◇今週のこの1枚◇ドレッド・ツェッペリン「Un-Led-Ed」(1990年/Capitol)
たまには、ゆる〜いパーティバンドでも紹介しましょう。まぁ、とっても分かりやすいバンドで、レッド・ツェッペリンの曲をreggaeでカバーし、エルビス・プレスリーのちょっと太めのそっくりさんをボーカルに迎え、それがアメリカで大受けして、一時期、日本でも話題になりました。DJの反則技にも使えるアルバムですね。
こういったパーティバンドは、時たま、ミュージシャンに熱狂的に受けることがあり、オーストラリアのINXS(インエクセス)に支持され、自分たちのコンサートのフロントアクトに出てくれないかとオファーされたことがあるみたいです。それと、やっぱり資料の少ないバンドなので、ちょいと調べてみたら、原宿にあったピテカントロプスというクラブのはしりみたいな場所で、何と我がレピッシュのトロンボーン増井朗人が加入してたミュート・ビートと対バンしていました。ちょっとうらやましい。
このアルバムの成功で、世界中をツアーしたみたいですが、その後は、ボーカルも抜けて、メンバーチェンジをしながら色々なバンドのカバーとオリジナル作品のアルバムを発表したりしましたが、あまり成功はしてないみたいですね。それでも、今でもパーティバンドとしてゆるく活動しているみたいです。こんなアルバムも家に一枚あると、いざという時(何のために?)助かりますよ(笑)。
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