そしてその対象を強烈に崇拝する層がいる一方で、「何故そんなものに欲情するのか分からない」と考える層も存在します。
下着については、かなり意見が分かれるところでしょう。全裸より下着を付けているほうが興奮するという人、ただの布程度にしか捉えていない人、中には売り物の下着にすら興奮を覚え、店内で精液を塗りつけて逮捕される、相当偏った嗜好の持ち主も存在します。
最近、「機動警察パトレイバー」「鉄腕バーディ」などで有名な漫画家のゆうきまさみ先生の公式ツイッター(http://togetter.com/li/52056)に、こんなつぶやきが寄せられました。
「ゆうきまさみ先生、ブラジャーをもっとちゃんと描いてください 」
戸惑いながらも「精進します」とリツイートしたゆうき先生に対し、「絶対可憐チルドレン」「GS美神 極楽大作戦!!」などで有名な椎名高志先生は、
「見せるための勝負下着でないところがイイ」
「勝負下着が好きだ! 普段着も好きだ! 下着姿の女性が大好きだ!」
「普段学校行くのに、朝起きてそれを選んだのはなんか気合い入りすぎじゃねえ? みたいなのってあるじゃん」
などと、かなり高いテンションでつぶやき返しています。「シームレスブラ」(縫い目の無い、アウターに線がひびきにくい下着)という単語がすぐに飛び出てくるあたり、相当なこだわりが感じられます。
女性キャラを魅力的に描くことには定評のある二人ですが、下着に対する見方は全く違い、またその他のつぶやきからも
「その色気の無さが逆にいいんじゃないか」
「中身があれば別に下着なんてどうでもいい」
と、下着に対してのフェティシズムの感じ方の多様さがうかがえます。
■フェチでなくても敬意ははらったほうが良い
犯罪さえ起こさなければ、何にフェティシズムを感じるかはその人の自由です。しかし、下着に対する敬意が足りていない男性は、ベッドの上で女性から非難を浴びる可能性が高いのは覚えておいた方がよいでしょう。
具体的には「ブラジャーのワイヤーが歪んだり、ストラップが伸びるほどの圧力をかける」「足で脱がす」「脱いだものを踏まれる」などされると、どんなに下着を褒められていても、一気に幻滅することが少なくないようです。
恋人と長続きしないという方は今一度、相手の下着の扱い方について振り返ってみてはいかがでしょうか?
(荒井)
【参照】非モテタイムズ
http://himo2.jp/