巷では、そんなつぶやきをよく耳にします。
毎日職場と自宅の往復、それこそ趣味や習いごとを積極的にしない限りは、社会人になるとなかなか新しい出会いに恵まれないものです。かといって婚活パーティやオフ会に参加するのも億劫で重い腰をあげることができなかったり。
■社内恋愛願望の男女差
そんな中、毎日顔を合わせて一緒に仕事をしているうちに、職場内で恋に落ちることもあるはず。男性の場合、職場は、「職場=生活の一部」やいわゆる「仕事=プライベート」と考えたり、それ以上に立場の問題もあるので、職場では恋愛をしないと決めている人が結構多いですよね。
一方、女性はどうでしょう? 「永久就職」「寿退社」なんて最早時代が許さない(笑)。大ヒンシュク! しかし口に出さなくても、案外腰かけ程度にOLであることを存分に活用して結婚相手や恋人を探している女性も存在しています。また、逆に、男性と同じようにキャリアを少なからず求める女性にとっては、職場は論外と考えている人もいるのです。
女性は、職場での恋愛をどのようにとらえているのでしょうか。
・見せびらかしたい、公認になりたい(彼は私のもの、のようなサイン)
・秘密にしたい
両極端なこの思いが案外微妙にクセモノです。
たとえば…。
「いざっ!」となったとき、男性は立場のこともあり、口にしたくなくても、同僚同士での話題や(ばれてしまった場合)ひやかしなどを受けると、体裁を考えたり、もちろん照れもあって、心にもないことを言ってしまう。まさに日本人ならではの一場面といってもいいかもしれません。
そのようなシーンをおつきあいしている女性が知ってしまった場合(大抵はどこからともなく、オヒレついて耳に入ってくるものです)、気持ちのよいものではありません。修羅場になるだけでなく、時に傷やトラウマになる人もいるのです。ですから、その点も十分考慮しなくてはならないでしょう。
■男性の立場別、アプローチ法
ところで、もし、あなた(男性)に社内にいいな、と思っている異性がいるとしましょう。
その異性とお近づき、ないし距離を近づけるには、自分の立場も往々にして関係してくるのではないでしょうか。
▼男性が後輩の場合(女性が先輩の場合)
無防備になりがちなので、女性はOKしがちです。仕事の悩みなどをもちかけると母性本能とでもいいましょうか、うれしいものです。そのときは、深刻に切り出すのではなく、実は…といった感じのほうがいいかもしれません。
▼男性が同僚の場合
同僚同士の仲間内でどのくらい仲良しかという、関係性によるのですが、みんなで仲良しの同僚の場合は、いざ二人で、というのは案外至難の業かもしれません。
「いつもみんな一緒だけどたまには二人でどう?」と軽く誘ってみたり、「実はちょっとみなの前では話しにくいんだけど、今度ちょっとランチでもどう?」のような感じがいいかもしれません。
▼男性が上司の場合(女性が部下の場合)
余程のことがない限り、「立場」があるので、女性は断れません。ただ、この場合ですと女性的にはかなり気が重いわけです。背景に「立場」があることをきちんと認識した上で、これを避けるためには、事前にある程度、コミュニケーションをとる、そうすることで立場的なものでOKなのか、本当にOKなのか大体わかるようになります。
「コミュニケーション、苦手、めんどいNG!」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし仮にこの段階をskipしてデートにこぎつけたとしても、うまくいくとは思えません。デートのときの話題の種にもなるわけですですから、避けて通るのはリスキーなのです。
すべてにおいて言えるのは「空気を読む力」。言い換えれば、アダミュニケーション(当コラムの造語:「適応(Adaptation)」+「コミュニケーション(Communication)」=「適応コミュニケーション」の意)とくに男性が上司の場合だと、この「空気を読む力」に鈍感だとあとでパワハラ…なんてことにもなりかねませんので、日ごろから意識して心がけたいものですね。(cyuramy)
【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/