search
とじる
トップ > トレンド > レピッシュ・マグミの「音楽玉手箱」今週はこの1枚を聞け!<第148回>

レピッシュ・マグミの「音楽玉手箱」今週はこの1枚を聞け!<第148回>

 毎週金曜日に連載するレピッシュのマグミによるオススメCDを紹介する企画の第148回目。マグミがDJの際にいつも持ち歩く音楽玉手箱」(CDボックス)から、今週のオススメCDをピックアップしてもらった。

◇今週のこの1枚◇スティーヴィー・サラス「Colorcode」(1990年/Island Records)

 数々のfunkの大御所とセッションを繰り返し、まだレッチリ等が脚光を浴びる前からfunk界で活躍し、本格的なソロアルバムとしてのデビューアルバムです。

 地元サンディエゴでデス・キッドというバンドを結成して、シングルを2枚出すものの芽が出ず、ロサンゼルスへ移りますが、家賃が払えずホームレスのような生活に落ち、レコーディングギタリストをしながらスタジオに寝泊まりします。そのような状態の時に、ジョージ・クリントンに見出され、レコーディングに参加します。その縁で、ブーツィー・コリンズのレコーディングにも参加。アンディ・テイラーやロッド・スチュワートのツアーに参加するなどセッションミュージシャンとして名を上げていきます。その中でのソロ1stアルバムの発表でした。

 まぁ当然、これだけの大物ミュージシャンに認められるだけあり、hard rockを基調としながら、素晴らしいテクニックです。音の響きは違いますが、ジミ・ヘンドリックス的なテクニックでしょうか。ざっくり大きなグルーヴの中、時には繊細に、リフではドライブ感を大胆に演出するギターが印象的です。アルバムの1曲目が一番印象的ですが、全体的にボーカルも聴きやすいメロディーです。まさしく、レッド・ホット・チリ・ペッパーズがブレイクする前夜を思わせるようなアルバムです。

 レコード会社との契約のもつれで、このユニットは自然消滅しますが、その後、ブーツィー・コリンズとバンドを組んだりしています。日本でも馴染みが深く、杏里、稲葉浩志、松本孝弘、Char、TOKIO、長瀬智也などのレコーディングに参加しています。

 知人にもスティーヴィー・サラスとの友人が多く、日本にもけっこう来てるみたいなので、ひょっとすると、隣で飲んでるかも(笑)。

■マグミ オフィシャルウェブサイト http://magumi.jp/main.html
■ライブ日程はこちら http://npn.co.jp/newsrelease/detail/2491382/

関連記事

関連画像

もっと見る


トレンド→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

トレンド→

もっと見る→

注目タグ