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輪島さん死去、名力士たちは早く亡くなってしまう?

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元大相撲横綱の輪島さんが亡くなった。70歳だった。輪島さんは2013年に咽頭がんの手術を受けて闘病を続けていた。

 輪島さんに限らず大相撲の力士は、早く亡くなる人物が多い。輪島さんと現役時代にしのぎをけずり「輪湖(りんこ)時代」を作り上げた、北の湖前理事長は2015年に直腸がんで62歳で亡くなっている。横綱、千代の富士として活躍した九重親方は、2016年に脾臓がんで61歳で亡くなっている。先代貴乃花として知られる二子山親方も2005年に口腔底がんのため55歳で亡くなっている。八百長を告発し話題となった板井(のちに師匠の名を取った高鐵山に改名、最高位小結)も、今年8月に62歳で亡くなっている。晩年は糖尿病に苦しみ、心臓にペースメーカーも入れていた。2015年には元大関の貴ノ浪が43歳の若さで急逝している。なぜ、大相撲の力士たちは早くに亡くなってしまうのだろうか。

 「大相撲力士が短命といわれる理由の一つに、食生活があります。力士は大相撲部屋に入門すると、とにかく食べて体を作ることを求められます。これは急激に太るわけですから、心臓に大きな負担がかかります。また、肥満体は、高血圧や糖尿病の原因となりますので、どうしても健康に問題が生じやすいといえるでしょう。さらには、現役時には成績を維持しなければならないストレスもあり心労もかかります。特に横綱の場合はその重圧は相当なものといわれていますね」(スポーツライター)

 大相撲の力士は大食漢に加えて、酒豪、ヘビースモーカーといった人物も多い。そうした生活習慣が余計に、体に負担をかけていってしまうのだろう。早すぎる死が悔やまれる。

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