いとうあさこ伝道師が紹介する「キスDVD」はお昼には合わない？

　芸人いとうあさこが通称「キスDVD」の伝道師になっている。

　avexとNTTドコモのBee TVで話題になった番組「キス×Kiss×キス」がDVD化されて「キスDVD」と呼ばれている。オムニバスストーリー14話で構成されたDVDは女性ファンを中心に人気があるという。

　いとうあさこがテレビに出演した際、「キスしたい」と話したらavexがキスDVDを送ってきたのがキッカケと2月16日のブログで明かしている。
　それ以来、キスDVD伝道師として、「笑っていいとも」を始めとして数々のTV番組で紹介をおこなっている。6月に入ってからは低視聴率で苦しむ日テレ系列の昼番組「ヒルナンデス」でも紹介をおこなうも、延々とキスシーンが流れたことについては疑問の声が出ている。

　昼間の番組といえば、「昼ドラ」で多少、生々しいキスのシーンが流れることもある。視聴者があくまでそういう内容だとわかっている上で観ているため問題はない。
　しかし、昼のバラエティー番組でキスDVDの映像を延々と紹介する必要性があるかといえば、残念ながら時間的にはそぐわない。映像は流さずにトークだけで展開するのが限度であろう。

　収録されているオムニバスストーリー14話には、「びしょ濡れのキス」、「背徳のキス」、「官能のキス」といったタイトルのものがあるので、「深夜番組で流せ」といった声もネット上から出ている。
　低視聴率の「ヒルナンデス」が目先の注目を集めるためにおこなった企画ではないか？　という見方もあるので、今後は慎重を期するべきだろう。
　いとうあさこ伝道師による「キスDVD」は時間帯を選ぶ企画なのだ。