同作は昨年9月にジャニーズ事務所を退社した後、3人ともに初の出演作となる映画。4編からなるオムニバス作品で、園子温監督や爆笑問題の太田光がメガホンを取ったことでも注目されている。
6日に公開され、公開3日間で8万7,528人を動員。公開する映画館が87と少なく、2週間限定の公開であることから、6日に行われた公開初日舞台あいさつでは、制作サイドは謙虚に「15万人動員が目標」と設定していた。
しかし、公開からわずか3日間で目標の半数以上を突破したのだ。
「3人は昨年、共同ファンクラブ『新しい地図』を立ち上げて会員を募集したところ、わずか3日で申し込みが10万人を突破したそうです。そこから徐々に数字を伸ばし、現在は15万人を突破しているものと見込まれます。会員が1人2回ずつ見たとしても30万人が入る計算。客単価が1,500円と計算すれば興行収入は4・5億円。公開規模からすれば大ヒットです」(映画業界関係者)
ジャニーズを辞めた3人の最大の“武器”はSNSを駆使して宣伝ができるところだろう。
現状、3人のTwitterのフォロワーはそれぞれ、稲垣が73万人、草なぎが82万人、香取が88万人を突破。さらに、3人が全国各地で舞台あいさつを敢行し、集客アップを目指している。
「少人数だからこその機動力を活かし、宣伝に力を入れている。今後は(映画を)ソフト化してそれなりに売れれば続編の可能性もありそうだ」(芸能記者)
とりあえずは、今回の映画がどこまで動員数を伸ばすかが注目される。