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巨人・ビエイラの大乱調、原監督の責任も?「そもそもの判断が間違ってた」二軍降格示唆に苦言相次ぐ

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原辰徳監督

 3月31日に行われ、巨人が「6-3」で勝利したヤクルト戦。この試合に登板したビエイラに対する原辰徳監督のコメントがネット上で物議を醸している。

 ビエイラは「6-1」と巨人5点リードの9回裏に3番手として登板。しかし、先頭・山田哲人への四球から1死二塁とピンチを招くと、ここで打席のサンタナに4号2ランを被弾。さらに、その後2死からオスナに四球を与えたところで原監督から降板を告げられた。

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 「0.1回1失点(自責0)・被安打0・四球2」だった前日に続き、この日も「0.2回2失点・被安打1・四球2」と乱調だったビエイラ。試合後の報道によると、原監督は「いい時の投球をちゃんと彼も記憶しているわけで、ですからそこは足りないところは調整してもらうというところをね、期待しています」と二軍再調整を示唆するようなコメントを残したという。

 この原監督のコメントを受け、ネット上には「29日に一軍上げたばかりなのにもう落とすつもりなのか?」、「コメントは冷静だけど、昨日も今日も四球出しまくってるから内心かなり怒ってるのでは」、「現状じゃ到底勝ちパターンでは使えないし、二軍に叩き返されても仕方ない」と驚きの声が寄せられた。一方、「二軍で結果出してないのに昇格、だからこんなことになるんだ」、「その前のOP戦から不調引きずってたんだから、そもそもの判断が間違ってたのでは」といった批判も多数みられた。

 「今年のビエイラは春季キャンプはS班、一軍メンバーとして特に故障などはせず過ごしましたが、オープン戦では4登板で防御率『16.88』と全く結果を残せず、3月19日に二軍へ降格。二軍でも2登板で防御率『4.50』と振るっていなかったのですが、一軍首脳陣は28日に登録を抹消したデラロサの代わりとして、29日に一軍に昇格させています。こうした経緯から、今回の原監督のコメントに対しそもそも昇格のタイミングが間違っていたと不満を抱いているファンも少なからずいるようです」(野球ライター)

 昨季は「56登板・0勝3敗1ホールド19セーブ・防御率2.93」と守護神としてブルペンを支えたビエイラ。現在は本調子にはほど遠い状況だが、ここから復調を果たすことはできるのだろうか。

文 / 柴田雅人

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