社会
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社会 2021年01月01日 12時20分
「死刑制度に対する報復」8人をはね車乗り捨て 元日史上最悪、2019年原宿竹下通り自動車暴走事件
多くの人が仕事を休み、どこかのどかな雰囲気も感じられる元日。犯罪とは無縁に思えるが、気が緩みがちになってしまうことも多く、凶悪な犯罪者に狙われてしまうこともある。 そんな元日の事件で、最も凶悪といわれるのが、平成最後の正月となった2019年だ。年が明けて間もない1日午前0時10分頃、東京都渋谷区の竹下通りで、大阪ナンバーの車が通行止めになっていた通りに進入。歩行者8人をはねた。 運転していた男は車を乗り捨てて逃走。周囲が危険にさらされたが、約25分後に代々木公園付近で発見され、職務質問後に身柄を拘束、殺人未遂の疑いで逮捕された。歩行者はそれぞれ重軽傷を負ったが、命に別状はなかった。 取り調べに対し男は、「殺そうと思い通行人をはねた。死刑制度に対する報復でやった」と意図の分かりにくい供述を繰り返した。犯行については「大阪府でレンタカーを借り東京まで運転してきた」「後部座席に灯油の入ったポリタンクを積んだ」と説明した。 警察は男の言動に不審な点があるとして、刑事責任能力を調べるため鑑定留置。そして2019年3月、殺人未遂容疑で追送検された。その後、事件の進展は報じられておらず、精神鑑定などが行われているものとみられる。当初「死刑制度に対する報復だった」と供述していたが、その後は黙秘しているという。 >>20歳ウーバーイーツ配達員、業務のため自転車を盗んで逮捕 動機は「自転車の調子が悪くなった」<< 正月を襲った凶悪事件は、犯人が「死刑制度に対する報復」と動機を語ったことから、様々な憶測が乱れ飛ぶことに。しかしそのどれもが正確性を欠いたもので、本当の動機などについては、いまだに分かっていない。 2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、例年よりも初詣などへの人出が少なくなる可能性が指摘されているが、それでも凶悪犯罪が起こらないとも限らない。十分な注意が必要だ。
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社会 2021年01月01日 06時00分
隣人の車に大量の尿をかける、裸で日光浴をする女性を殺害…アメリカで起こった桁違いの隣人トラブル
日本でも隣人トラブルは起きているが、アメリカでは日本よりさらに凶悪な隣人トラブルがいくつか発生しているようだ。 アメリカ・ネバダ州で、36歳の男が、隣人の71歳の女性が裸で日光浴をしていることに腹を立て、女性と女性のパートナーである54歳の男性を殺害したと、海外ニュースサイト『METRO』が7月9日に報じた。同記事によると、女性は裸で日光浴をする習慣があり、しばしば自宅の庭で裸で日光浴をしていたという。男の家と女性の家には塀があったが低かったため、男は女性の裸体を意図せず見ることがあり、不快に思っていたそうだ。男は女性に何度か注意したが女性は聞き入れなかった。また、女性の家から騒音が聞こえることもあり、男は女性の家の騒音に対しても過去に女性に苦情を入れていた。 ある日、女性がいつものように庭で裸で日光浴をした際、男は女性に洋服を着るように注意した。女性は男性の意見を受け入れず、2人は口論になったという。男は女性が反抗したことに腹を立て、銃を持って女性の自宅に行き、女性と女性のパートナーの男性を射殺した。男は自ら警察に通報し、駆けつけた警察によって逮捕された。 >>53歳隣人の叫び声に驚いて窓を開け、硫酸をかけられた30代男性が大やけど 恐怖のご近所トラブルに驚愕<< 隣人によって被害を受けたのは大人だけではない。 海外ニュースサイト『Boston 25 News』は、アメリカ・カリフォルニア州で、当時10歳の少年が当時ともに20代の近隣男性2人に花火を投げつけられ、重傷を負ったと2019年7月に伝えている。同記事によると、少年は自宅の庭で一人で遊んでいたが、庭で遊んでいる時、2人の近隣男性から突然花火を投げつけられたという。花火は2人の近隣男性が作った自家製の花火だった。 少年は家族の通報によってすぐに病院に運ばれたが、左手の指を4本失い、右手と顔、胴体にひどいやけどを負った。事件が起きた日は少年の10歳の誕生日だったが、2人の近隣男性が少年の誕生日を知っていたかどうかは分かっていない。2人の近隣男性は逮捕されたが、動機については不明である。さらには、近隣住民から悪質な嫌がらせを受けた人もいる。 アメリカ・カリフォルニア州で、当時55歳の男が隣人である当時72歳の男性の車に自身の尿をかける嫌がらせをして逮捕されたと、海外ニュースサイト『ABC7』が2018年9月に報じた。同記事によると、55歳の男は2〜3リットルのブラスチックのボトルに自身の尿をいっぱいに入れて、72歳の男性の家の外に止められている車にかけていたそうだ。55歳の男の犯行は1回のみならず、過去にも複数回、72歳の男性の車に尿をかけていた。 72歳の男性が監視カメラを設置したことで55歳の男の犯行であると発覚し、55歳の男は逮捕された。男は逮捕されたことで、これまでにも72歳の男性の家の玄関に複数回、尿をかけていたと明かしたという。 どの国でも近隣住民同士のトラブルはあるだろう。しかし、アメリカでは桁違いの嫌がらせや、殺人にまで発展する事件が起きているようだ。記事内の引用について「Great-grandma, 71, ‘murdered by neighbor’ after she refused to stop sunbathing naked」(METRO)よりhttps://metro.co.uk/2020/07/09/grandmother-71-murdered-neighbor-argued-about-nude-sunbathing-12968387/「Boy loses hand, suffers burns after 2 men toss lit firework at him, family says」(Boston 25 News)よりhttps://www.boston25news.com/news/deep-viral/boy-loses-hand-suffers-burns-after-2-men-toss-lit-firework-at-him-family-says/969179132/「Thousand Oaks man arrested on suspicion of dumping container of urine on neighbor's vehicle」(ABC7)よりhttps://abc7.com/thousand-oaks-man-arrested-for-allegedly-dumping-pee-on-car/4112841/
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社会 2020年12月31日 19時00分
教頭が電車内で女子高生に体液をかける…同校では別のわいせつ事件も 頻出した、学校の教頭・校長の信じられない事件
学校のトップである校長や、教師を束ねる立場の教頭には、相応の自覚と責任、そして人の上に立つ人間に恥じない行動が求められる。 ところが昨今は毎日のように報じられる教師の不祥事の中で、校長や教頭があり得ない罪を犯したとの報道も多い。2020年も、思わず目を背けたくなるような犯罪が多数発生した。・わいせつ誘拐・逮捕監禁 静岡県沼津市の中学校教頭(53)が2020年9月、かつて勤務していた児童相談所で知り合った少女をわいせつ目的で誘拐し、車の中に監禁するなどしたとして逮捕された。 その後教頭は別の少女を2017年8月に誘拐し、車の中に監禁した容疑で20年11月に再逮捕されている。実際にどのような被害があったのかは、発表されていない。・体液をかける 今年9月16日、小田急線下北沢-登戸間を走行中の車内で、神奈川県伊勢原市の小学校教頭(59)が、中学1年の女子生徒に股間を押し付け、体液をかけたとして逮捕された。 その後11月になり、この教頭は2019年7月にも、小田急線大和-中央林間間を走行中の車内で、当時16歳の女子高生に股間を押し付け、スカートに体液をかけたとして再逮捕されている。 教頭は11月に神奈川県教育委員会から懲戒免職処分を受け、校長も口頭訓告処分に。この教頭が勤務する小学校では2019年、当時31歳の教諭が奈良県内に住む当時小学6年生の女子児童に裸の画像を送らせたとして逮捕されている。その様子を教頭も見ていたはずなのだが、抑止力にはならなかった。 >>30歳既婚の中学教師、女子中学生とみだらな行為で逮捕 「真剣交際だった」発言に呆れ声<<・校長が覚せい剤 「世も末」と言いたくなるような事件が、小学校校長の覚せい剤事件だ。12月12日、兵庫県香美町の小学校校長(54)が、自宅でチャック付きポリ袋に覚せい剤を入れ、所持していたとして、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕された。 別件で逮捕された薬物の密売人から覚せい剤を校長が譲り受けている可能性があるとして捜査した結果、校長の自宅に置いてあったカバンの中から、覚せい剤を発見したのだ。警察では使用の疑いもあるとみて捜査している。仮に使っていたとすれば、覚せい剤使用者が学校のトップとして勤務していたことになる。まさに「世も末」だ。 教師による事件が多発しているが、管理監督する立場の人間がわいせつ、誘拐、覚せい剤に手を染めるようでは話にならない。
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社会 2020年12月31日 12時20分
コンビニのゴミ箱を破壊、飛沫除けを曲げる…自分勝手でありえない、コロナ感染拡大対策に逆ギレ事件
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、商業施設やコンビニエンスストアの風景は大きく変わった。レジ前には大きなシートが設置され、飛沫感染を防止する対策が取られるようになった。 また、飲食店では席と席の間にアクリル板が設置され、ソーシャルディスタンスが図られ、商業施設ではマスクの着用と検温の実施が行われるようになった。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するための措置だが、不便さを感じることもある。そして、そんな感情が事件に発展した。1.コンビニのゴミ箱が使えずドアを叩き壊す 緊急事態宣言時だった4月30日、北海道苫小牧市のコンビニエンスストアに北海道千歳市の24歳の会社員が来店。店内でゴミを捨てようとしたところ、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から封鎖されており、捨てることができなかった。 店員に使用できない旨を伝えられると、男は激昂。出入口のドアガラスを蹴り壊す。その後、店員の110番を受けて駆けつけた警察官に、器物損壊の疑いで現行犯逮捕された。コンビニエンスストアでは一部店舗でゴミ箱が使用できない措置が取られている。ドアを叩き壊すのは犯罪だ。 >>26歳男、コンビニのトイレ無断使用を注意され逆ギレ アクリル板を叩き壊して逮捕 <<2.検温を拒否して暴行 5月8日、千葉県流山市の無職の37歳の男が同市の商業施設「流山おおたかの森SC」を訪れると、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、38歳の女性店員に検温を求められる。理由は不明だが、男はこの措置に不満があったようで拒否。店員を突き飛ばし逃走する。 しかし、警備員が逃走する男を取り押さえ、警察官に引き渡し、暴行の疑いで現行犯逮捕された。単に体温を測れば中に入れるという状況で、頑なにそれを拒み、あろうことか店員に暴行するという行動は、常軌を逸していると言わざるを得ない。3.駅のアクリルカバーを引っ張り上げ、アルミフレームを曲げる 同月22日には、福岡県の福岡市営地下鉄姪浜駅で、切符をなくした男が駅務室に立ち寄り、窓口に設置されたアクリルカバーを手で引っ張り上げ、固定したアルミフレームを曲げたとして、同市の63歳の自称派遣社員の男が器物損壊の疑いで現行犯逮捕された。 当時、駅員はマスクを装着した上でカバー越しに対応していたそうで、警察の取り調べに対し、男は「駅員の声がよく聞こえず、イライラして壊した」と話しているという。仮に声がよく聞こえないとしても、物を壊すのはやりすぎであり、犯罪だ。 コロナ感染拡大を防止するための措置に不満を募らせ、暴力や器物を損壊する事件が相次いでいる昨今。ウイルスも怖いが、それ以上に人の行動に、恐怖心を感じてしまう。
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社会 2020年12月31日 06時00分
バストサイズやスカートの短さで割引率が上がる? やりすぎたプロモーションで批判を浴びた中国の飲食店
日本でも企業や飲食店が行う広告やプロモーション活動が人々の反感を買うことはあるが、中国には過剰なプロモーションで批判を浴びた飲食店がいくつか存在するようだ。 中国・浙江(せっこう)省にあるシーフードレストランが、女性を対象に、ブラジャーのサイズによって食事代金を割引するプロモーションを実施して批判を浴びたと、海外ニュースサイト『New York Post』が2017年8月に報じた。同記事によると、シーフードレストランはブラジャーのサイズが大きくなるほど、割引率が上がるプロモーションを実施したという。Aカップの場合は5パーセント、Bカップの場合は15パーセントと割引率が上がっていき、最大の割引率はGカップで、65パーセント割引になる。 同レストランは、ブラジャー姿の女性のイラストとともに割引率についての詳細を書いたポスターを店の外に掲示し、告知した。同レストランのプロモーションは地元の人を中心に広がったが、下品であるという批判が多く市に寄せられた。市の要請により、プロモーションは数日間実施されたのち、中止されたそうだ。プロモーションは中止されたものの、実施された数日間で、同レストランの売り上げは通常より20パーセント増加したという。 >>初デートに23人の親戚を連れ食事代を請求した女性に批判 その理由にも呆れ声<< 中国には、女性を対象にした割引で批判を浴びたレストランがほかにもある。 海外ニュースサイト『SAYS』は、中国・山東(さんとう)省にある鍋料理レストランが、女性のスカートの長さに基づいて割引をするというプロモーションを打ち出し批判を浴びたと、2015年5月に伝えている。同記事によると、割引は女性を対象に実施され、スカートの長さが短いほど割引率が高くなる。割引の対象は、スカートの長さが膝上8センチメートルからで、スカートの長さが膝上8センチメートルの場合は食事料金が20パーセント引きとなり、最大の割引率は膝上33センチメートルの場合の90パーセント割引となる。 プロモーションを実施後、同レストランには多くの女性客が訪れたというが、中国国内のインターネットを中心に「不適切」「セクハラ行為である」という批判が多く挙がっていた。なお、同レストランは批判を受けたが、プロモーションは中止していない。 体型を割引対象にして批判を浴びたレストランもある。 中国・重慶(じゅうけい)市にある中華レストランが、体重によって食事が無料になるプロモーションを実施し批判を浴びたと、海外ニュースサイト『BBC News』が2014年12月に報じた。同記事によると、男性は体重が140キログラム以上、女性は体重が34.5キログラム以下の場合、食事代が無料になるというプロモーションを実施したそうだ。同レストランの公式ホームページには、体重により食事が無料になるという告知をすると同時に、「男性は太っている人を、女性は痩せている人を連れてぜひ食事に来てください」というメッセージが書かれていた。 同レストランのプロモーションは中国のSNSを中心に広がったが、対象となる女性の体重が極端に低いことと、太っていることで男性は食事が無料になることに対し、女性は痩せていることが条件となったことで、「女性差別」という批判が多く挙がっていた。なお、批判を受け、レストランがプロモーションを中止したかどうかは分かっていない。 飲食店は人を集めるために、アイデアに溢れたプロモーション活動をすることがあるが、行き過ぎたプロモーションは批判を集めるようだ。中国には、批判を受けやすいプロモーションを行う飲食店が少なくはないようだ。記事内の引用について「Chinese restaurant claims boost from offering ‘bra size’ discounts」(New York Post)よりhttps://nypost.com/2017/08/08/chinese-restaurant-claims-boost-from-offering-bra-size-discounts/「Enjoy A 90% Discount In This Restaurant But Only If Your Skirt Is Super Short」(SAYS)よりhttps://says.com/my/news/enjoy-a-90-discount-in-this-restaurant-but-only-if-your-skirt-is-super-short「China: Restaurant rewards obese men and thin women」(BBC News)よりhttps://www.bbc.com/news/blogs-news-from-elsewhere-30446320
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社会 2020年12月30日 19時00分
従業員女性の頭を丸刈り、ピアスの穴開け、100万円詐欺まで…2020年の衝撃事件、高松の弁当屋親子に下された判決は
2020年も様々なニュースで世間をにぎわせたが、その中でネットを中心に驚きが広がったのが、香川県高松市の弁当屋で繰り広げられた経営者親子によるパワハラ事件だ。 報道によると2020年4月、高松市内の弁当店店長の53歳女と娘の35歳店員が、客から「髪の毛が入っている」とクレームを受け、24歳のアルバイト女性に対し激怒。「おどれいうこときかんのか」と脅し、店内に置いてあった段ボールに頭を押し込み、ハサミで頭を丸刈りにした。 さらに娘は、丸刈りにされた女性が遅刻したことに腹を立て、ピアッサーを購入し、「おどれいうことをきかな、こうなるんじゃ」「鼻ピアスあけりや」と脅迫めいたメッセージを送信した上で、左の鼻に無理やり穴を開け、全治3カ月の怪我を負わせた。 その後、店長の女が2017年、アルバイト女性に対し「あんたのせいで顔をやけどした」と難癖をつけ、「これが病院の領収書」と偽の紙を見せた上で、100万円をだまし取ったことも発覚し、詐欺容疑で逮捕されている。 >>従業員を丸刈りにし逮捕の弁当店店長、鼻ピアスを開けさせた店員は親子だった 余罪も判明し怒りの声<< 暴行、詐欺など店員を奴隷のように扱っていた親子に驚きが広がる中、11月26日に2人の裁判が高松地裁で開かれた。この裁判の中で娘は、「女性の給与を管理する立場だったため、女性には何をしてもいいと思っていた」などと証言。さらに丸刈りにされた女性の写真を、女性の知人男性に送るという鬼畜行為も明らかにした。 高松地裁は店長の女を「暴行は顔面を蹴ったり複数回腹部を足蹴りにするなど執拗で悪質」「以前から被害者らに暴力的言動を繰り返し、常習的」と断罪。さらに娘についても「暴行事件で全て実行役を担当しており、被害者の尊厳を顧みない悪質な犯行」として、それぞれに懲役1年4カ月の実刑判決を言い渡した。店長は弁護人を通じて控訴する方針だと報じられている。反省しているとは到底思えない行動だ。 このような職場はまれだとは思われるが、コロナの影響で退職しにくいことを盾に、社員やアルバイトにパワハラをする人間がいないとも限らない。そのような場合は我慢をせず、警察に被害を相談してほしい。
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社会 2020年12月30日 06時00分
感染を疑い恋人を殺した男や、外で騒ぐ若者を射殺した男も コロナ禍の影響で起きた殺人事件
世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスだが、新型コロナウイルスの影響は感染による被害だけではなく、あらゆる事件を巻き起こしているようだ。海外では、新型コロナウイルスがきっかけで起きた殺人事件がいくつかある。 >>「アジアの女には性的虐待をしたって構わない」コロナ感染再拡大で欧州に広がるアジア人差別、手を出された被害者も<< トルコ・ガズィアンテプで、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため刑務所から釈放された33歳の男が、釈放後に9歳の長女を殺害したと、海外ニュースサイト『THE Sun』が4月22日に報じた。トルコでは、政府の政策によって、刑務所内の新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、刑務所に収監されている囚人の一部を釈放したり、一時釈放する措置が取られていた。 同記事によると、男は2019年、妻を刃物で刺した罪で収監されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2020年4月に釈放されたという。釈放された数日後、男は妻と9歳の長女を含む3人の子どもたちが住む家を訪ねたが、その際、妻と口論になった。 妻と口論した男は、腹を立て、長女に八つ当たりする形で長女を殴り続けた。長女は壁に押し付けられ何度も殴られ意識を失った。長女は病院に運ばれたが搬送先の病院で死亡が確認された。妻が警察に通報し、男は警察によって逮捕された。 ロシアでは、新型コロナウイルスの影響で複数の人が殺害される事件が起きている。 ロシア・リャザン州で、31歳の男が、新型コロナウイルスの影響で外出禁止措置が取られていたにも関わらず、外に出て騒いでいた若者に腹を立て、若者を射殺したと、海外ニュースサイト『Mirror』が4月5日に報じた。事件が起きた日、ロシアは新型コロナウイルスの感染拡大防止のためロックダウンされており、スーパーや薬局に行くための外出以外は禁止されていた。 同記事によると、外出禁止措置に従い、男は妻と子どもとともに自宅にいたが、外から騒音が聞こえたという。男がベランダから外を見ると、若い男性4人と若い女性1人が、外で大声を出して騒いでいた。男はバルコニーから若者らに注意をしたが、若者は反論し、男と若者らは口論になった。 口論になったことで男は腹を立て、自宅にあった狩猟用のライフル銃でバルコニーから若者らを撃ったという。若者は全員、射殺された。男は現場から逃げようとしたが、近所の人の通報を受け駆けつけた警察官によって逮捕されたそうだ。 身近な人を巻き込み、新型コロナウイルスがきっかけで起きた殺害事件もあるようだ。 イタリア・シチリア島で、28歳の看護師の男が、恋人である27歳の医師の女性から新型コロナウイルスをうつされたと思い込み、女性を殺害したと、海外ニュースサイト『Daily Mail Online』が4月2日に報じた。同記事によると、男と女性は同じ病院で働いていたが、男は何らかの理由で女性から新型コロナウイルスをうつされたと思ったそうだ。うつされたと思ったきっかけについては不明である。 2人は一緒に暮らしていたが、新型コロナウイルスをうつされたと思った男は、女性の首を絞め殺害した。男は女性を殺害した後、手首を切って自殺しようとしたが、一命を取り留めた。男は自ら警察に通報し、その後、逮捕されたという。女性はその場で死亡が確認され、男は病院で手当を受け命に別状はなかった。 なお、その後行われた新型コロナウイルスの検査で、死亡した女性も男も陰性であることが分かり、新型コロナウイルスには感染していなかった。 世界では新型コロナウイルスによって多くの死者が出ているが、感染だけではなく新型コロナウイルスに影響された事件で死者が出ることは悲惨なことだ。新型コロナウイルスを理由にした犯行は許されないが、新型コロナウイルスの影響はそれほどまでに大きいということだろう。記事内の引用について「FREED TO KILL Dad ‘murders nine-year-old daughter’ just days after being released from prison in a coronavirus amnesty」(THE Sun)よりhttps://www.thesun.co.uk/news/11456821/dad-murders-nine-year-old-daughter-released-prison-coronavirus/「GP's husband 'shoots five dead for making too much noise' during lockdown」(Mirror)よりhttps://www.mirror.co.uk/news/world-news/gps-husband-shoots-five-dead-21817329「Italian nurse, 28, 'strangles his doctor girlfriend to death after falsely accusing her of giving him coronavirus'」(Daily Mail Online)よりhttps://www.dailymail.co.uk/news/article-8178507/Italian-nurse-strangled-doctor-girlfriend-death-saying-gave-coronavirus.html
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社会 2020年12月29日 19時00分
便入り検体を投げつけも 価値と着用義務が高まる中で…2020年下半期マスクを巡る事件
2020年、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、その価値が世界的に高まったのがマスクだ。 3月以降、公共交通機関や商業施設など、ありとあらゆる場所でマスクの着用が義務付けられ、一時は店頭から姿を消し、高値で転売されるケースが相次ぐほどだった。 >>コロナ治療中に病院を抜け出し温泉施設を利用 「シャワーだけ」49歳男の身勝手な行動に怒りの声<< マスクの価値と着用を呼びかける施設が増える一方で、マスクを巡る事件も多く発生している。(1)鼻にかかっていないことに立腹 11月3日、東京都千代田区の東京メトロ半蔵門線内で、40代の男性がマスクをしているものの、鼻にかかっていない乗客に注意を与えたところ、口論になる。そして、九段下駅で降りるともみ合いとなり、40代の男性が乗客を押し倒す。 倒された男は40代の男性に対し、持っていた催涙プレーを噴射し逃走。警察が傷害事件として捜査している。この事件については、逃走した乗客への怒りと同時に、「鼻にかかっていない」という理由で注意を与えた被害者の男性についても、「勘違いしている」「注意する権利があるのか」など、行動を疑問視する声が上がった。(2)54歳男がマスクをしない少年に激怒 広島県安芸郡府中町では10月13日、54歳無職の男が同町のスーパーマーケットで、16歳の少年とその姉2人がマスクを着用していないことに憤りを持ち、顔めがけて携帯用スプレーを噴射する事件が発生している。 このケースでも、暴行容疑で逮捕された男が「少年がマスクをしないことに腹が立った」と供述。「マスクをしない」ということに、怒りを感じてしまう世の中になったことが引き起こした事件であることは明白だ。(3)市議会議員が着用を促され便入り検体投げつけ 2020年下半期のマスク関連事件で最も酷いと言われるのが、岡山県赤磐市の事件である。 11月4日、赤磐市の73歳の男性市議会議員がマスクをせずに検診のため、市内の保健福祉総合センターを訪れた際、職員からマスク着用を促されると怒り、「この若造が」怒鳴った上、持参した便入りの検体袋を机に投げつけたのだ。このニュースはネットで拡散され、全国の人々が知ることになり、「とんでもない」「素直にマスクをしろ」「こんな偉そうな議員は必要ない」と批判が殺到する。 そして12月1日、この議員は辞職。「深く反省している」と話した議員だが、9月にも1月に市役所の清掃員に暴言を吐いたとして、議員辞職勧告決議を受けており、批判をかわすことができなくなったようだ。マスクが人生を変えてしまった。 2021年もマスク生活が続く可能性が高い日本。不要なトラブルを避ける意味でも、着用が呼びかけられている場所では、速やかに着用してほしい。
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社会 2020年12月29日 06時00分
妻子持ちを隠して女性に求婚した男、断られたことに腹を立て女性を殺害 異常行動に衝撃の声
男女間のもつれが原因による事件はあるが、海外では、結婚を断られたことで交際相手を射殺しようとした男がいる。 インド・ハリヤナ州で、23歳の男が交際相手の女性に結婚を断られたことに腹を立て、銃で撃ったと海外ニュースサイト『Storypick』と『The Indian Express』が12月23日までに報じた。 報道によると、2月頃、男は彼女と動画共有アプリ「TikTok」と通じて出会い、交際することになったという。男は結婚していて、妻と2人の子どもがいたが、彼女にそのことは告げずに交際を開始した。男は交際を続け、彼女にプロポーズをしたそうだ。プロポーズをした時期は不明である。彼女は承諾し、2人は結婚する予定だったという。なお、男性の宗教は明かされていないが、インドではイスラム教徒であれば一夫多妻制が許可されており、一夫多妻の夫婦が少なくはない。 プロポーズをしてから数カ月後、男は彼女に結婚していて妻と2人の子どもがいることを打ち明けた。彼女は男の告白を聞き「結婚はできない」と言い、男と距離を置き始めたそうだ。それから約3カ月が経った12月18日、男は彼女の家に行き銃で撃った。彼女は病院に運ばれ、一命は取り留めたものの、現在も入院しているという。 男はその場から逃走したが、事件翌日、警察によって逮捕された。調べに対し男は「彼女が結婚を拒否したから殺した。彼女が自分と別れ、ほかの誰かと結婚するかもしれないことが許せなかった」などと話しているという。 このニュースが世界に広がると、ネット上では「男は結婚を拒否されるのは当たり前だし、拒否されたことで彼女を撃つなんて最低」「一夫多妻が許されていたとしても、彼女は長い間、男にだまされていたことが嫌だったのだと思う」「結婚を断られショックなのは分かるけど、殺そうとするなんて男は異常。精神を疑う」「TikTokを通じて出会ったというのが気になる。男は最初、遊びのつもりで彼女に近づいたのかも」などの声が挙がっていた。 >>女性捜査官が指名手配犯にプロポーズ 間違い電話装い親密に、おびき出し成功で見事逮捕<< 海外には結婚を拒否され、彼女を殺した男がほかにもいる。 アメリカ・インディアナ州で、当時43歳の男がプロポーズを断られたことに腹を立て、当時44歳の交際相手の女性を殺害したと海外ニュースサイト『Global News』が2016年10月に報じた。同記事によると、2人は同棲していなかったが、彼女が男の自宅を訪れた際、男は自宅の寝室に指輪を置き、彼女が寝室に入ったタイミングでプロポーズをしたという。 プロポーズを受けた後の彼女の具体的な反応は明かされていないが、彼女はプロポーズを断ったそうだ。男は腹を立て、自宅にあった銃で彼女を撃った。男は自首して逮捕された。なお、警察はすぐに男の自宅に駆けつけたが彼女は死亡していたという。 プロポーズを受け入れてもらえなかった時のショックは計り知れないかもしれない。しかしプロポーズを拒否されたことは殺害の理由には決してならない。記事内の引用について「Father Of 2 Meets Delhi Woman Through TikTok, Then Fires At Her For Not Marrying Him」(Storypick)よりhttps://www.storypick.com/haryana-man-shoots-delhi-woman/「Delhi: Man fires at woman who refused to marry him」(The Indian Express)よりhttps://indianexpress.com/article/cities/delhi/man-fires-at-woman-who-refused-to-marry-him-7114334/「Man allegedly kills girlfriend after she refuses marriage proposal」(Global News)よりhttps://globalnews.ca/news/3032676/man-allegedly-kills-girlfriend-after-she-refuses-marriage-proposal/
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社会 2020年12月28日 22時00分
70代と60代の男、将棋の対局中に喧嘩になり盤を凶器にする殴り合いに 過ちを認めない態度に呆れ声
愛知県名古屋市南区のマンションで、70代と60代の男が揉めているとして、警察が出動する騒ぎがあったことが判明。その理由に驚きが広がっている。 事件が発生したのは26日午後。名古屋市南区のマンションから「住人同士が揉めている」と通報が入ったのだ。警察が駆けつけると、部屋で怪我をしている70代と60代の男を発見。1人は血を流していたという。 なぜ喧嘩をしたのか。警察によると、当時2人は将棋盤を挟んで対局しており、勝敗を巡って殴り合いの喧嘩に発展。70代の男は将棋盤を持ち出し、60代男の顔や頭を殴りつけ、怪我をさせた疑いがある。両者とも駆けつけた警察官に傷害の疑いで逮捕された。 警察の取り調べに対し、両者とも「先に殴ったのは相手」と話しているという2人。肝心の対局がどうなっていたかはわかっていない。将棋は王将を詰まされ、負けた側が投了しなければ、勝負は終わらないもの。どちらか一方が負けを認めず、口論になった可能性が高いといえる。 中高年が将棋を巡って喧嘩をするという事案に、「いい歳して将棋ごときで喧嘩をして、自分の過ちを素直に認めない。どうやってここまで生きてきたのか」「将棋も人生も両者が負け。実に情けない」「将棋を指すということは、それなりに知った仲だったのに。それにもかかわらず、そんな殴り合いの喧嘩になるとは…」と呆れの声が上がる。 >>72歳医師の男、出勤中に自動車の前方が大破する事故を起こして逮捕 その理由に怒りの声<< 一方、将棋を知る人からは「どちらが二歩をしたけど認めなかったのでは」「変な手を指して『待った』を連発したのでは」「棋譜が気になる。どうせヘボ将棋だったんだろう。ともかく、神聖な盤で殴るのはあり得ない」「将棋の性質上負けると異常に腹が立つ。でもそこを抑えるのが大人だろう」と憤りの声が相次いだ。 将棋は礼に始まり礼に終わる競技。負けに怒って喧嘩になり、盤を凶器にするのは、話にならない。
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社会
『人体標本展』に中国政治犯の人体標本が!
2018年11月06日 18時35分
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社会
34歳無職の男「バイクがうるさい」と激怒し17歳少年をナイフで刺す 批判殺到の中、同情の声も
2018年11月06日 12時20分
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社会
“山崎50年”が1本3250万円! 日本ウイスキーの秘密
2018年11月06日 12時00分
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社会
日本在住ベトナム人が歓喜する「エースコック即席めん」の逆輸入
2018年11月05日 20時00分
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社会
移民受け入れ政策に突っ走る安倍首相取り巻き議員のみっともない言い訳
2018年11月05日 19時30分
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裏流通にメス!カナダ“大麻解禁”で問われる『G7』の理解のほど
2018年11月05日 18時00分
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社会
お嬢様AV嬢がシャブの“無限快楽”に堕ちたキメセクの魔力
2018年11月05日 12時30分
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社会
“リベンジポルノ”で脅し、女子高生に返信を強要した大学生が逮捕 相次ぐ出会い系発端の事件に呆れ声
2018年11月05日 12時10分
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社会
積水ハウス55億円詐欺事件 主犯格地面師の女豪遊生活
2018年11月05日 12時00分
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社会
田中角栄「名勝負物語」 第二番 福田赳夫(7)
2018年11月05日 06時00分
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社会
年賀はがき発行部数が過去最低に 今年から大きく変わったのは
2018年11月04日 12時10分
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社会
経済“千夜一夜"物語
2018年11月04日 11時30分
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社会
トレンド激変で“しまむら”凋落 過熱するアパレル業界の勝者と敗者
2018年11月03日 11時30分
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社会
人気ブロガー、「ミニトマトの農薬使用回数は49回」で炎上 “農家への風評被害”で批判殺到
2018年11月02日 22時00分
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NHK、『働き方改革』がうまく徹底されず? 看板アナにささやかれる噂とは
2018年11月02日 21時30分
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テレ東『池の水ぜんぶ抜く』に“文春砲”! 長崎県大村市長のウソとは?
2018年11月02日 21時15分
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北朝鮮・金正恩委員長の伝書鳩と化した韓国・文在寅大統領の“通信簿”②
2018年11月02日 20時00分
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社会
安田純平氏バッシングに見る大手メディアの「不都合な真実」−②−
2018年11月02日 18時50分
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社会
安田純平氏バッシングに見る大手メディアの「不都合な真実」−①−
2018年11月02日 18時40分