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日本ハム・宮西、新庄監督に激怒?「思いっきり睨みつけてる」敬遠指示直後の表情が物議、でたらめな策ではないと指摘も

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新庄剛志監督

 3日に行われた日本ハム対オリックス戦。「2-4」で日本ハムが敗れたが、試合結果以上に話題となったのがプロ15年目・36歳の宮西尚生の表情だった。

 宮西は「2-2」と両チーム同点の8回裏に3番手として登板。先頭・福田周平のヒットから1死三塁のピンチを招いたところで打席に紅林弘太郎を迎えたが、4球を投げカウント「3-1」となったところで新庄剛志監督は申告敬遠を指示した。

 この直後、中継カメラはマウンド上の宮西の様子をアップで映し出す。宮西はぶぜんとした表情を浮かべながら首をわずかにかしげた後、三塁側の自軍ベンチ方向を見ながら何かを口走るなどかなり不満げな様子だった。

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 この宮西の表情に、ネット上では「宮西完全に新庄に激怒してるじゃん、自軍ベンチの方思いっきり睨みつけてるし」、「何を口走ったのかは分からないけど、口の動きを見る限りでは『~か!』って文句言ってるようにも見えるな」と驚く声が寄せられた。一方、「対吉田の相性を考えたらそれほどおかしくはないのでは」、「紅林に打たれる可能性よりも、吉田を併殺にとる可能性の方が高いって新庄は判断したんじゃないか」と指摘するコメントも多数みられた。

 「今回の申告敬遠で宮西は紅林との勝負を避け後続の吉田正尚と勝負という流れになりましたが、吉田は過去に首位打者を2回(2020-2021)、最高出塁率を1回(2021)獲得しているオリックスの絶対的主軸。そのため、宮西や多くのファンは塁を埋めて勝負を仕掛けるのは理にかなっていないと不満を抱いたものと思われます。ただ、宮西は過去に紅林に対し『3打数2安打(.666)』と分が悪い一方、対吉田は『20打数3安打(.150)』と抑え込んでいることから、紅林を歩かせて吉田で併殺を狙う策はあながち間違ってはないのではという見方もあります。実際、試合後の報道では吉田が『併殺狙いに変えたんだと思いますし、作戦の一つだと思います』と語ったことも伝えられています」(野球ライター)

 その後、宮西が吉田に2点タイムリーを打たれたため裏目に出る結果となった申告敬遠。しかし、相性の差を考慮すれば決してでたらめな策ではなかったとみるファンも少なからずいるようだ。

文 / 柴田雅人

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