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張本氏、競技トランポリンに「我々でもできそう」発言でスタジオ凍りつく “やってみて”と怒りの声

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張本勲氏

 19日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏のある発言でスタジオが凍りつくシーンがあり、話題となっている。

 問題のシーンは、トランポリンの全日本年齢別選手権の様子がきっかけ。女子の森ひかる選手、男子の海野大透選手がトランポリンを跳び、空中で複数回回転し、見事に着地するVTRを見た張本氏は、アッパレを入れたのち、

 「これは田中さん、我々にもできそうじゃないの?」

 とコメンテーターの元衆議院議員の田中秀征氏に声を掛ける。ゲストの元横浜ベイスターズ選手の高木豊氏が笑いながら、「どういうこと」とつぶやき、関口宏も「なんですか」と話す中、声をかけられた田中氏は凍りついて無視をする。

 張本氏は「我々もできそうじゃないの? 我々でもできそうじゃないですか、これ?」と連呼。田中氏は「何がですか?」と返すと、笑ってごまかしてしまう。即座に関口が「止めてくださいよ、大変なことなんですよ」と制すが、張本氏は

 「ぴょーんぴょーんと。怪我はないと思うよ、下が柔らかいから」

 と少々意図のわかりにくい論理を見せる。関口は「膝や足首が危ないから、止めてください」と諭した。

 張本氏の発言に、ネットユーザーからは「トランポリンを馬鹿にするな」「トランポリンより野球のほうが誰でもできるだろ」「発言の根拠が全くわからない」と反対意見が噴出。さらに、「なら実際にやってみてもらいたい」「そんなに言うなら張本氏がやってみてもらいたい」という声も。

 そして、「ジャンプして空中で回転するのは難易度が高く危険」「回転に失敗すれば頭から地面に落ちて大怪我をするケースがある。危険なスポーツってことがわかっていない」と知識不足の指摘もあった。

 さらには、安倍政権を支持する張本氏だけに、毎週のように政権批判を繰り返すサンデーモーニングのコメンテーター陣らに「一杯食わしてやろうとしたのではないか」という見方をするネットユーザーもいた。

 トランポリンは難易度の高い競技であり、全日本トップのような演技を張本氏や田中氏が行えるとは思えない。今回の発言は、意図がわかりにくいものだった。

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