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『幸せになろうよ』第9話、クールな黒木メイサが感情表現を豊かに

 フジテレビの月9ドラマ『幸せになろうよ』の第9話「別れの雨」が、6月13日に放送された。これまで訳ありの美女であった柳沢春菜(黒木メイサ)が、今回は人間味を見せた。

 家庭も仕事も失った矢代英彦(藤木直人)は失意の中で階段から転落して負傷する。柳沢春菜(黒木メイサ)は着替えを持っていくなど入院した矢代に献身的である。春菜から話を聞いた高倉純平(香取慎吾・SMAP)は、春菜に「そばにいてあげた方が良いと思います」と話す。

 元恋人を放っておけない優しさが純平と春菜の恋の障害になる点は前回と同様である。しかし、元彼女・渡辺みゆき(国仲涼子)の気まぐれに振り回されただけの前回以上に今回はシリアスな展開となった。

 ヒロインの春菜は理由があって結婚相談所の会員になった謎の美女という設定である。春菜の謎は初回で明らかになるが、その後も純平の目線でドラマが展開しており、春菜の感情は見えにくい。
 もともと春菜を演じる黒木メイサは日本人離れした容貌にクールな雰囲気が特徴である。2008年放送のテレビドラマ『男装の麗人〜川島芳子の生涯〜』の川島芳子のような常人離れした役の演技に定評がある。一方で普通の女性の役では、黒木の存在感が強すぎて、役ではなく黒木メイサに見えてしまうこともある。

 『幸せになろうよ』の春菜も自分に自信が持てない性格設定であるが、黒木のクールな雰囲気が強く、捉えどころのない存在になっていた。それが今回は人間的な感情を出している。桜木まりか(仲依里紗)と出会った春菜は強引に居酒屋に誘われる。春菜の都合を無視する、まりかに春菜は「人の話聞いてる?」と半分キレていた。
 居酒屋では、まりかが得意の毒舌をぶつけてくる。これまで個性的なキャラクターという点では、クールで無機的な春菜よりも、まりかのトゲトゲしさに軍配が上がった。しかし、ここでは春菜も負けていない。ビールを一気に飲み干し、まりかの嫌味にも「私と高倉さんは大丈夫だから」と強気で返した。まりかのストレートさが春菜の感情を引き出した。

 この後は春菜の感情表現が豊かになる。飛び降りようとする矢代に怒り、泣き出す矢代を包み込む。さらにラストの純平のセリフには、雨に打たれたまま固まってしまう。

 クールな雰囲気の仮面がとれて、感情表現が豊かになった黒木の演技に注目である。

(林田力)

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