雪に慣れていない関東地区は、路面の凍結など雪対策が完全ではないので交通機関をはじめ皆あたふたとしていましたが…蛇の目ピロコの実家“新潟”はというと…さすが雪国!!
電話をしてみると、祖母は動じる事なく元気に雪かきをしていました。
そして話題はこの時期にしか味わえない『雪見酒』で大盛り上がり(笑)。
雪見酒とは、字の如く、雪を見ながらお酒を飲む! というもの☆
なんと、あの紫式部も楽しんでいたらしいですよ〜。
私は降り積もった綺麗な粉雪をグラスに入れ、そこに日本酒をダ〜っと注ぐ“雪割り酒”が大好き☆
寒い時に無性にアイスクリームが食べたくなる時があるんですが、雪を見ながら寒い雪国でこの“雪割り酒”というのもたまんないよん!!
関東やその他の雪が降らない地域、海外にいる時などは、雪に見立て“にごり酒”を飲みます。
ピロコお薦めのにごり酒は、石川県の小堀酒蔵店“萬歳楽”さんの『白山さん』純米にごり酒です!!
6年前、都内にある名酒センターという所で、月間Bimy(ビミー)という酒マガジンさんから取材をしていただいたんですが…そこで出会うべくして出会った一品です☆ http://www.manzairaku.co.jp/index.html
クリーミーで濃厚でそれでいて後味すっきり。是非試してみて下さい☆
それからそれから、この季節は旬の高級魚介類が目白押しです!!
あ、だからといって、よくいる“きき酒師”のように、「この食材にはこういうお酒が合う」な〜んて教科書通りのナンセンスなことはいたしませんのでご安心下さい。
何でどいつもこいつも料理との組み合わせ、相性ばかりを謳うのか…あたしには全く理解できん<`ヘ´>
「ビールやワインでは、牡蠣や魚介類などの独特の磯の生臭い香りを引き出してしまうから双方の味わいを損ねる! 生臭さを抑えて旨みだけを引き出す日本酒が最高!」
な〜んてぬかしている日本酒業界人が大半よ(;一_一)ったく!
オイスターバーで私は生ガキにワインを必ず頼むんだけど…ピロコは日本酒きき酒師失格なわけ〜?? なアホな!!
そんなことばかり言っているから、固執しちゃうんだよ! 売上が急降下するんだよ日本酒は!!
と、個人的なうっぷんを皆さんに晴らした所で…話を元に戻しま〜す。
また別の機会に日本酒業界の問題点を思いっきりぶちまけます!! 今回はひとまずここまで。
え〜っと、旬の高級魚介類の話でしたよね。
先日、運良くタラバ蟹をゲットしたので、ピロコお気に入りの萬歳楽さん“白山”大吟醸古酒をぬる燗で一緒に楽しみました。
ま〜毛蟹に比べれば“蟹みそ”は決して多くはないけど、タラバの大きな甲羅に山吹色のお酒を注いで“食べ+飲みほす!”という最高の贅沢を味わいました☆ これ騙されたと思って真似してやってみて〜! おいひ〜よ♪
綺麗になった甲羅は…蛇の目ピロコの覆面に再利用〜(笑)。めでたし。
(女流覆面きき酒師・蛇の目ピロコ)