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KNOCK OUTライト級王者、森井洋介がタイ王者相手に初防衛戦!KO勝利を予告!

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森井洋介

 キックボクシングイベント「KNOCK OUT(ノックアウト)」は4月14日、那須川天心とスアキムの「極上対決」で盛り上がった大田区総合体育館大会(2月12日)に続く今年2回目の大会「KNOCK OUT SAKURA BURST」をカルッツかわさきで開催する。昨年、川崎市体育館に代わる施設としてオープンしたカルッツかわさきにKNOCK OUTが進出するのは初めて。格闘技の新たなメッカにできるか注目が集まる。

 今大会のメインイベントには、昨年12月の両国国技館で行われた王座決定トーナメント決勝戦で、勝次を倒し見事、初代ライト級王座を戴冠した森井洋介が登場する。タイの強豪ヨードレックペット・オー・ピティサック(ヨードレック)とのタイトルマッチがラインナップされた。森井にとっては昨年の激戦の疲れを4カ月かけて取り、心身ともにリフレッシュして臨む今年初の試合だ。当初はノンタイトルマッチと発表していたが、森井はこれを良しとしなかった。

 『KNOCK OUT 戦略発表会2018』(2月23日)で対戦カードを発表した際、森井は「去年ベルトを獲った時に『今年はベルトの価値を上げるのが僕の仕事だ』と言った。さっそく1発目にその仕事ができるなと思う。このベルトを懸けた防衛戦でもいいと思っています」とさも「当たり前」といった顔で発言した。

 突然の出来事に小野寺力プロデューサーは「ベルト懸けるの?」と困惑した表情を見せたが、同席した木谷高明オーナーが「チャンピオンが言ってるんだから、すぐに交渉してください」と発言を後押しした。選手を守る立場でもある小野寺プロデューサーも2人の熱意に押される形で「向こうに連絡を取ります」と応じ、後日ヨードレック側に確認。ヨードレックに断る理由があるはずもなく、今回のタイトルマッチが決定した。

 森井はヨードレックを「ただ強いという印象しかない」と評す。「僕はあまり映像を見ない。ガンガン来るタイプだと思うので、しっかり研究して当日を迎えたい。さっそくこのベルトを懸けて世界最強の相手とやれるのは、ベルトを獲ったときから言ってた『ベルトの価値を上げる』チャンス」とニヤリ。「間違いなく面白い試合になりますし、僕はポイント取りのゲームとかは苦手なので、必ず倒して勝ちます。世界王者を倒す瞬間を見に来てほしいですね」と意気込んだ。タイでは権威があるタイトルと言われているラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者・ヨードレックをKOで倒すと宣言した。

 今年は秋にKNOCK OUTライト級・アジアトーナメントの開催も予定している。日本代表として出場が内定している森井としては、ここでつまずくわけにはいかない。昨年、森井らライト級の選手が繰り広げた激闘は他の階級の選手にも刺激を与え、現在はスーパーライト級のトーナメントを開催中。また6月からはフライ級のトーナメントが開催されることが発表されている。

 森井が作った激闘の輪をもっと広めるには、タイトルマッチで勝ち続け、チャンピオンロードを築いていくことが必要。森井ならきっとそんな闘いを見せてくれるはずである。

「KNOCK OUT SAKURA BURST」
<日時>
4月14日(土)17時試合開始(16時開場)開場
<会場>
カルッツかわさき
<全対戦カード>
◆KING OF KNOCK OUTライト級選手権試合
▼61.5kg(3分5R)
<王者>森井洋介 対 ヨードレックペット・オー・ピティサック<挑戦者>
◆KING OF KNOCK OUTスーパーライト級トーナメント1回戦
▼64.0kg(3分5R)
山口裕人 対 秀樹
▼64.0kg(3分5R)
鈴木博昭 対 大石駿介
※勝者は6.8後楽園ホール大会にて不可思と準決勝で対決する
※勝者は6.8後楽園ホール大会で行われる準決勝でマサ佐藤と対戦する
◆スペシャルワンマッチ
▼70.0kg(3分5R)
T-98 対 宮越宗一郎
▼65.0kg契約(3分5R)
水落洋祐 対 健太
▼女子50.0kg契約 肘なし(3分3R)
小林愛三 対 イ・ドギョン
▼55.3kg契約(3分3R)
鈴木真彦 対 竹内将生

取材・文 / どら増田
写真 / 萩原孝弘

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