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張本氏、貴景勝に「芦屋のボンボン」発言 “バカにしている”と批判の声

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張本勲氏

 7日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が発した「ある表現」が物議を醸している。

 問題のシーンは、大相撲名古屋場所に大関貴景勝が右膝故障の影響で昇進から2場所連続で休場することになったニュースを、フリップで紹介したシーン。それを見た張本氏は、

 「え、芦屋のボンボン。休みかあ。残念だな」とつぶやいたのだ。

 司会の関口宏はフリップを見ながら、「大関昇進したのに夏場所を3勝4敗で、右膝を痛めたまんま名古屋場所を休場になっちゃうと、大関陥落が決定しちゃったんだね」と説明する。

 すると、張本氏は「来場所10勝すれば、またカムバックですからね。まだ怪我が治ればいいんだけどね。腰とか膝はね、スポーツ選手は困るんだよね」

 と、貴景勝の故障の様子を心配する。そして、名古屋場所の見どころについて、

 「あとは朝乃山とか阿炎、若い人が頑張ってくれないと」と、語り、若手力士の奮起を促した。

 特に問題がないコメントのように思えたが、張本氏が貴景勝を「芦屋のボンボン」と表現したことに、一部ネットユーザーが激怒。「芦屋のボンボンってバカにしているように聞こえる」「品格を欠いた表現だと思う」「言葉使いが悪すぎる」「アスリートとしてのリスペクトを著しく欠いている」「もう少し違う表現をしてもらいたい」など、批判が相次いでしまう。

 さらに、「ボンボンとは親に失礼」「貴景勝の親は厳しく息子を育ててきた。それをボンボンというのは失礼だ」となどの声も。

 一方で、「親しみを込めた発言」「そこまで目くじらを立てることではない」「ボンボンと言うのは生まれが良いという褒め言葉。批判は筋違い」「嫌味を言うようなニュアンスではなかった。何でもクレームをつければ良いというものではない」と、張本氏の発言を擁護し、批判について苦言を呈す声もあった。

 何かと炎上発言が続くだけに、「芦屋のボンボン」という表現も「悪意」と取られてしまった張本氏。発言を聞く限り、貴景勝に高い期待を持っていることは明らかなのだが、誤解招く発言となってしまったようだ。

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