スポーツ
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スポーツ 2020年12月10日 17時30分
DeNA・田中「一日でも早く、オープン戦からでも」 トミー・ジョン手術からの完全復活をめざす
貴重な中継ぎ左腕・田中健二朗が、復活に向けて左腕の違和感と戦っている。昨年の夏にトミー・ジョン手術を受け、オフには「今後も長く野球を続けられるようにしっかりと治して」と、功労者に対して球団からの配慮と期待もあり、育成選手として契約。「新しい田中健二朗を作る」と意を決してリハビリに励んでいる。以前は悲観的に捉えられていたトミー・ジョン手術だが、近年は松坂大輔や、同じ松坂世代の和田毅、藤川球児らが、メジャーでもダルビッシュ有や大谷翔平も名を連ね、ベイスターズでも今シーズン2桁勝利と大活躍した大貫晋一も、大学時代にオペレーションを受け、見事プロ入りを果たした。 9日に行われた契約更改の際、「フォームが自分と合っていないところがあったので、しっかりと合わせられるようにしたい」と現状を明かした。具体的には「軸足の折れが早く、左肩が下がってしまう」ことで、「身体が早く開いてしまって、肘に余計な負担がかかってしまってしまう」と説明。 「今まで通りの感覚で投げていると、痛みや強い張りが出てしまう。張りが強くなるとリハビリの途中のようにノースローになってしまうので、それだけは避けないと」とし、「感覚を変えないと投げられないので、苦労しています」と素直な心境を吐露していた。 このオフには模索中のフォーム固めに「重きを置いてやりたい」と最重要課題に挙げ、「そんなに僕には時間が無いので、何がなんでも復帰したい」と来年32歳を迎えることもあり、不退転の決意を表明。ターゲットは「一日でも早く、3月のオープン戦からをめざしてやって行きたい」とピッチを上げていく構えだ。 チームは慢性的なリリーフ左腕不足に陥り、今シーズンもエドウィン・エスコバーはフル回転し、本来ローテーションの軸としても期待できたが、ユーティリティ性のある石田健大を中継ぎに回した経緯もある。砂田毅樹もシーズン後半にファームから上がってきたが、経験豊富な田中健二朗の存在はブルペンにとって貴重な存在。マウンドから打者を見下ろす鋭い眼力で、パワーカーブを投げ込む姿を心待ちにしたい。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2020年12月10日 15時45分
梶谷獲得の巨人に「後が怖い」懸念の声も? 的確な補強敢行も不安視されているリスクとは
これまで横浜・DeNA(2007-)でプレーし、今季終了後に国内FA権を行使していたプロ14年目・32歳の梶谷隆幸。10日、巨人がその梶谷の獲得を確実にしたことを複数メディアが報じた。 報道によると、巨人は7日の交渉で梶谷に4年総額8億円規模の条件と背番号「13」を提示していたが、梶谷は9日にDeNA側に移籍すると連絡したとのこと。巨人側からの発表はまだされていないが、近日中にも梶谷の獲得を正式にアナウンスするとみられている。 梶谷は今季主に「1番・中堅」として109試合に出場し、「.323・19本・53打点・140安打」で同僚・佐野恵太と最後まで首位打者を争った好打者。巨人は丸佳浩が中堅のレギュラーに君臨しているため、このまま入団すれば来季は右翼で起用されることが濃厚。また、打順は1番はもちろん、クリーンナップの一角である5番を任される可能性もあるとみられている。 >>巨人・坂本、サード転向なら「逆に終わりがはやい」?堀内元監督が主張、“生涯ショート”を貫くべきワケは<< 巨人の梶谷獲得報道を受け、ネット上には「今季首位打者争った梶谷の補強はデカい、サカマルオカ(坂本勇人・丸・岡本和真)の不調をカバーできるようにもなる」、「得点圏打率もそれなり(.300)だし、5番で使う方が相手に圧力かけられるかもしれない」、「これで右翼が埋まった、後は一塁、左翼の新戦力も欲しいな」といった反応が多数寄せられている。 一方、「獲ったはいいが後が怖いな、人的補償もいるし」、「故障体質だからフル稼働が期待しにくいのは不安材料」、「カネと人を失っただけでしたなんてことにならなければいいが…」とのコメントも複数見受けられた。 「巨人は現在中堅の丸以外、外野レギュラーが不在の状況で今回獲得した梶谷は補強ポイントに合致する選手。ただ、梶谷は今季の成績こそ良かったものの昨年までは2年連続で怪我に苦しみ両年とも41試合しか出場できていないため、巨人入り後も故障が頻発するようなら獲得の意味がなくなってしまうと不安視する声は散見されます。また、梶谷はBランクの選手のため、巨人はDeNAに人的補償を差し出す必要もあります。DeNAは2016年オフに山口俊(現ブルージェイズ)の巨人FA移籍の際に人的補償で選んだ平良拳太郎が、翌2017年から今季まで計15勝と活躍。そのため、今回もプロテクトから漏れた選手をモノにされてしまうのではないかという懸念も少なくないですね。なお、巨人ファンの間では投手なら沼田翔平や太田龍、野手なら若林晃弘や重信慎之介らがプロテクト漏れで狙われるのではと予想されています」(野球ライター) 今季のような活躍を続けてくれるなら、4年8億円の価値は間違いなくあるといえる梶谷。リスクも少なくない獲得劇は果たして吉と出るのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年12月10日 11時10分
ロッテ新入団選手が会見でパイの実に刺激?球団はFA澤村に背番号14を用意!
千葉ロッテは9日、埼玉・さいたま市内で新入団選手発表会見を行った。 今年ドラフトに指名されたルーキー全9選手がプロ入りに向けて熱いコメントを出した後、司会で場内アナウンス担当30年目のシーズンを終えた谷保恵美さんより新人選手にロッテ「パイの実」の紹介があった。 谷保さんは「最後に新人選手の皆様にご案内があります。皆さんの大好きなロッテのパイの実ですが、美味しさの秘訣をご存知でしょうか?実はパイ生地を64層にも重ね合わせて焼き上げられています。驚きましたか?64層が美味しさの深みとサクサク感を作り上げているんですね。ぜひこれから皆さんの活躍で、千葉ロッテマリーンズをパイの実のように層の厚いチームにしていってください!」と場内アナウンスのトーンで異例のエール。 パイの実が64層である事に関して、ドラフト1位の鈴木昭汰投手は「今年は工場でパイの実の生産過程は残念ながら見学をすることが出来ませんでしたが、パイの実が64層から成っていることを教えてもらい、とても驚きましたし感銘を受けました。今までは、ただ美味しいとしか思っていませんでしたが、美味しいと世間まで評価されるようになるまでには、深い過程があるのだと思いました。自分も夢に掲げている最多勝を達成できるように、まずは一つ一つ白星を重ねていきたいと思いました」と感心した様子。 ドラフト2位の中森俊介投手は「64層のパイの実、最高です。ボクもまずはストレートで160キロを超える投手をめざしたいです」とパイの実に刺激を受けたようだ。この日は新人選手の背番号も発表され、鈴木投手は「35」、中森投手は「56」、小川龍成内野手は「57」、河村説人投手は「58」、西川僚祐外野手は「59」に決定。育成組は谷川唯人捕手が「122」、小沼健太投手が「121」、山本大斗外野手が「124」、佐藤奨真投手が「129」となった。 なお、FA宣言し、海外への移籍も模索している澤村拓一投手に、残留した場合は背番号「14」を打診していることも明らかになった。背番号「14」は、巨人では故・沢村栄治氏がつけていたもので、その後永久欠番となり、巨人入団時に故・沢村氏を意識した澤村が、1を足して「15」をつけたというエピソードがある。ロッテに残留すれば背番号「14」の澤村が誕生するが、澤村の決断に一層注目が集まることになりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年12月10日 11時05分
現役続行の日本ハム・斎藤に栗山監督がカミナリ?「それでも野球をやりたい」頼みの綱は“マー君の治療法”か
ドライチ、「ハンカチ王子」と呼ばれた国民的スター。今さらだが、その経歴が重圧となっていることを再認識させられるような“契約更改劇”だった。 北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手がダウン提示を受け入れた。来季の推定年俸は1250万円、3年続けて一軍での勝ち星はナシ、プロ10年目の今年は一軍昇格すらできなかった。他のピッチャーなら、戦力外を通告されてもおかしくはないのだが、現役続行となった。 「来季の契約予定者を指す保留者名簿が提出され(12月2日)、その中に斎藤の名前も入っていました。この時点で『クビはない』と判断されましたが、本人もかなり悩んだみたいですよ」(球界関係者) 斎藤は更改後の会見で、こうも語っていた。 「それでも野球をやりたい気持ちが強かった」 右肘の故障のことだ。手術の可能性も伝えられていた。先に球団幹部が明かした限りでは、今春のキャンプ中から痛みがあったという。シーズン中盤になって調べてみたら、「靱帯損傷」と診断された。 >>日本ハム投手が球団フロントに激怒「低すぎるよ!」球界が変わるきっかけに?賛否を呼んだ“セカンドバッグ投げつけ事件”<< この右肘の靱帯損傷が判明した10月、チーム戦力を統括する吉村浩ゼネラルマネージャーは「手術するかどうか、検討中」と“意味シン”な物言いをしていた。 10月16日の巨人二軍戦で中継ぎ登板し、1イニングともたず、5失点と大炎上した。「斎藤の次回登板を見送る」との説明の中で、右肘の損傷を打ち明けたのだが、すぐに手術に踏み切られなかったことで、「治す必要がないからか、引退か?」という予測も広まった。 「斎藤は手術ではなく、自身から採取した血液の血小板を高濃度にしたものを患部注入する『PRP療法』を行ったそうです。手術するよりも治るのが早いそうです」(スポーツ紙記者) 早期回復が手術回避の理由とされているが、前出の関係者は「そんな単純な選択ではなかった」と説明する。 「今後のことを栗山英樹監督に相談しています。栗山監督に励まされたことは会見で伝えていますが、厳しい言葉のやり取りもあったようです」 斎藤は「まだ野球を続けたい」と口にしたことで、PRP療法が行われたそうだ。 そのPRP療法だが、夏の甲子園のライバル・田中将大も2014年7月に経験している。「右肘靱帯の部分断裂」という重傷だったが、2か月半後には実戦復帰も果たしている。田中の前例からして、来春キャンプでは全力投球もできるだろう。 田中は06年夏の甲子園大会では斎藤に敗れたが、その後の野球人生では逆転。天と地ほどの差を見せつけている。斎藤のプロ・ルーキーイヤーとなった11年には最多勝、田中のNPBラストイヤーの13年は24勝で負けナシ、同年の斎藤は未勝利だった。20年、ヤンキースから田中の提示された年俸は2300万ドル(約23億3000万円)で、昇給での再契約も伝えられている。 田中も経験したPRP療法で復活となれば、良いのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年12月09日 19時30分
巨人・坂本、サード転向なら「逆に終わりがはやい」? 堀内元監督が主張、“生涯ショート”を貫くべきワケは
元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏が、8日に自身の公式ブログに投稿。巨人・坂本勇人の“生涯ショート固定”を主張した。 >>巨人・菅野に「大リーグで先発を張れる」米メディアが絶賛報道 MLB6球団が獲得検討、優先事項はとにかく“カネ”?<< 「坂本をサードにコンバートしてほしいのですが堀内さんはどう思われますか?」というブログ読者からの質問を受け、今回ブログを投稿したという堀内氏。「結論から言おう。俺はね 坂本の野球人生はショートで燃え尽きてもらいたい」とした上で、ショート固定を推す理由について語った。 2006年の高校生ドラフトで1位指名を受け巨人に入団し、翌2008年から今季までショートとして1759試合に出場している31歳の坂本。全ポジションの中で最も過酷といわれるショートを担いながら「.292・242本・865打点・2003安打」と通算2000本安打も達成しているが、堀内氏は「打ってよし守ってよし 体も大型で申し分ない」とショートとして文句のつけようのない活躍をしていると評した。 堀内氏は続けて「サードにコンバートっていうのは坂本に少しでも楽をさせてあげたい、ってことだと思う」と、今回質問を寄せたブログ読者はショート守備でかかる体への負担を不安視しているのだろうと推測。だが、「はっきり言って今、楽をすれば逆に終わりが速いと思う」と、下手にポジションを動かす方が衰えを早めるのではと反論した。 また、堀内氏は「今、坂本からショートというポジションを奪ってでも育てよう そういう選手も見当たらない」と、今の巨人には後釜として務まりそうな選手もいないと指摘。以上の点を踏まえ、坂本が自分からコンバートを望まない限りはショート固定を貫くべきだと主張していた。 今回の投稿を受け、ネット上には「守備型の選手が務めがちなショートを坂本が担ってるというストロングポイントを崩すべきではない」、「サード転向が逆に攻守のリズムを狂わせる可能性もある」といった賛同の声が寄せられる一方、「今季はコンディション不良で途中交代も多かったし、本格的にガタが来るまでに動かすべき」、「ショート固定とサード転向ならどう考えても前者の方が劣化早まるだろ」といった反発も挙がっている。 一方、「守備の師匠の宮本がサード転向で苦労したからやらないだろ」、「名手宮本でもショートからサードの移動はかなり厳しかったらしいし止めといた方がいい」と、現役時代にヤクルト(1995-2013)一筋で活躍した宮本慎也氏を絡めたコメントも複数見受けられた。 「宮本氏は現役時代ショートとしてゴールデングラブ賞を6度(1997,1999-2003)獲得し、2012年1月の自主トレでは当時プロ6年目・23歳の坂本に守備のイロハを教え込んだ名球会選手。その宮本氏は2008年シーズン途中にショートからサードへのコンバートを経験していますが、名球会が11月11日に公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画にゲスト出演した際、ショートとサードでは打球との距離感や1歩目の反応が大きく異なるため適応に数年かかったと苦労を明かしています。守備の師匠である宮本氏がこれほど苦しんだことを考えれば、坂本も下手に動かすと二の舞になるのではと危惧しているファンも少なくないようですね」(野球ライター) プロ野球史上2番目の最年少記録となる31歳と10カ月で2000本安打を達成したため、過去に張本勲氏(元東映他)しか達成者がいない3000本安打達成も期待されている坂本。慣れ親しんだショートを最後まで全うさせるのか、それともサードなど別ポジションにコンバートするのか。巨人首脳陣も今後大いに悩むことになるのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について堀内恒夫氏の公式ブログよりhttps://ameblo.jp/horiuchi18/
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スポーツ 2020年12月09日 14時15分
ダルビッシュ、ソフトB・吉住の現役続行の真相明かし反響 自分から“慰留”に動いていた?「石川くんを叩き起こしてしまった」
カブス・ダルビッシュ有が9日、自身の公式ツイッターに投稿。ソフトバンクのプロ3年目・20歳の吉住晴斗の育成再契約に関わった件の真相を明かした。 >>ダルビッシュも新庄氏のスイングに驚愕「10年以上野球やってないのに」 48歳でトライアウト参加、全力の“アピール”に称賛相次ぐ<< 吉住は2017年ドラフトで1位指名を受けソフトバンクに入団したが、3年間で一軍登板がないまま11月18日に戦力外通告を受けた。球団が育成選手として再契約する方針の一方で、吉住は「野球に対する気持ちが切れかかっている」と現役引退を示唆したことが伝えられていた。 しかし、その後今月8日に育成選手として球団と再契約した吉住は契約後の取材の中で、それまで面識がなかったダルビッシュから「もったいないんじゃないか」と連絡を受けたことで引退を翻意したことを告白。報道ではダルビッシュと親交のある同僚・石川柊太が間を取り持ったと伝えられていたため、石川がダルビッシュに吉住への連絡を頼んだとみられていた。 だが、9日に自身のツイッターに投稿したダルビッシュは「連絡先聞くのに石川くんを叩き起こしてしまったのは申し訳なかったです」と、引退を翻意させるため自身から石川に吉住の連絡先を聞き出したことを告白。同時に、「この短期間での切り替えや、すぐに前を向けるところにさらにセンスを感じました」と吉住が現役続行を決断したことを喜んでいた。 今回の投稿を受け、ネット上には「石川がダルに『吉住を助けてやってください』って言ったのかと思ったけど自分から働きかけてたのか」、「『あのダルビッシュさんが自分のために』っていうのも吉住の心を動かしたのかもしれないな」、「そもそも吉住が引退しそうって話をよく知ってたな」といった反応が多数寄せられている。 「2012年1月に日本ハムからレンジャーズにポスティング移籍してから約8年が経つダルビッシュですが今でもNPBへの関心は高いようで、最近も今年の日本シリーズや中日の契約保留続出といった話題に自身のツイッターを通じてコメントしています。今回の件もNPB関連のニュースをチェックする中で吉住が引退を示唆していることを知り、『何とかできないだろうか』と考えた末の行動だったのでしょう。また、そのダルビッシュが連絡を取りやすい石川が同じチームにいたことも吉住にとっては幸運なことでしたね」(野球ライター) 再契約後には「契約していただいたので全力で野球にもう1回取り組む」と支配下返り咲き、そして一軍での活躍を誓ったことが伝えられている吉住。ダルビッシュに選手生命を救われた元ドラ1は、果たして来季以降どのようなプレーを見せるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/faridyu
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スポーツ 2020年12月09日 11時45分
中嶋オリックス、コーチングスタッフ決定!一、二軍の肩書きを撤廃!
オリックスは8日、来シーズンのコーチングスタッフを発表した。今シーズンは開幕が延期になったこともあり、中嶋聡監督代行が監督に就任した以外の正式な組閣に関しては、発表がここまで見送られていた。 オリックス2021年のコーチングスタッフは次の通りだ。※印は新任(配置転換は除く)▼一軍監督中嶋聡 ▼二軍監督小林宏 ▼ヘッドコーチ水本勝己※▼巡回ヘッドコーチ中垣征一郎▼野手総合兼打撃コーチ小谷野栄一▼育成総括コーチ別府修作▼投手コーチ高山郁夫能見篤史(選手兼任)※岸田護入来祐作※▼打撃コーチ梵英心※辻竜太郎松井佑介※小島脩平※▼内野守備走塁コーチ風岡尚幸高口隆行▼外野守備走塁コーチ田口壮佐竹学▼バッテリーコーチ齋藤俊雄山崎勝己※▼育成コーチ平井正史由田慎太郎鈴木昂平▼ブルペン担当補佐飯田大祐※▼メンタルコーチ酒井勉 まず目につくのは、一軍と二軍のスタッフを監督以外、振り分けていないことだろう。これは今シーズン途中から、二軍監督だった中嶋監督代行が昇格したことにより、「吉田正尚と若月以外は二軍で一緒にやっていた」という強みを生かして、二軍で調子がいい選手や、一軍に昇格しても適材適所で使われなかった選手が、中嶋体制のもと活躍したことが大きいと思われる。 春季キャンプが行われる宮崎では、一軍と二軍の練習施設が隣接していることもあり、宮崎に移ってからは選手の行き来が増えるというメリットがある反面、一軍と二軍で指導法が違うなど、戸惑う選手も少なくなかったのは事実で、「効率化」を追求する中嶋新監督の意向に沿ったチーム作りをするためにも、コーチの肩書から一軍、二軍を外すことで、共有していくことになるだろう。他球団にはない新たな試みが、中嶋オリックスの幕開けになりそうだ。 今シーズンを以って現役生活にピリオドを打った松井佑介、小島脩平、山崎勝己、そして去就が注目されていた飯田大祐が入閣。来年2月の春季キャンプでは、コーチ陣も含めて、活気ある光景が見られることだろう。(どら増田)
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スポーツ 2020年12月09日 11時30分
楽天、池田隆英を支配下登録!石井新監督「怪我とではなく相手チームと戦っていきたい」
東北楽天は8日、育成契約していた池田隆英投手と再び支配下登録で契約を締結したと発表した。 池田は創価高、創価大を経て2016年ドラフト2位で楽天に入団。2018年に先発として初勝利を挙げているが、一軍のマウンドに上がったのはこの年のみ。昨年は怪我に悩まされ一軍登板がなかったことから、オフに自由契約となり育成契約。今年はイースタンリーグで、21試合、投球回32回2/3、1勝1敗、26奪三振、防御率1.65の成績を収め、支配下として戦力になると判断。1年で支配下に復帰することが出来た。 石井一久取締役ゼネラルマネージャー(GM)兼監督は「怪我などもあり育成契約をしていましたが、その間に怪我を完治させ、支配下でもプレーできるボールを試合の中で投げてくれていたと確認できました。あとは、度重なる怪我が池田選手の成長を妨げてきていたと思うので、来季は怪我とではなく、一緒に相手チームと戦っていきたいと思っています。頑張ろう!」と熱いエールを送っている。 池田は「まずは支配下登録をしていただいた球団に感謝の気持ちでいっぱいです。これまで怪我もあり、悔しい思いもしましたが、たくさんの方々に支えられて今日という日を迎えられました。あとは一軍で結果を出す準備をして、最高のパフォーマンスを皆さんにお見せできるように頑張っていきます。引き続き、応援よろしくお願いいたします」とこれまでの悔しい気持ちを一軍のマウンドでぶつけていく気持ちを話していた。 最速152キロの右腕はカーブやスライダーなど変化球もキレがあるだけに、奪三振が多いのは楽天投手陣にとって大きい。石井新監督が「怪我とではなく、一緒にチームとして戦っていきたい」と話しているように、池田にとってまずは一軍で1年間怪我をすることなく活躍できるかどうかが大きなポイントとなる。再びチャンスを与えられただけに、イースタンでの実績を自信に変えてチームに貢献することで、支えてくれた人たちを笑顔にしてもらいたい。(どら増田 / 写真提供・楽天野球団)
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スポーツ 2020年12月09日 11時15分
オリックスが阪神を退団した能見篤史の獲得を発表!近藤大亮、西浦颯大は育成契約
オリックスは8日、阪神を退団した能見篤史投手を獲得したと発表した。投手コーチも兼務する。背番号は今年まで東明大貴がつけていた「26」。 能見は鳥取城北高から大阪ガスを経て、2004年にドラフト自由枠で阪神に入団。2005年から今年まで16シーズンに渡ってタテジマのユニフォームに袖を通し、阪神の顔として活躍。今年はリリーバーとして34試合に登板、1勝0敗、4ホールド、1セーブ、防御率は4.74の成績を残している。41歳の左腕は40代の投手としてのシーズン最多登板数記録を更新中。オリックスでは、選手としては単年契約するとともに、投手コーチの兼任も発表。今年まで一軍のブルペン担当だった小松聖投手コーチはスカウトに異動する見込み。 オリックスが本拠地としている大阪・京セラドーム大阪は、阪神時代も春夏の高校野球で兵庫・阪神甲子園球場が使用出来ない時期などに主催試合を開催しており、問題ないだろう。オリックスでは、来シーズンから増井浩俊が先発に専念することもあり、ブルペンで投手陣の精神的な支柱になる存在が比嘉幹貴だけになっていた。山田修義、齋藤綱記、富山凌雅と左腕のリリーバーが揃ってはいるが、齋藤、富山が成長するためにも経験豊富な能見の存在は大きい。 投手コーチとしては、若い選手が主体となっているオリックス投手陣にどんな指導をしていくのかも気になるところ。福良淳一GMは「今年はトライアウトからは獲らないと思う」と自由契約組の中でもトライアウトに挑戦する選手の獲得には否定的だったが、コーチ兼任が可能な能見は戦力になると判断したようだ。入団会見は近日中に行われる。 またこの日、難病指定されている両側突発性大腿骨壊死症と診断された西浦颯大外野手、トミージョン手術を受けた近藤大亮投手と育成契約を締結したことも発表され、西浦は「契約していただき、球団には感謝しています。競技復帰はかなり難しいと言われましたが、恐怖心も落ち込むこともありませんでした。この病気で競技復帰した人がいないなら自分が最初になってやろうと思っています」と笑顔を見せながら前を向いていた。近藤は「これからもやるべきことをしっかりとやって、前に進んで這い上がります」と再来年の完全復活を誓った。(どら増田)
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スポーツ 2020年12月09日 11時10分
来季の阪神はブルペン陣の崩壊不可避? 関西球団の明暗分けるか、能見放出で失った“トラの財産”とは
元阪神・能見篤史投手のオリックス入りが決定した(12月8日)。16年間のプロ生活で培われた“トラの財産”も同時に流出したと言っていい。 >>チェン獲得の阪神に「無駄金に終わる」冷ややかな声も?貴重なローテ級左腕の補強に疑問符がつくワケは<< まもなく午後1時になろうとしていたころだった。オリックスの球団施設がある大阪市・舞洲に自家用車で現れた。待ち構えていたマスコミを一瞥し、そのまま施設内へ。1時間以上が経過した後、“猛牛軍団の能見”が正式に誕生した。「将来の指導者候補」「若手の手本」なる話はすでに出ていたが、いきなり、「兼任投手コーチ」となるという。異例の待遇ではあるが、「コーチ・能見」の高評判は以前から聞かれていた。オリックスが「投手・能見」を正しく判断したとも言えそうだ。 「2013年のWBC後、各球団で『能見ブーム』が起きたんです。日本代表に選ばれた能見も、普段は会話のできない他球団の投手たちと談笑をしていました。その時、各投手が持ち球の変化球の握り方を教え合って…」(球界関係者) 他球団の投手がもっとも興味を示したのは、能見のフォークボールの握り方だったという。大多数の投手が白い革部分を人差し指と中指で挟んでいたのに対し、能見は一方の指を縫い目に掛けていた。そうすると、ボールが落ちる時にも若干の変化が生まれ、揺れながら落ちるイメージになるという。 他球団投手は“能見式フォークボール”を持ち帰り、ちょっとした流行になったそうだ。 「本人も言っていましたが、口数の多い方ではありません。聞かれたら答えるみたいな。でも、説明の仕方が上手で、惜しみなく色々なことを教えてくれます」(前出・同) ペナントレースに突入すれば、侍ジャパンの仲間たちもライバルとなる。それでも、「結果で勝負しよう」という姿勢になれるのは、能見の人柄だろう。 阪神情報に詳しいプロ野球解説者の一人がこう続ける。 「若い捕手の教育係も矢野燿大監督から任されていました。先発とリリーバーのコンディション作りの違いについても、明確に説明できます。近年、阪神の救援陣が好成績を残しているのは藤川球児、能見というお手本がいて、彼らのアドバイスもあってのこと」 こうしたベテランの話を聞いていると、投球に関する知識がオリックスに流れていくのは必至だ。 また同日、オリックスは来季から正式に一軍指揮を執る中嶋聡監督のコーチ陣営も発表している。中嶋監督の要望らしく、コーチはあえて一軍と二軍の区分をしない異例の体制となった。ペナントレースに入れば、一軍帯同と二軍担当に別れるが、状況によってはコーチを入れ換えることもありそうだ。 「能見は主にリリーフで使っていくとのことです。そうなると、兼任コーチの能見がブルペン管理を任されるのもありそう」(前出・関係者) 救援投手陣のテコ入れがオリックスの強化ポイントだった。リリーバー、ブルペン管理。来季は多忙となりそうだが、「将来の指導者候補」を次々と切り捨てていく阪神は本当に大丈夫なのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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2025年10月03日 12時00分
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TKO・木下、篠宮との一件を明かす 目標は「タイと日本のハブ」 挑戦に対する厳しい声には「どうでもいい」
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2025年09月26日 18時00分
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元ボーイフレンド・宮川英二、最大の挫折は「M-1グランプリ」 セカンドキャリアは、芸人やお笑いサークルの学生の就職支援 芸人の給料も赤裸々に語る
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2025年09月18日 17時00分
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
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2025年08月05日 23時00分
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misono、家族について「マジで気持ち悪い家族」 「⼦ども⾃然にできると思っていたけど……」と不妊治療の再開、明かす
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2025年09月16日 11時00分
