そんな会員向けコンテンツの一つがこの『AKBaby』。自身の写真画像と好きなAKB48メンバーの顔写真を合成し、二人の間に生まれる? 赤ちゃん写真を合成してくれるというもの。キャンペーンも順調に進んでおり、12月1日には第5弾の前田敦子との赤ちゃん写真を作成できる予定。しかも現在はこの『AKBaby』の電飾入りラッピングトラックも宣伝のため都内を走っている。あまりに大胆なこの企画、さすがにファンの中でも賛否両論だったようだが、一部で企画のある点に疑問を呈するファンもいる。
今回の『AKBaby』の企画で口火を切ったのは大島優子。次いで柏木由紀、篠田麻里子、渡辺麻友、そして次回の前田敦子という順番になっている。普通、こういった鳴り物入りの目玉企画では上位メンバーの順位そのままで行われるのが普通なので、いったい何があったのか? とファンだけでなく一般人の間でも話題になっているのだ。
これまでにも大島はピーチジョンのCMで下着姿を披露して、ポスターなどでもセンター扱いになっていたり、現在放映中のドラマ『私が恋愛出来ない理由』(フジテレビ系列)ではラブシーンはおろか、ベッドシーンまで撮影されたため、一部のファン等から「AKBの汚れ担当か?」「秋元さんにいじめられている?」等と噂されているほどだった。
しかし、長い目で見ればこれは有利との話もある。大島優子は現場の関係者からの評価が高いのだが、その理由の一つに「どんな仕事でも嫌がったりせず、何にでも頑張って取り組む」彼女の姿勢があるという。一般には“汚れ”と思われてしまいかねないこれらの仕事も、AKB48の中で一番器用かつ多彩に仕事をこなせると言う評価に繋がっている、とは現場関係者の言だ。
勿論、これは大島だけの話ではなく、今後は他のメンバーにも同様の機会が回ってくることだろう。競争激しく、生き馬の目を抜く出世レースの続く芸能界。一足先に抜きんでるのは果たして誰なのか注目だ。