何が変わっているかといえば、その外見に対する周囲の評価。ネット上では彼女に対して「かわいい派」と「かわいくない派」が真っ二つに分かれ、しばしば論争の的となる。そんな経緯もあってか、彼女についた肩書きが「ブサかわいい」、あるいは「かわいすぎるブス」というもの…。
さらには、ネット上の百科事典『ウィキペディア』のパロディサイト『アンサイクロペディア』に至っては、「多部未華子は、日本の女優であり、“世の中の容姿に難ありな人々へ生きる気力を与える”ために生み出されたアンドロイドである」と紹介されてしまっているのである。
仮にも24歳のうら若き女性。これじゃあまりに酷過ぎではと少々不安にもなってくるが、当の本人は別段に気にしていないらしいというからさらにビックリだ。
「女優になる前は芸人になりたかったそうで、小学校の卒業文集には“将来は吉本興業に入りたい”と書きました。彼女を一言で表せば、超がつくマイペース。実家が西東京にあるのですが、地元の友人によれば“小学校時代はスプーン曲げにこっていたちょっと変わった子だった”とのこと。いまも良くその実家に帰ってくるそうですが、“いつもすっぴんに眼鏡でやって来て、誰も芸能人と気づかない”のだとか」(スポーツ紙記者)
もっとも、撮影現場ではその飾らない性格から彼女の演技力を絶賛する声が多数寄せらている。どこかミステリアスな彼女の魅力に不思議と虜になってしまうファンがいるというのもうなずけるのだ。(明大昭平)