最終章は前後編として制作され、前編である『野望篇』の続編にあたり、3月5日には『革命篇』の前日を描いたテレビスペシャル『革命前日』も放送されている。
公開前日にまさかの東日本大震災が発生し、各地の映画館の上映スケジュールも大幅に乱れた他、地域によっては停電の影響や設備点検の為に休業する映画館も相次ぎ、不運にまみれた初動=スタートとなった。
しかし、実際には数多くの映画館が節電を踏まえ、上映回数減少や営業時間短縮、長期休業を行っている最中、なんと上映開始初週のウィークリーランキングは堂々の一位を獲得。大地震の影響をものともしない根強い人気を見せつけた。もし、震災が起きなければ『革命篇』の初動記録は全く違ったものになっていたかもしれない。
その後も計画停電等の影響を受け、各地映画館における公開スケジュールの縮小などの影響を受けながらも、3月中における興行通信社発表のランキングは『ドラえもん』や『プリキュア』などの親子連れ集客を見込める強力なアニメ作品を抑え、引き続きの堂々一位を記録している。
『革命篇』がこのまま快進撃を続けてくれるのを願うと共に、国民皆が落ち着いて映画を観られる日が来るまでロングランが続いているよう、心から祈りたい。