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【連載】「ミカエル・コバタの沖縄あれこれ」第22回〜タコライス

 ハイサイ!
 今回は久しぶりに食べ物の話をしましょうね。

 沖縄ならではの食べ物のひとつにタコライス(TACO RICE)があります。これは古くから沖縄にあったものではありません。語源にもなっているタコスはメキシコの代表的な料理で、トウモロコシの生地を薄く伸ばして焼いたものの上に、挽き肉などを炒めたタコスミートの具をのせて、サルサソースをかけて食べるものです。メキシコのタコスに酷似したものが、アメリカにもあります。

 沖縄でのタコライスの発祥は、国頭郡金武町のキャンプハンセンのゲート前に広がる飲食店街といわれています。1984年に生まれたといいますから、その歴史はまだ27年ほどですね。アメリカの軍人にもなじみがあるタコスを、日本流にアレンジした料理のようです。

 メキシコやアメリカのタコスは生地の上に、タコスミートの具をのせるわけですが、タコライスはご飯の上にタコスミートの具をのせます。その上に千切りしたレタス、チーズ、トマトをのせるのが一般的で、辛味ソースをかけて食します。とてもおいしく、ご飯と野菜が同時に摂れますので体にもいいですね。

 まだ本土ではあまりなじみはないですが、料理自体は簡単なので、自宅で素材から作る方も多いようです。手をかけたくない場合は、沖縄ホーメルさんや沖縄ハムさんなどが、タコライスの素を販売していますので、これを使えば本当に簡単です。2食入りで400円程度で売っています。なかなか、本土のスーパーでは売っていませんが、沖縄物産店やネットショップで購入できます。

 ぜひ、一度、ご自宅で沖縄の味を試してみてください!
(旅人:ミカエル・コバタ)

●沖縄ホーメル http://www.okinawahormel.co.jp/index.html
●沖縄ハム http://www.okiham.co.jp/index.htm

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