そこで今回は、これまで当サイトで取り上げなかった炎上コメントの中で3つを紹介する。
1、松坂大輔投手に「元々悪かったんじゃないの?」(2月17日放送)
春季キャンプ中、中日ドラゴンズの松坂大輔投手がファンに取り囲まれ、右腕を引っ張られたことによって右肩に違和感を訴え、戦線を離脱する事案が発生。迷惑行為をしたファンに批判が集まった。
ところが、張本氏は「珍しいわね、ファンは握手したいわね。だから元々悪かったんじゃないの?」と「元々肩が悪かったのでは」という見方を示す。
さらに、「『ぐっ』と引っ張られて、悪さが出たんじゃないかと思うんですよ。握手とかね、引っ張られたぐらいでは悪くならないですよ。またなるようじゃ、ダメでしょう」と松坂にダメ出しをしたのだ。
これに一部のネットユーザーから「松坂は被害者だろ」「松坂を責めずにファンを責めろよ」と怒りの声が上がり、炎上することになった。
2、ヴィッセル神戸の外国人より久保のほうがうまい(2月24日放送)
サッカー・J1リーグのヴィッセル神戸対セレッソ大阪戦と、FC東京対川崎フロンターレ戦を見た張本氏は、「神戸の世界的外国人選手3人(アンドレス・イニエスタ、ルーカス・ポドルスキ、ダビド・ビジャ)より、(FC東京の)久保(建英)のほうが上手い。動きが良い」と発言。
これにサッカーファンが激怒。「お前に何がわかる」「世界的選手の3人より17歳の久保が上手いわけない」「サッカーのことがわかってない」と、激怒されることになってしまった。
3、生意気なキャッチャーをバットで故意に叩いた(4月7日放送)
東京ヤクルトスワローズのウラディミール・バレンティン選手のスイングしたバットが、盗塁を刺そうとして前に出た横浜DeNAベイスターズの伊藤光捕手に当たり、伊藤捕手が倒れ込んでしまう事案が発生。これを見た張本氏は、
「私ら意図的によくやりましたから。生意気なキャッチャーならよくやりましたもん。野村(克也)さんに1回やったことがあるもん。ごちゃごちゃ言うから『ゴーン』とやったの。『お前にはもう言わないからな』と言ってましたけどね」
と、「現役時代生意気な捕手をバットで叩いた」という趣旨の発言をする。張本氏としては、「ヤンチャエピソード」を紹介したに過ぎないのだが、ネットユーザーからは「コメンテーターの発言として不適切」「礼節を説いてきた張本氏の言う言葉か」「武勇伝になってない」などと、怒りの声が上がった。
2019年前半も「炎上発言」で世間の注目を集めた張本氏。なんだかんだといわれても楽しみにしている人が多いのも事実だが、「暴走」だけは控えてもらいたい。