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レピッシュ・マグミの「音楽玉手箱」今週はこの1枚を聞け!<第211回>

 毎週末に連載するレピッシュのマグミによるオススメCDを紹介する企画の第211回目。マグミがDJの際にいつも持ち歩く音楽玉手箱」(CDボックス)から、今週のオススメCDをピックアップしてもらった。

◇今週のこの1枚◇ザ・ポップ・グループ「Cabinet Of Curiosities」(2014/VICTOR ENTERTAINMENT)

 ポスト・パンクからニュー・ウェーブへとイギリスの音楽が移り変わっていく中での重要なバンドであり、個人的にはインダストリアル、アバンギャルドの始まりのバンドだと思っています。

 このタイトルは15世紀〜18世紀にヨーロッパで開かれていた珍品・奇品博物陳列室という意味で、まあ自分達の音楽をよくわかってらしゃるというかこのバンドらしいタイトルというか(笑)。収録されてる曲はデモだったり、スタジオライブ等の未発表発掘音源集となっております。

 とても好き嫌いがハッキリとわかれる難解なサウンドですが、私の場合は、まさしく血湧き肉躍る状態に最初に聴いたときからなっていて、他の音楽とは多分別のとこの脳を使って聴いている気がします。そんな中での約35年ぶりの新譜ですから狂喜乱舞せずにはいられない状態な訳です(笑)。

 この作品とは別にオリジナルアルバム「We are Time」のリマスター盤も再発されています。さらに嬉しいことに来年の2月にはニュー・アルバムが発売され、さらに3月には恵比寿リキッドルームでの公演が決まっています。ドキドキが止まりませんね。

■マグミ オフィシャルウェブサイト http://magumi.jp/main.html
■ライブ日程はこちら http://npn.co.jp/newsrelease/detail/6008315/

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