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レピッシュ・マグミの「音楽玉手箱」今週はこの1枚を聞け!<第34回>

 毎週金曜日に連載するレピッシュのマグミによるオススメCDを紹介する企画の第34回目。マグミがDJの際にいつも持ち歩く「音楽玉手箱」(CDボックス)から、今週のオススメCDをピックアップしてもらった。

◇今週のこの1枚◇バウ・ワウ・ワウ「See Jungle! See Jungle! Go Join Your Gang, Yeah. City All Over! Go Ape Crazy」(1982年/One Way)

 今年の「サマーソニック2011」で、30年ぶりにライブが決まったので、紹介したいと思います。

 このバンドを初めて知ったのが1982年で、この年は、数々の個性的なバンドが出現しました。その中でもけっこう衝撃的だったバンドです。まずサウンドが、その当時、自分がイメージするジャングルミュージックにぴったりで、rockとの融合を見事に完成させていました。ドラムには、タムの代わりにティンバレスを置き、今まで聴いたことがないようなビートをひねり出し、ベースは、バカテクのチョッパーベース、ギターはちょっとウエスタンのサントラの匂いがするpunk、rockabilly系で、まぁ聴いただけでも、アップするような感じが分かると思います。アルバムのジャケットも過激で、その当初、ボーカルのアナベラ・リンは、まだローティーンで、オールヌードで表紙を飾って、本国イギリスでは、発売延期などの問題が発生しました。なぜか日本では、こういうものがするっと通るのが、不思議でしたね。スコーピオンズの「Virgin Killer」というアルバムも、少女ヌードが表紙で、海外ではすぐ発売禁止になったので、日本版が高値で取引されていると聞いたことがあります。

 何年か前に、マリー・アントワネットの映画のサントラで、バウ・ワウ・ワウの「I Want Candy」がテレビでよく流れていたため、この曲は、聴いた方がいると思います。ちなみに、このアルバムには入ってません。これもちょっとした余談ですが、マネージャーをやっていたのは、セックス・ピストルズの仕掛け人で、ヴィヴィアン・ウエストウッドの元夫、マルコム・マクラーレンで、当然のごとく、このバンドのファッションも斬新でした。

 どんなサウンドが出るのか、今から「サマーソニック2011」が楽しみです。

■マグミ オフィシャルウェブサイト http://magumi.jp/main.html

アルバム「delight」シングル「壮快Bamboo Blues」シングル「Feelings」(2011年/Backyard、タワーレコード限定発売)
http://tower.jp/artist/1906654/MAGUMI-AND-THE-BREATHLESS

■2011/07/03(SUN)
Freak8周年スペシャル「二丁目Night!! バンドバージョン」
MAGUMI AND THE BREATHLESS
木村世治(from hurdy gurdy/Pale Green/ZEPPET STORE)
RYOJI&THE LAST CHORDS
<OPENING ACT>S.H.E
<DJ>ナガトミリュウスケ(ウィーウィーマーフィー)
<ART>k:soul:y
OPEN18:00/START18:30
adv¥2,500/door¥3,000
オールスタンディング(整理番号あり)
新宿Live Freak
http://www.live-freak.com/

■2011/08/05(FRI)
「Electric Discharge」
MAGUMI AND THE BREATHLESS ワンマンライブ at 下北沢CLUB251
OPEN18:30/START19:00
adv¥3,500/door¥4,000(+D)
下北沢CLUB251
http://www.club251.com

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