌道となった前日の珍打が、もしかしたらツキを運んできてくれたのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月18日 11時00分
ソフトB・川島の足を日本ハム選手が破壊! 巨人パーラの守備妨害にも影響、ルール変更に繋がった危険スライディング
12日に行われた巨人対ヤクルトの一戦。試合は「3-2」でヤクルトが勝利したが、試合結果以上に注目を集めたのが巨人・パーラの守備妨害だった。 「2-3」と1点を追う巨人は6回裏、1死一、三塁の場面で炭谷銀仁朗がゲッツー性の遊ゴロを放ったが、一塁走者のパーラが二塁にスライディングした際にヤクルトの二塁手・山田哲人と交錯。山田は転倒して一塁送球できず、この間に三塁ランナーが生還したため同点と思われた。 すると、この直後にヤクルト・高津臣吾監督が、パーラのスライディングについて審判団にリクエストを要求。審判団がリプレー検証を行った結果、パーラのスライディングは「走塁時の勢いでベースを越えている」との理由により、ゲッツー崩しの危険なプレーと判断され守備妨害に。これによりパーラ、並びに打者走者の炭谷がアウトとなり、巨人は併殺でチャンスをつぶす形になった。 >>巨人、ウィーラーに続くトレードの可能性コロナ禍で吹く追い風、ソフトBの年俸額も抜き返すか<< 試合が振り出しに戻るかという重要な場面で起こったということもあり、パーラの守備妨害の判定を受けてネット上には賛否両論が巻き起こった。一部では、「判定厳しいとか言ってる奴は川島の悲劇を忘れたのか」、「厳しくしないと第2、第3の川島が生まれかねないから審判団の判断は当然」といったコメントも寄せられている。 名前が挙げられている「川島」は、ソフトバンクに所属する川島慶三。内外野の複数ポジションを守れるユーティリティープレーヤーとして知られる選手だが、危険なスライディングを受け重大なアクシデントに見舞われた過去がある。 2016年4月3日に行われたソフトバンク対日本ハム戦の一戦。6回裏、「1-0」と1点リードのソフトバンクは無死一、三塁のピンチを迎えるも、ここで打席の日本ハム・中田翔が三ゴロ。打球を捕った三塁・松田宣浩は、三塁ランナーを目でけん制しながら二塁の川島へ送球。川島が一塁・内川聖一に送球すれば、ゲッツーで2死三塁となるはずだった。 ところが、川島が松田の送球を捕球した直後、日本ハムの二塁走者・田中賢介はゲッツー崩しを狙い川島の足を目掛けてスライディング。交錯して転倒した川島がその場にうずくまる間に三塁ランナーが生還した。 このプレーを見たソフトバンク・工藤公康監督は、審判に守備妨害ではないかと猛抗議するも認められず。川島の負傷交代や同点といった痛手を負ったまま試合は再開され、結局ソフトバンクは「3-4」で敗れてしまった。 試合後に田中が川島に謝罪の連絡をしたこともあり当人同士はすぐに和解したが、このスライディングにより川島は右足の靭帯を損傷し約4カ月の戦線離脱。この件も影響して翌2017年から、野球規則にゲッツー崩しを狙った危険なスライディングを禁じる一文が新たに盛り込まれた。また、2019年からはリクエストの対象内にも追加されている。 これらのルールが適用されたことにより、守備妨害と判定されたパーラのスライディング。幸いにも交錯した山田が怪我を負ったという情報は伝えられていないが、こうした危険なプレーが今後なるべく起こらないことを願うばかりだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月17日 19時30分
与田監督の采配に「意味が無い」 元中日・山崎氏、無計画な代打策に苦言 「理に適ってる」ファンからは反発も
元中日で野球解説者の山崎武司氏が、16日放送の『ドラゴンズステーション』(東海ラジオ)に生出演。中日・与田剛監督の采配に苦言を呈した。 今回の放送で山崎氏は、12日から一軍でプレーしているドラフト1位ルーキー・石川昂弥についてトーク。その中で、「2-1」で勝利した15日のDeNA戦での与田監督の采配に疑問符をつけた。 山崎氏が問題としたのは、同戦の6回裏1死一、二塁の場面での采配。「2-1」と1点リードの中日は追加点のチャンスで石川に打順が回るも、与田監督は石川に代え阿部寿樹を打席へ。しかし、代打の阿部は併殺に終わり追加点のチャンスはついえてしまった。 >>中日・石川に「舐めてんのか」ファン激怒 炎上を招いた“ベース踏み忘れ”、「二塁で使った与田監督も悪い」との声も<< この采配について山崎氏は阿部が併殺となった点ではなく、石川を代えた点を問題視。「あのチャンスで三振、凡退だったとしても、(この経験は)彼の財産になる。それを取(り上げ)るのはどうなのか」と、石川に勝負どころを経験させなかったことに苦言を呈した。 また、山崎氏は「この打席がダメでもしゃあないと思って使わないと意味がない」とした上で、「ああいう形で代えるなら、石川を一軍に置いておく必要はない」、「スタメンで使うっていうのなら最後まで使わないと」とコメント。一軍で中途半端に起用するぐらいであれば、二軍で経験を積ませた方がいいと主張した。 途中交代を否定する理由について、山崎氏は自身の経験談や楽天時代に師事した故・野村克也さんの言葉を交えて説明している。山崎氏によると、監督時代の野村さんは常々「1打席代打を送っただけで、送られた選手が1年間死んでしまうことがある」と口にしていたといい、自身も現役時代に代打を出されたことをしばらく引きずった経験があるとのこと。山崎氏はこれらを踏まえて、同戦の代打策が石川のメンタルやモチベーションに悪影響を及ぼすのではと危惧した。 今回の石川への代打を含め、与田監督は選手を代えるタイミングが早い傾向があるという山崎氏。「目先の1勝というのは監督なら当然考えなければいけないが、(ドラ1の)石川だから(我慢してほしかった)」と我慢強い起用を求めていた。 山崎氏の発言を受け、ネット上には「ああいう場面を経験させないのなら、『何のために一軍に入れてるの?』って言われるのも仕方ない」、「わざわざ一軍に上げたのなら、未来への投資と思って腰を据えて起用するべきでしょ」、「確かに与田監督は選手交代が早すぎるから、もう少し辛抱強く采配してほしい」といった賛同の声が多数寄せられている。 一方、「代打で出てきたのが阿部だったから、特に悪い采配だったとは思わなかったけどなあ」、「1点差の緊迫した場面なんだから、経験が浅い石川より実績のある阿部に任せる方が理にかなってる」、「石川は打率1割台で阿部は2割台、打てそうな方を優先するのは当然だろ」といった反発も複数見受けられた。 「石川は12日に一軍昇格し同日の試合でプロ初ヒットをマークしましたが、その後の試合はいずれもノーヒットと苦しんでいます。一方、阿部も今シーズンは打率が2割台前半と苦しんでいますが、昨年は129試合に出場し3割近くの打率をマークした実績を持っています。結果は併殺でしたが、経験・実績で石川を上回る阿部を代打に送ったこと自体はあながち間違いではないとも思いますが…」(野球ライター) ゴールデンルーキーを巡る起用で物議を醸してしまった与田監督。「8-0」で勝利した翌16日の同カードでは石川をスタメンから外してもいるが、今後はどのように起用していくつもりなのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年07月17日 17時00分
巨人・広島に「両チームともリリーフがあれ」 巨人・堀内元監督が苦言、昨季以上に失点がかさんでいるワケは
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、16日に自身の公式ブログに投稿。巨人・広島のリリーフ陣に苦言を呈した。 >>巨人・原監督「お前もう一生料理するな!」 甥っ子・菅野への激怒に賛否、致命的な怪我を負った選手も?<< 今回のブログに堀内氏は、同日に行われた巨人対広島戦について投稿。記事前半で巨人が9年ぶりにマツダスタジアムで同一カード3連勝をマークしたことを喜んだ一方、後半で両チームのリリーフに苦言を呈した。 「9-4」で巨人が勝利した同戦だが、巨人は2点、広島は6点をリリーフ陣が失っている。このこともあってか、堀内氏は「両チームともリリーフがあれだね」と、出てくる投手が軒並み不安定だと主張した。 3カ月の開幕延期を経て過密日程で行われている今シーズンは、先発が長いイニングを投げずに降板し、残りの回はリリーフがつぎ込まれるという試合も珍しくない。堀内氏は「先発がみんなして5回までしか投げてくれないようじゃ どうしてもリリーフに負担がかかってくる」と理解を示したものの、「にしてもあれだね」と再度両軍リリーフ陣のもろさにため息をついていた。 今回の投稿を受け、ネット上には「本当に毎試合リリーフが不安定すぎる」、「先発が点取られて降ろされて、後を受けた中継ぎもズルズル失点と悪循環が続いてる」、「両軍とも先発が崩れたら試合にならなくなるのが苦しいな」、「お互いに昨シーズンはここまでひどくなかった、やっぱりコロナが影響してるんだろうか」といった反応が多数寄せられている。 「16日終了時点のリリーフ防御率を見ると、巨人は『4.22』、広島は『5.01』と両軍ともに不安定な状態に陥っています。特に深刻な状態なのが、勝ち試合を締める抑え。当初は巨人がデラロサ、広島がスコットに抑えを任せていましたが、デラロサは左脇腹の肉離れ、スコットはたび重なる背信投球でそれぞれ二軍落ち。現在は巨人が澤村拓一、広島が菊池保則を急きょ代役守護神として起用しています。今シーズンは新型コロナウイルスの感染拡大による開幕延期・外出自粛の影響で、満足な練習を積めなかった投手陣には受難の年になるのではと危惧されていましたが、ここまではその懸念が的中する形になっています」(野球ライター) 昨シーズンのリリーフ防御率は巨人が「3.77」、広島が「3.68」と、どちらも3点台に収まっていた。今シーズンの急激な防御率悪化に対し、巨人・原辰徳監督、広島・佐々岡真司監督の両名は今後どのようにテコ入れをしていくのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年07月17日 11時45分
阪神、藤川不在でも復調は濃厚? 各球団のクローザーに明暗、原因は登板過多だけではない?
矢野阪神がヤクルトに逆転勝ちし、4カード連続の勝ち越しを決めた。その7月16日のヒーローは勝ち越し2ランを含む4打点の福留孝介だが、今後のペナントレースを好転してくれそうなキーマンはほかにいた。故障離脱の藤川球児に代わって、クローザーになったロベルト・スアレスだ。 関西地区で活動しているプロ野球解説者が「トラ救援陣」について、こう説明する。 「矢野燿大監督は藤川をクローザーで使う予定でした。今年40歳になる年齢も考慮し、途中で休ませる時期も設けなければなりません。頼りになるセットアッパー、藤川のリフレッシュ休暇中の代役クローザーとして、スアレスを獲得しました」 スアレスは2016年にソフトバンク入りしたが、トミー・ジョン手術を受けた影響で近年は精彩を欠いていた。ようやく、本来の調子を取り戻したのか、同日の登板も150キロ台後半のストレートを連発させていた。しかも、試合後、こんなコメントも発していた。 「今日はセーブのつく場面(での登板)だったから、楽しんで、チャンスを生かそうと思って投げたよ」 今季、クローザーが本調子ではないチームが少なくないのだ。広島のスコットは不振で二軍落ち、巨人・デラロサも早くも故障で戦線を離脱してしまった。それだけではない。(以下成績=同時点)※DeNA 山崎 0勝1敗6S 防御率4・70ソフトバンク 森 0勝1敗3S防御率3・12千葉ロッテ 益田0勝1敗7S防御率3・27東京ヤクルト石山1勝1敗4S防御率4・22阪神 藤川 0勝2敗2S 防御率15・75※ 東北楽天、埼玉西武などクローザーが好調なチームもある。しかし、クローザーの不振は「逆転サヨナラ」の楽しみを増やすかもしれないが、これだけ揃って不振だと、何か他に原因があるかもしれない。 >>元阪神・下柳氏、藤川の“異変”を指摘「全然らしくなかった」 降格前に感じた右肩故障の予兆とは<< 真っ先に考えられる原因は昨季までの登板過多による勤続疲労だが…。 「無観客試合が影響しているのかもしれません。今、各球場とも上限付きでの入場が許されましたが、大きな声を上げるのはNGとされており、球場がシーンとしています。クローザーのモチベーションのせいではないか」(ベテラン記者) 昨季まで、クローザーがアナウンスされるのと同時に球場全体が盛り上がっていた。今季はそれがない。 「そもそも、今季はオリンピックイヤーだったので、例年よりも約1週間早い開幕が予定されていました。2月のキャンプも体力強化の週を飛ばして、いきなり実戦に近い練習となりました。その分、選手たちは自主トレ期間を長くして調整していましたが、加えて新型コロナ禍でペナントレースのスタートが約3か月も遅延してしまいました」(前出・プロ野球解説者) スケジュールがメチャクチャになり、特に投手陣は精神的にも疲れているのだろう。 12球団のチーム防御率を見てみると、4点台が9球団もある。クローザーは「1球の失投」が命取りになるので、先発投手よりも不振が分かりやすい。その意味では、好調で投げることにも飢えていたスアレスのいる阪神が息を吹き返してくるのではないだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年07月16日 22時30分
ノア清宮海斗「100%プロレスに熱狂していただければ」PCR検査を実施
プロレスリング・ノアは、7月18日に有観客試合を再開する東京・後楽園ホール大会に先立ち、当日出場全選手及びリングサイドスタッフ、中継スタッフ等を対象とした唾液採取によるPCR検査を実施したと発表した。 今回検査を受けた選手、スタッフ全員が陰性だったとのこと。この検査は身体接触を伴うプロレスの特性上、会場に来場する観客が安心して観戦出来る環境作りとして、加えてレスラー・スタッフが安全に大会を運営するためにABEMAの協力のもと実施したものだという。 プロレスリング・ノアの広報は「今後も感染拡大を予防するために、政府や関連省庁、専門家などによる見解に基づき選手・スタッフの健康管理、感染防止を徹底した上で大会を開催いたします」とコメントした。 18日のメインイベントでは、潮崎豪&清宮海斗が武藤敬司&丸藤正道とのスペシャルタッグマッチを行う。清宮は武藤に照準を絞っているが、武藤は潮崎が保持するGHCヘビー級王座に色気を見せており、清宮が振り向かせることが出来るのか注目が集まるところ。 清宮は「ノアを応援してくれる皆さんが制限のある中、会場に集まってくれる。その場所に立つ選手として、コロナの不安を払拭して100%プロレスに熱狂していただければと思い、検査を受けました。再開に向けてやれることを全てやって準備してきたので、後は皆さんの前に立つその瞬間を心から楽しみにしています」と語ると、丸藤も「検査は今回の自粛期間も待っていてくれたお客さんの前で試合するためには絶対に必要なことですから、会社とABEMAさんが検査を受けられる状況を作ってくれたのは本当にありがたいです。自分たちも休んでいた分、会場に来てくれたお客様、配信で観戦してくれたお客さんには、絶対にいいものをお見せしたいと思います」とベストマッチを約束した。(どら増田)
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熱き侍たちが躍動!! メジャーリーグ Times ダルビッシュ有に緊急トレード説浮上
2017年05月23日 18時00分
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「格闘技界のイチローになりたい!」那須川天心、底なしの強さに武蔵唖然!高田感動!
2017年05月22日 11時30分
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プロレス解体新書 ROUND50 〈“超獣”相手に闘魂復活〉 新日マットにブロディ初参戦
2017年05月21日 15時00分
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打倒、パ・リーグTV!「新日本ワールドを日本一に」木谷オーナーが戦略発表会で明言!
2017年05月21日 12時00分
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熱き侍たちが躍動!! メジャーリーグ Times メジャーリーグ 球団経営の基礎知識
2017年05月20日 15時00分
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金本阪神が注入した「野村克也の教え」
2017年05月19日 17時00分
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2017年05月19日 15時00分
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稀勢の里に“休むという手”を選択させなかった「綱」の重さ
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長友佑都 妻の芸能界復帰を後押しする中国リーグ移籍
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首脳陣に見放された斎藤佑にいよいよ出される「戦力外通告」
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大横綱・白鵬vs東横綱・稀勢の里「5月場所決戦!」初優勝からの3連覇に“自信”と“不安”
2017年05月15日 17時00分
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プロレス総選挙 古今東西 好きなレスラー100(4)
2017年05月15日 15時00分
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2017年05月14日 15時00分
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新日本プロレス“エース”復権に向けて棚橋弘至、6.11大阪城で内藤哲也に再挑戦!
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プロレス総選挙 古今東西 好きなレスラー100(2)
2017年05月13日 15時00分
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スポーツ
プロレス総選挙 古今東西 好きなレスラー100(1)
2017年05月12日 15時00分
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スポーツ
“伝説”相手にドロップキック! “神童”那須川天心、20日のタイトル戦へ好調をアピール!
2017年05月11日 11時30分
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スポーツ
本拠地移転へ 日本ハムが目指すボールパーク構想(3)
2017年05月08日 12時00分
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スポーツ
ライガー“最後の”スーパージュニアは新日ジュニア新時代の幕開け!
2017年05月07日 12時00分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分