今となってはどっちが優等生だろうが、どっちが不良だろうが、本当にどうでもイイ話だ。重要なのは、それぞれのバンドが持っている細かいエピソードにあるのではないか。
まずローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズ(故人)は、作家のCW・ニコルとハイスクールの同級生だったという話がある。ニコルは同級生の女性を傷つけたジョーンズに「そんな事したらダメじゃないか」という手紙を送ったという。ちょっとイイ話だ。
他にはストーンズ関係者がビートルズに作曲を頼んだら、10分くらいで「ハイよ」と曲をジョンとポールが仕上げて来て、ストーンズ側が度肝を抜かされたエピソードもある。もしかしたら練りに練って用意しておいた曲を、あたかも短時間で仕上げたかのように渡しただけかもしれない。いずれにしろ、ビートルズがストーンズに「カマシを入れた」のだろう。ビートルズ、悪いね〜。
他にもイイ話は両バンドとも尽きないのだが、またの機会にしよう。
(みんみん須藤)