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ついにタランティーノも参戦? 3D映画ブーム本格化

 「アバター」の世界的大ヒット、続く「アリス・イン・ワンダーランド」もアメリカ国内で大ヒットしたことでハリウッドの3D映画ブームは完全に本格的になりそうだ。

 まず企画が目白押しなのはやはり「アバター」のジェームズ・キャメロン。アカデミー賞の主要部門は逃したが、「アバター」は全世界興行収入歴代1位の大ヒットを記録し、当然のごとく第2弾の話が持ち上がっている。
 さらに「アバター」に記録を抜かれるまで興行収入世界1位だった、自作の「タイタニック」3D版の話も出ているようだ。しかし、その前にプロデュース作としてSF映画の名作「ミクロの決死圏」の3D版も進行中らしい。監督は大ヒットした『ボーン・スプレマシー』『ボーン・アルティメイタム』のポール・グリーングラスに交渉中とのことで、現状ではこちらの方が先に企画が動きそうだ。

 そしてここにきて、ついに鬼才、クエンティン・タランティーノも3D映画に本格参加を決めたらしい。
 題材に選んだのはヒットシリーズ「キル・ビル」のVOL.3だ。
 タランティーノは以前から3Dに興味を持っていて、「アバター」を見て俄然意欲がわいてきて止められなくなったとか。公開は2014年を目指すらしい。4年後にはさらに技術が進化し、3Dの可能性が大きく変化していて、自分の理想の作品が作れるはず、と興奮気味に語っているようだ。土派手な肉弾アクションがこれでもか、と飛び出す作品になるのだろうか?
 最近はSFやファンタジーのように3D向きといえる実写のヒット作が増えているので、これらも続編は3Dで、となる可能性は大きいだろう。しばらくは「アバター」、「アリス・イン・ワンダーランド」のように今まで通りの2D版で見るか、メガネを掛けて3D版で見るか、映画館で選ぶ時期が続くかもしれない。

(ハマの半ズボン少年記者〜横浜六太 山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou

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