社会
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社会 2012年08月05日 11時00分
地震より怖い!? スーパーフレア
東日本大震災以来、日本では次の巨大地震の被害想定ばかり取り上げられている。しかし、諸外国では「もっと恐ろしい太陽の大異変が地球を壊滅させる」との不安が渦巻いている。その原因とされるのが“スーパーフレア”だ。 「太陽表面で起きる巨大な爆発現象が太陽フレアで、通信障害の原因となるなど地球にも大きな被害をもたらします。この太陽フレアの何千倍という大規模なエネルギーを放出する爆発を『スーパーフレア』と呼んでいます。これまでは、恒星近くにガス惑星がなければスーパーフレアは起きないというのが定説でしたが、先ごろ、京都大学の研究グループが約8万3000個の太陽に似た星を分析した結果、近くにガス惑星が存在していなくてもスーパーフレアが発生していることを確認しました。つまり、太陽でもスーパーフレアが起こる可能性が出てきたのです」(科学専門誌記者) 太陽の表面では、中規模の爆発が度々起きている。爆発が起こると放射線やプラズマが大量放出され、地球の電離層や磁場に甚大な影響を与える。1989年には、中規模の太陽フレアで、カナダのケベック州に住む約600万人が9時間の大停電にさらされている。 スーパーフレアはこの1000倍規模と算出されることから、ざっと60億人、つまり全地球に壊滅的な被害を与えると想定される。一体どんなパニックが襲ってくるというのか。 「飛行機のナビゲーションシステムやGPSが乱れて交通網は大混乱するでしょう。電車が止まる、病院の機能がマヒするなどのほか、金融機関の決済機能が止まり、世界中の原発が制御不能に陥る。数時間で年間平均被曝量の1000倍の放射線が降り注ぎ、オゾン層も破壊され、皮膚がんの原因となる有害な紫外線も降り注ぎます。地球軌道を回っている3000個の人工衛星がすべて頭上に落下することもあり得ます。スーパーフレアは今年中に起こると、警告を発する米国研究者もいます」(同) 地球規模で直面するこの危機に、果たして対処法はあるのだろうか。
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社会 2012年08月04日 17時59分
少女に暴行の大阪府警の警察官 一気飲みで泥酔させ犯行
大阪府警布施署地域課巡査長・永田昌也容疑者(27)が、海水浴場で知り合った専門学校生の少女を泥酔させて乱暴したとして、8月1日に準強姦(ごうかん)容疑で府警に逮捕された事件で、現場近くにいた海水浴客の証言から、永田容疑者が少女に一気飲みで泥酔させて、犯行に及んでいたことが分かった。永田容疑者は3日に送検された。 府警によると、7月31日、永田容疑者は同課の同僚4人(22〜30歳)と同府貝塚市の二色の浜海水浴場に行き、午後3時30分頃に少女3人と出会って、一緒に泡盛、梅酒、カクテル、リキュールなどを飲んだ。 午後4時頃には被害者の少女が泥酔して立てなくなり、永田容疑者は砂浜に置いていたゴムボートへ連れて行って寝かせ、暴行をはたらいた。同僚の巡査(23)が「やりすぎるな」と声を掛けたが、聞いていなかったという。ゴムボートは持参したものだった。また、22歳と25歳の巡査2人も、別の少女の胸を触ったり、キスをした疑いがあり、準強制わいせつの疑いで、府警が捜査している。 海水浴客から「男性が女性に酒を飲ませて、いたずらしようとしているのではないか」と通報があり、貝塚署員が現場に駆け付けて、永田容疑者らの身柄を確保した。少女2人は急性アルコール中毒の疑いで救急搬送されるほどの泥酔状態だった。 永田容疑者は07年4月に府警に採用され、現在は布施署の交番勤務。一緒に訪れた5人のうち、4人が交番勤務で、1人がパトカー乗務員だった。 酒は永田容疑者らが持参しており、府警は暴行目的で、少女に酒を飲ませた疑いがあるとみて調べている。永田容疑者は「そういう行為をしたことは間違いありませんが、無理やりやったわけではない」と供述している。 犯行当日、同海水浴場は大勢の若者でにぎわっており、昼日中から堂々と犯行に及んだもようで、永田容疑者の倫理観が問われる。(蔵元英二)
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社会 2012年08月04日 15時00分
橋下徹を潰せ! 大阪市職員が血眼で捜す祇園の女と隠し子(2)
もっとも、橋下氏の女にまつわる噂はこれだけではない。今では女の趣味から政治方針まで嘲笑する声も飛び交っているのである。 「北新地のホステスの他にもミナミの料亭の女など橋下サンには、女の噂が絶えなかった。秘書タイプの良妻賢母型が好みと見られていたが、実際は口の派手な美女が好みだった。市議会関係者の中には、『一期限りで市長を辞し、国政参加を臭わせていたが、これではその野望も完全についえた』と話す者もいるほどなのです」(市政記者) そのため、今では橋下氏がこの不倫スキャンダルで負った代償は、「あまりに大きかった」と見る向きも多いのだ。 「労組や市役所の男性職員らは、『元がヤンチャだから仕方がない』と小バカにしているが、女性職員の批判はもっと凄い。『ウチのトップは変態やん』『気色悪い』『奥さんと子供が可愛そうや』など、拒絶に近い文句が飛び交っています」(市役所関係者) 実際、こうした女性からの風当たりは凄まじく、今後さらなる波紋を広げる可能性も高いのだ。 というのも醜聞発覚後に、橋下氏は内容がおおむね事実であることを認め、「妻にとって最低の夫。子供にとって、これほど最低な父親はいない」と会見したが、夫人の怒りは凄まじく、「今後、家庭内で新たな火種が発生する可能性も高まっている」(前出・市政記者)というのである。 また、今回の騒動は当然ながらその政治姿勢に多大な影響を及ぼしている。 在阪政治部記者が言う。 「今回の醜聞は首長レベルならともかく、国政を狙う身にとっては致命傷。『大阪維新の会』は、次期総選挙の“台風の目”と呼ばれているが、もし橋下氏の家庭が崩壊するようなことがあれば、小沢新党や民主、自民なども二の足を踏む。対応次第で今後の舵取りが難しくなっていくはずなのです」 また、『大阪維新の会』関係者もこうボヤく。 「政治家転身前の過去の艶聞とはいえ、このタイミングはマズすぎる。女性票が離れ、維新の会のイメージダウンに繋がることは間違いありません」 気になるのは今後、これらの怪情報を上回る新たなスキャンダルが炸裂するかかだが、これには民主党関係者がこう回答している。 「今回の女性の“告白”はいわばジャブで、この後にも隠し玉が用意されているとの話がある。ただ、それが放たれるかは橋下市長次第。なぜなら今回の黒幕は、関西財界ともいわれているからです。反原発から再稼動へ。加えて消費増税と地方税を巡る橋下市長の一連の政策転換が是正されるかが、カギとなるはずです」 コスプレ不倫の橋下氏には、茨の道が待っている。
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社会 2012年08月03日 15時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 中国失速
中国国家統計局が7月13日に、今年第2四半期の経済成長率が7.6%になったと発表した。これで中国の成長率は、6四半期連続で鈍化したことになる。 中国は、日本の最大の輸出相手で、輸出全体に占める割合は20%にも及ぶ。かつてドイツ車ばかりだった中国の自動車販売市場も、最近日本車が急速にプレゼンスを高めるなど、日本製品の浸透が高まってきただけに、日本の産業界にとって中国経済の失速は大きな痛手だ。しかも債務危機で欧州市場が厳しいのだからダブルパンチだ。 しかし、問題はそれだけではない。どうやら中国の経済成長率の低下は、構造的なもののようなのだ。それは数字にもはっきり表れている。長い目で見ると、中国は'03年から'07年まで二桁成長を続けた。しかし、'07年の14%成長をピークに、どんどん成長率を落としてきているのだ。 成長率低下の最大の要因は、中国の経済成長を支えてきた巨大な公共事業の行き詰まりだ。たとえば、上海の地下鉄の総延長は、すでに東京の地下鉄を超えている。投資効率のよい公共事業は、すでに整備が終わって、今後の投資は、採算が難しいものが増えていく。日本がたどった道とまったく同じだ。 そうした中で中国政府は、他にもさまざまな困難に直面していかざるを得ない。一番大きな問題は、経済格差だ。中国の所得格差は、日本とは比べものにならないくらい大きい。だから、中国全土で暴動が起きてきた。しかし、それが政権を揺るがすほどにならなかった理由は、低所得層も毎年所得を増やしていったからだ。下流に追いやられていても、毎年確実によくなる実感があれば、不満は爆発しない。しかし、成長が止まれば話は別だ。 これまでの先進国の歴史を振り返ると、高成長の時期には格差が縮小し、低成長になると格差が拡大する。金持ちは、常に自分の取り分を拡大しようとするから、全体のパイが伸びなくなると庶民への支払いを減らして、自分の所得を拡大しようとする。だから、成長率が一定以下になると庶民の所得が減少する。 私は同じことが中国でも起きると思う。そうなると、中国の社会は非常に不安定になる。それを防ぐ唯一の方法は、急速な公共事業拡大をやめて、強力な所得再分配政策を採って、分厚い中流層を確立することだろう。そうすれば、国内消費を主体とした経済運営が可能になるからだ。 しかし、所得再分配の強化は、これまで大きな所得を得てきた人々の利権を失わせるので、実現は容易ではない。また、開発経済学には、「開発独裁」という言葉がある。急速な経済発展をする途上国では、ある程度独裁的な経済社会運営が必要になるという言葉だ。裏を返せば、低成長になったら、民主化を図らないといけないことになる。しかし、それはいまの中国政府にとって受け入れがたい選択だろう。 さらに、一人っ子政策の採用から23年が経過して、今後中国は日本と同じようなペースで高齢化が進んでいく。政府はそのための財源確保もしていかなければならない。 今後、ほぼ確実に起きる変化は、中国政府が不機嫌になっていくということだ。その不機嫌な隣国といかに付き合っていくのか。相当綿密な外交戦略を立てないと、不測の事態が起こりかねないのだ。
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社会 2012年08月03日 11時45分
青森明の星短大の元准教授が女子高生のみだらな写真を撮影し再逮捕
山口県警防府署は7月31日、女子高校生のみだらな写真を撮影したとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、青森明の星短期大(青森市浪打)の元子ども学科長で准教授だった鷲岳覚容疑者(37=青森市富田)を再逮捕した。鷲岳容疑者は容疑を認めている。 再逮捕容疑は4月26日、青森市富田でカウンセリングルームと称して所有していたアパートで、青森市の女子高校生(当時15歳)のみだらな写真をデジタルカメラで10枚撮影し、児童ポルノを製造した疑い。同署によると、偽名を使ってインターネット上に被写体となるモデルを募る広告を出して、女子高校生と知り合い、報酬1万2000円を渡していたという。画像はすべて、パソコンのハードディスクに保存されていたが、他にもわいせつな写真が多数見つかっており、同署は余罪を追及する意向。 鷲岳容疑者は7月10日、山口県防府市の当時15歳の女子中学生にみだらな写真を撮影させ、メールで送信させたとして同法違反(製造)容疑で逮捕され、山口地検が31日、同法違反の罪で起訴した。 また、防府署は31日、別の女子中学生の画像を鷲岳容疑者に提供したとして、同法違反(提供)の疑いで、家電販売業・加賀美長久容疑者(32=川崎市麻生区白鳥)を逮捕した。押収した鷲岳容疑者のパソコンの解析結果から、加賀美容疑者が浮上した。 逮捕容疑は11年9月、ネットで知り合った三重県志摩市の当時14歳の女子中学生のみだらな画像3枚を、鷲岳容疑者にメールで送信した疑い。 鷲岳容疑者は7月18日付で、同短大を懲戒免職になっている。同短大・辻昭子学長は、「この度の本学教員の不祥事につきまして、関係者及び皆様に対し多大なご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。今後は、二度とこのような不祥事が起こらないように、学園を挙げて再発防止に取り組んでいく所存です」とコメントしている。(蔵元英二)
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社会 2012年08月02日 11時45分
たばこ1本で停職1年の厳罰受けた地下鉄運転士が大阪市を提訴へ
大阪市営地下鉄の回送電車内で喫煙し、停職1年の懲戒処分を受けた男性運転士(41)が、大阪市に対して、処分が重すぎるとして、その取り消しを求める訴訟を近く大阪地裁に起こすことが分かった。 大阪市交通局によると、運転士は6月20日午後8時頃、千日前線・阿波座駅と中央線・阿波座駅の間で回送電車を運転中、信号待ちの約4分間に、乗務員室内でたばこ1本を吸った。同局は7月17日、運転士に停職1年の厳しい処分を下した。 喫煙による停職1年の処分は極めて重い。市営地下鉄では2月10日に全駅構内禁煙が通達されたが、それ以降も、喫煙によるトラブルが相次いだ。そのため、この運転士は「再発防止に取り組む中で、交通局の信用を失墜させた」として、厳罰となったのだ。橋下徹市長からも、これまでより重い処分にするよう指示があったという。 ただ、他の事例と比較した場合、公平性を欠くのは明らか。4月3日、四つ橋線・本町駅で、男性助役が駅長室内にある給湯室で喫煙したため、火災報知機が作動、電車4本の運行に支障が出るトラブルが発生した。この助役は5月16日、停職3カ月の処分を受けたが、この運転士は1年。同じたばこ1本で、大きく処分内容が異なっているのだ。 訴訟関係者によると、運転士は「なぜ1年なのか分からない。処分が重く生活が成り立たない」と話しているという。確かに2人の処分の重さの差には、釈然としない人も多いだろう。 市交通局は「訴訟については何も聞いていないのでコメントできない」としている。 果たして、たばこ1本で停職1年の処分に妥当性があるかどうか、裁判のなりゆきに注目が集まる。(蔵元英二)
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社会 2012年08月01日 11時45分
新潟の高校野球部員がランニング中に倒れるも、そのまま放置され死亡
なんとも、無責任で悲しい事件が起きた。 新潟県警秋葉署員が、7月29日午前9時45分頃、新潟市秋葉区の公園脇の斜面で、県立新津高校野球部の1年の男子生徒(16)がユニホーム姿で倒れ、死亡しているのを発見した。司法解剖の結果、同署は30日、ランニング中の熱中症で死亡した可能性が高いと明らかにした。 同署と学校によると、生徒が倒れていたのは、約10キロのランニングコースの8キロ地点だった。 生徒は28日午後1時過ぎから、他の部員とともに校外にランニングに出た。顧問教諭からは「しんどかったら無理するな。休め」との指示が出ていた。コース中間付近で顧問教諭とマネージャーが、水分補給しているこの生徒の姿を確認しており、「大丈夫か、歩いてもいいぞ」と声を掛けたが、元気に走り出したという。 その後、野球部はグラウンドで練習し、午後7時頃に解散した。生徒が戻ってきたかどうかは、誰も確認しなかったという。 捜査関係者によると、部員は28日夜に帰宅しなかったが、29日が誕生日だったため、両親は友人と遊びに行っていると思って一晩様子をみたという。29日朝、保護者から学校に「昨日から子どもが帰宅しない」と連絡があり、通報を受けた同署員や部員が探したところ、遺体で見つかった。 部員の何人かは生徒の姿がないことに気付いていたというが、野球部として点呼は取らなかったという。もし、顧問が点呼を取って、生徒が戻っていないことに気付いて探しに出ていれば、命は助かっていたかもしれない。 この事故を受け、県教育委員会は30日、県内の小中高校を対象として部活動前後に児童、生徒の健康状態を確認するよう求める通知を出した。 生徒を校外にランニングに出して、全員戻ってきているかどうかチェックをするのは、指導者として初歩的なことだと思われるのだが…。(蔵元英二)
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社会 2012年08月01日 11時00分
日本もいよいよギャンブル天国? 消費増税法案成立でついにカジノ法案成立か
「消費税の次はカジノ法案審議」−−。7月3日付野村證券のこんなレポートが、にわかに注目されている。 2010年4月に超党派の国会議員で構成する国際観光産業振興議員連盟(通称・カジノ議連)が発足、カジノ解禁に向けた法案提出が何度も囁かれ、そのたびに空振りに終わっていた。しかし今回は「永田町に広いネットワークを誇る」(関係者)野村のご託宣。「増税と原発推進で反感を買っている野田政権が、起死回生策として震災復興や沖縄振興などを旗印にカジノ法案成立に打って出る。そんなシナリオを察知した野村が、いち早く観測気球をぶち上げたに違いない」などと市場筋が騒々しい。 むろん審議入りどころか、このまま総選挙になだれ込み、再び見果てぬ夢で終わる可能性もある。しかし、別の証券系シンクタンクもカジノ解禁を先取りするように、コナミ、セガサミーHD、日本金銭機械、グローリーなどを注目銘柄として挙げ、それに伴って各社とも値を飛ばしているのだ。 中でも関係者が「やっぱり」と口を揃えるのは、セガサミーHDが今年3月、宮崎県の大型リゾート施設『シーガイア』を総額58億円で買収したこと。 「これぞカジノ解禁をにらんだ先行投資に違いありません。カジノ議連の“熱意”が通じて法案が成立すれば、パチンコやゲームセンターで培ったノウハウが活用できる。まして巨大なリゾート施設だから集客力もある。数年もたてば、買収費用などスンナリ回収できるとソロバンをはじいたはずです」(経済記者) 市場筋が熱い視線を送るのには別の理由もある。この6月、香港では「ハンセン指数」の採用銘柄が一部入れ替わった。これ自体は定期的なものだが、特筆すべきはマカオでカジノを運営する会社が新規に採用されたことだ。これは東証でいう日経平均255銘柄に採用されたことを意味する。 カジノはすでに120カ国以上で合法化されている。だからこそ市場筋は「もうカジノ解禁のうねりは止まらない」とエールを送る。 「東京都の石原慎太郎知事がお台場への誘致に意欲を燃やすなど、積極的な自治体もありますが、まだ国民の間にはアレルギーが根強い。これをどう説得して決着させるか。カジノ議連のセンセイ方の力量が問われます」(関係者) どうせカネを巻き上げられるなら、税金より博打の方がいい?
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社会 2012年07月31日 16時00分
キャバ嬢に5億円貢いだ男の初公判
会社の口座から約5億円もの金を引き出したとして今年4月、電子計算機使用詐欺の疑いで警視庁に逮捕された栗田守紀容疑者(33)。引き出したカネをほとんどキャバ嬢に貢いでいたことが判明し話題を呼んだ事件だ。7月5日、東京地裁で開かれた初公判では、その「5億を巻き上げたキャバ嬢」の騙しのテクニックがつまびらかにされた。 出会いは'01年、JR亀有駅近くのキャバクラ。客として週に3回ほど通い、件のキャバ嬢をたびたび指名していたという。そんな関係に変化が訪れたのは'03年のことだった。 「キャバ嬢から『家賃がない。携帯電話の料金も払えない』と告白され約10万円を振り込み、今度は『胃がんになった』とのことで100万円を渡したのですが、'06年からは『入院中で面会謝絶になった』と言われ、会う事もなくなり、メールでのやり取りのみになったのです」(社会部記者) 起訴状によれば栗田被告は'99年から勤めているゴム会社で経理を担当していたが、'05年から'10年までに、勤務先のインターネットバンキングなどから約5億を引き出したという。 「その後、名目が最初の『胃がん』から『心臓が弱い』とか『脊椎損傷』果ては『白血病』とコロコロ変わったため、怪しんで病院の明細を見せてもらおうとしたら『お金を振り込んでくれないと命が持たない。疑われたら生きている意味がない』なんて言われて、また思い直したそうですよ」 と、傍聴していた記者もため息を漏らす。 もちろん、このキャバ嬢の“病気”は真っ赤なウソ。彼女の調書によれば「多額の振り込みをしてもらったが全てホストクラブで使ってしまい、1円も残っていない」という驚きの発言。 法廷に現れた栗田被告は坊主頭にメガネという地味な風貌。「後悔し、反省しています。少しずつでも弁済していきます」と反省文が読み上げられると、涙ぐむ場面も。果たして9月10日の被告人質問では何を語るのか。
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社会 2012年07月31日 16時00分
6億円強奪事件 元美容師出廷で明らかになったもうひとつの襲撃計画
昨年5月、東京都立川市の警備会社、日月警備保障立川営業所から約6億円が強奪された事件。逮捕者は現在22名にのぼっているが、そのうち事件のきっかけを作ったともいえるキーマンの裁判員裁判が、東京地裁立川支部で開かれた。 強盗傷害教唆などの罪に問われたのは、同社の元契約社員で、元美容師の田中孝被告(44/旧姓・東松)。田中被告は問題の警備会社の“内部情報”を犯行グループらに提供していた。 「最近、金目の情報を集めて犯罪を計画し実行犯を選定するといった“情報屋”の存在が注目されていますが、田中被告の場合は、うまく情報を利用された立場でしょうね。実際、裁判では『自分の経営している美容室で、話題として警備会社の警備のずさんさを話していた』ということが明らかになってますから、あくまでも笑い話としてペラペラ喋っていたようです」(社会部記者) 田中被告は美容室に訪れる客や友人らに、営業所のトイレの窓が壊れていることや夜中は警備が手薄になること、金庫室の暗証番号まで喋っていたという。 また裁判では、昨年発生した事件の数年前にも一度、現金強奪計画が浮上し、流れたことが明らかになった。 「“幻の襲撃計画”は、高校時代からの友人に内部情報を漏らした際に浮上したそうです。昨年の事件は営業所の金庫室から金が奪われましたが、このときの計画は“現金輸送車襲撃”でした」(同) なんと日月警備保障の現金輸送車には当時、無線機や通報装置などが設置されていなかったというのだ。「そんなんだったらヤレるんじゃないの」という友人の一言で計画は動き始めるも、人が集まらないことから流れてしまった。 「その初期メンバーは解散しましたが、今回のメンバーらが再度田中被告に話を聞き、営業所の図面などを書かせて犯行に至ったそうです。もうひとつ驚くのは、田中被告が美容室でこの“警備会社の警備のずさんさ”をネタにし始めたのは2006年頃。そんな状態で昨年まで放置していた会社の体制にも問題を感じずにはいられません」(同) 田中被告は昨年10月の逮捕前に、子供が産まれたばかり。「娘の将来を思うと、自分は父親と語る資格がない…。ただ、また一緒に暮らしたいです…」と涙声で述べるも、懲役9年という厳しい判決が下された。まさに口は災いのもと。
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都知事選 ラストサンデーで石原氏を袋叩き
2007年04月02日 15時00分
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都知事選特集 占い師対決
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都知事候補 黒川氏がメイドさんと“合体”
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2007年03月30日 15時00分
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都知事選 石原氏「厳戒歌舞伎町演説」で語った手柄話
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都知事選「浅草雷門で時間差対決、石原VSドクター中松」
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都知事選 浅野スニーカー街頭演説でセクシーポーズ
2007年03月24日 15時00分
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都知事選 石原氏満員電車でGO!
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都知事選きょう告示、石原氏ら第一声
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桜金造都知事選正式表明
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2007年03月19日 15時00分
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ホリエモン実刑
2007年03月16日 15時00分
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丸山弁護士東京都知事選出馬へ
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石原カジノ構想消滅!?浅野氏に“追い風”吹く
2007年03月07日 15時00分
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上層部スタッフが告発 NOVA 怪文書
2007年02月21日 15時00分