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オリックスが阪神を退団した能見篤史の獲得を発表!近藤大亮、西浦颯大は育成契約

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京セラドーム大阪

 オリックスは8日、阪神を退団した能見篤史投手を獲得したと発表した。投手コーチも兼務する。背番号は今年まで東明大貴がつけていた「26」。

 能見は鳥取城北高から大阪ガスを経て、2004年にドラフト自由枠で阪神に入団。2005年から今年まで16シーズンに渡ってタテジマのユニフォームに袖を通し、阪神の顔として活躍。今年はリリーバーとして34試合に登板、1勝0敗、4ホールド、1セーブ、防御率は4.74の成績を残している。41歳の左腕は40代の投手としてのシーズン最多登板数記録を更新中。オリックスでは、選手としては単年契約するとともに、投手コーチの兼任も発表。今年まで一軍のブルペン担当だった小松聖投手コーチはスカウトに異動する見込み。

 オリックスが本拠地としている大阪・京セラドーム大阪は、阪神時代も春夏の高校野球で兵庫・阪神甲子園球場が使用出来ない時期などに主催試合を開催しており、問題ないだろう。オリックスでは、来シーズンから増井浩俊が先発に専念することもあり、ブルペンで投手陣の精神的な支柱になる存在が比嘉幹貴だけになっていた。山田修義、齋藤綱記、富山凌雅と左腕のリリーバーが揃ってはいるが、齋藤、富山が成長するためにも経験豊富な能見の存在は大きい。

 投手コーチとしては、若い選手が主体となっているオリックス投手陣にどんな指導をしていくのかも気になるところ。福良淳一GMは「今年はトライアウトからは獲らないと思う」と自由契約組の中でもトライアウトに挑戦する選手の獲得には否定的だったが、コーチ兼任が可能な能見は戦力になると判断したようだ。入団会見は近日中に行われる。

 またこの日、難病指定されている両側突発性大腿骨壊死症と診断された西浦颯大外野手、トミージョン手術を受けた近藤大亮投手と育成契約を締結したことも発表され、西浦は「契約していただき、球団には感謝しています。競技復帰はかなり難しいと言われましたが、恐怖心も落ち込むこともありませんでした。この病気で競技復帰した人がいないなら自分が最初になってやろうと思っています」と笑顔を見せながら前を向いていた。近藤は「これからもやるべきことをしっかりとやって、前に進んで這い上がります」と再来年の完全復活を誓った。

(どら増田)

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