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太田光とデーブ・スペクター、日大アメフト部を猛批判 真剣度と“アメフト愛”に驚きの声も

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爆笑問題・太田光

 20日放送の『サンデージャポン』(TBS系)で、日本大学アメリカンフットボール部選手による悪質タックル問題について、アメフトを愛するデーブ・スペクターと太田光が怒りを見せた。

 番組では、日本大学アメリカンフットボール部の内田正人監督が関西学院大学を訪れ謝罪したのち、記者会見を受ける様子が放送され、スタジオで議論が交わされる。

 フットボールの本場アメリカ出身のデーブ・スペクターは、このプレーについて「ありえない」と断罪。「仮に(アメリカで)あったとしても、プレーの後ですから乱闘になります。やった場合は責任者全部辞職ですよ。そんな甘い囲みの取材で文書を送りますなんて、あんなものやらない」と怒りを見せる。

 さらに、アメリカでも乱暴すぎるプレーが多すぎて死亡者も出たため、ルールが厳しくなったことを紹介。それらはすべて「試合中の」プレーで、今回は全く違うものと指摘したうえで、

 「困ったことに、これが向こうのニュースサイトにも載って、ものすごく恥ずかしいんですよ。フットボールの優勝っていうのは、細かい作戦によっての技術で勝つんですよ。皆思っている以上にフットボールって細かくて面白いんですよね、将棋のようなもので。

 これで軽視しているような印象を与えてしまって。一生懸命やってるフットボールの日本の選手たちに、こんな迷惑なことはないと思うんですよ。そのプレッシャーかけられた選手もいけないんだけど、彼も利用されてしまって。

 悪いけどくだらないメンツのために、ライバルのために利用されてんですよ。だってプロスポーツじゃないんですよ」

と、ダジャレなどはなく、真剣な表情で憤りを見せた。

 さらに、怒りを見せたのがNFL好きでよく見るという太田光。「アメリカンフットボールの常識として、クオーターバックを怪我させるのはとんでもないことであって。なおかつアメリカンフットボールって、こんだけ激しいスポーツだからこそ、毎年ルールが改正されていくんですよね」と指摘。

 「それはすごく科学的なスポーツで、ジャッジにしてもビデオ判定とかいち早く、必ずアメリカンフットボールから全部のスポーツが発展していくイメージがあって、すごく安全性に関しては、何回も何回もルールをチェンジしている」

と説明する。

 そして、「審判はなんであのプレーで即退場にしなかったのかなということと、関学のほうももっと猛抗議していいはず。これが大学リーグの中の、なんか1つの馴れ合いみたいなものを感じた」

とこちらも笑い要素はなく、アメリカンフットボールを愛する者として、真剣に問題点を指摘した。

 2人の「アメリカンフットボール愛」に、ネットユーザーも納得。「そのとおりだと思う」「説得力がある」との声をあげる。特に、普段なにかと笑いを絡めたコメントをする太田光が真剣な表情で怒りを見せたことについては、驚く人も多かった。

 デーブ・太田光に限らず、今回の悪質タックル事案に憤りを感じているアメリカンフットボールファン・関係者は多いと聞く。内田監督は辞任を発表したものの、タックルに至るまでの経緯や、「指示の有無」について、明確な答えを出しておらず、真相が語られていないのが現状だ。

 日本大学アメリカンフットボール部は学生フットボール界でもトップクラスの名門校。しかし、このまま曖昧な形で幕引きとなってしまうと、部の存続や、場合によっては他の部活動、さらには大学運営にも影響が出ることが予想される。

 全国のアメリカンフットボールプレーヤー、そして在学生のためにも、早急に経緯と今後の対策を発表してもらいたいものだ。

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