お相手のTBS・安住紳一郎(35)アナウンサーとともに東京・代官山、恵比寿などをめぐったわけだが、冒頭でいきなり安住アナが先制の奇襲を仕掛けた。
「ドラマの方では笑顔というキーワードが大事なようですけど、あんまり笑ってませんよね」
そう、同局で放送中のドラマ『スマイル』に出演している番宣でガッキーは出てきたわけで、それに対するけん制と、ガッキーの人間性を見抜いていたのだ。鋭い!
ガッキーは、「緊張していて(苦笑)。徐々にほぐれてくると思います」と返すのがやっと。ガッキーといえば、ポッキーのCMでただただ踊るだけの姿を見せることでブレイクしたとはいえ、その後の活動をつぶさにチェックしていても、CMで見せたような(こちらが期待するような)普通の女子のような活発な面を見せてくれない。
むしろ素のガッキーは相当にインドアで、暗い子なんじゃないか疑惑をたびたび伝えてきた。安住アナはそれをすでに見抜いていたのだ。
これだけではない。
番組中盤で安住アナはさらに追い打ちをかける。
「新垣さんは運動しないですよね。あまりにも動かないんで、肩から上に手をあげたことがないっていう噂が立ちませんでした?」
この問いにガッキーは「はい。あんまり(運動することは)ないですね。手を振る時はこの程度なんで」と認めつつ、肩付近で手を振る仕草をした。
つまり、プライベートで友達と別れる時に手を振る際もその程度のテンションだ、と。これで理解ができた。ガッキーは感情の起伏が少なくて、かつ体で表現することが苦手な人なのだ。よって、極端に全身を使わない子として映る。それは仕事だろうがプライベートだろうが関係がない。まさか安住アナのヒントで理解できようとは思ってもみなかった…。
考えてみれば、ポッキーのCMで全身を使い踊っていたのと完全に対照的である。
あのガッキーはあのCMの15秒間だけしか存在しない。あのCMが良かったのは、そんなガッキーが踊らされていることで「萌え」が発生したからだ。これからのガッキー本人のためにポッキーのCMのことは忘れてあげた方がいいのかもしれない。