約1年前、年齢詐称を暴かれて、失意のどん底に沈んでいたはずの夏川さん。ブログで「生まれ変わる」と宣言して謝罪したことは記憶に新しいところだが、それでも彼女の発言を観測していると、まだ彼女自身が「生まれ変わ」ったようには見えなかった。
広島県育ちなのに「東京育ち」と言ってみたり、初めて所属した事務所があたかも現在の事務所だと言わんばかりの表現をしてみたり(私の調べでは現在の事務所で3つめのはず)。今月5日放送の『カートゥンKAT-TUN』(日テレ系)に出演した際、「彼氏に言われたショックな一言は?」の問いに対して「発言やリアクションが嘘くさいと言われる」と暴露していたが、本人が「何かを隠そう」としていることも要因になっている気がしてならない。
そんな彼女が『踊る!さんま御殿!』に出演した(11日=日テレ系)。ここで彼女が一歩踏み出したのでお伝えしなくてはならない。「自分のことを名前で呼ぶ女」というトークテーマになった折、夏川自身が次のように発言したのだ。
「私、本名が奈々っていうんですけど、“奈々は〜”って言いますよ」
どうですか、読者のみなさん!夏川が本名=奈々だとついに認めましたよ!
本名が「平山奈々」であることはすでに東スポで報じられているし、過去に少年マンガ誌に本名で掲載されたこともある。だが、本名が芸名と違うことを認めたことはあっても、「平山奈々」であることを認めたことは一度もなかった。名字に関してはまだ認めていないものの、突然どういう心境の変化なのか!?
「夏川純」で検索すると、検索キーワードの第2位は「本名」と出る。大げさにいえば、彼女の本名は国民的関心事である。人には知られたくないこともあるだろう。だが、インターネットがこれだけ普及してしまったら、逃げられない。みんなが知っていることなのに、素知らぬ顔をしているから「嘘くさい」と陰口を叩かれるのだ。
隠し事がある芸能人にとってはやりにくい時代になったとは思うが、時代に適応しないと、芸能界で生き残れない。
さあ、「本名=奈々」と認めた夏川が今後どのようにして生き残っていくつもりなのか?これからも勝手にバンキシャとして定点観測していくつもりである。