船橋市在住の作家・山口敏太郎氏も「家から近いから行ってみたけど、こんなに美味しいホルモンは初めて!」と絶賛するその味。取材班もカルビ、中落ちカルビ、ホルモン、ミノ、レバ刺し、ハツ刺しとひと通りいただいたが、なるほど、どれも絶品だ。
網の上であっという間に焼きあがるカルビ、ホルモンは、口に入れた途端うま味たっぷりの肉汁を滴らせて、ほろほろと溶けていく。レバ刺し、ハツ刺しも、舌触りが絶妙で、生臭さが皆無などころか、甘さすら感じさせる実に上品な味わいだ。
聞くところによると、これらの肉、ホルモンともに皆国産牛というのだから、さらに驚きだ。しかもホルモンをはじめとする内臓類は、すべて1皿270円なのだから嬉しい。
他では味わえない味と鮮度へのこだわり、そして国産牛肉を格安でお届けできる秘訣について、オーナーの大井毅彦氏はこう語る。
「レバーにしてもハツにしても、当店は鮮度のいいモノしか仕入れませんし、お客様にもお出ししません。刺しにいたっては、20時を過ぎたらお客様にはお出ししませんから。鮮度が命なんです」
「肉の仕入れは、職人の長年の経験で培った“目”で選んでいます。そしてその肉をお安くお客様に出せるのはなぜかというと、我々が長年付き合ってきた業者さんたちが安く卸してくれるからです。その意味で、彼らとの長い信頼関係の上に成り立っているのが当店といえます」
大井オーナーの話から、職人たちの“腕”と“絆”によって支えられている店であることが窺える。
広い店内は、一人用のカウンター席が多く並んでいるのが何よりも特徴的。「お一人様でも、ぶらりと立ち寄られて『ひとり焼肉』を楽しんでいただきたい」という、店側の配慮だ。確かに肉もホルモンも、一人用に適した分量で皿に盛られている。値段も格安なので、一人の食事にはうってつけだ。
「お一人様で入られて、ご予算2000円以内でお腹いっぱいになれる焼肉屋って、当店以外にはなかなかないと思うんですよ(笑)」
と大井オーナーが語る通り、今まではやりたくてもなかなかできなかった「ひとり焼肉」が、この店なら遠慮なく楽しめそう。西船の駅からも徒歩2分の絶好のロケーション。お仕事帰りの乗換どき、今夜はぶらりと気軽に焼肉でもいかが?
(リアルライブ編集部)
◆「西船ホルモン まる」
住所:千葉県船橋市印内町564-8 サウスサイドビルB1F
営業時間:17:00〜24:00(L.O.23:30)
定休日:不定休
アクセス:「西船橋」駅南口から徒歩2分
※ホルモン、ハツ、レバー、ミノ、ハチノスなど、国産牛のホルモンが270円から食べられる!(270円はお一人様用の「味わい食べ切りサイズ」)