番組では、21日のNBAドラフトで、八村選手が日本人では初となる一巡目指名を受けた様子を紹介。同選手がアメリカ・メディアのインタビューで、「皆さんやりました、日本人初NBAです」と日本語を用いて話す様子を取り上げ、年俸は4億円、契約は2年保証されているなどと取り上げた。
これを見た張本氏は、「本人よりも親が嬉しいわね。お金は入るし、有名になってくれるし」と笑顔で話す。しかし、「アッパレ」は入れずに、八村選手がお父さんがベナン人、お母さんが日本人という紹介を聞いていると、司会の関口宏から「アッパレはまだいいですか」と質問が入る。
これについて、張本氏は「これからプレーを見てね」とコメント。日本人初のNBAドラフト1巡目指名という事実に、アッパレを送らなかった。そして、ゲストの元WBC世界フライ級王者の内藤大助氏は笑うのみで、特にコメントせずだった。
張本氏の発言は「ここまで八村選手を育てた親がお金も入り、息子も有名になって喜んでいるのでは」という意図で発言したものと思われるが、ネットでは「お金の話をするなんて卑しい」「八村の両親が息子のお金を当てにしているように聞こえる」など、発言に批判が集まってしまう。
さらに、「アッパレ」を入れずに、「これから」としたことについても、「張本氏なりのエール」とも思えるが、ネットユーザーからは「アッパレを入れるべきだ」「NBAで日本人がドラフト1巡目指名されることがどれだけ凄いことかわかっていない」と批判が相次ぐことになった。
張本氏としては親に労いの言葉をかけたものと思われるが、ネットユーザーはそうは受け取らなかった今回のコメント。貶めるような意図はなかったはずだが、普段の「放言」のイメージが強く、全く違う意味に受け取られてしまったようだ。