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湘南ベルマーレ所属のフットサル日本代表選手が17歳少女にわいせつ行為

 日本フットサル界に衝撃が走った。

 湘南ベルマーレフットサルクラブ所属で、日本代表選手の内村俊太容疑者(23=神奈川県小田原市栢山)が、17歳の少女にわいせつな行為をしたとして、県青少年保護育成条例違反の疑いで、9月16日、県警少年捜査課と磯子署に逮捕されたのだ。県警は、内村容疑者の知人で塗装工の男(22=同市曽比)も同容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は、7月2日午前2時半頃から同45分頃までの間、内村容疑者の自宅に、同市内に住む無職の少女(17)を呼び出し、共謀して、18歳未満と知りながら、わいせつな行為をしたとしている。2人はわいせつ行為をしたこと自体は認めている。

 県警によると、塗装工の男は大学生以上で構成する地元サッカークラブに所属。内村容疑者とは今年5月、同市内の飲食店で同席したのをきっかけに交友。内村容疑者と少女は、6月に共通の知人を介して知り合ったという。

 同課では、内村容疑者が6月にも同じ少女に対し、わいせつな行為をしたとみて、余罪として捜査する方針。

 内村容疑者は岩手県出身で、江南義塾盛岡高校を卒業後、サッカーからフットサルに転向し、10年にstellAmigo/AMVに入団。その上部組織であるステラミーゴいわて花巻に昇格。日本代表候補となる実績をつくり、12年にベルマーレに移籍した。ポジションはALA(アラ・フィクソ)。

 13年には初めて日本代表に選出され、今年5月にベトナムで開催されたアジア選手権「AFCフットサル選手権2014」にも代表として出場し、日本の連覇に貢献した。現在、所属チームは14〜15年シーズンの真っ最中だ。

 所属チームによると、内村容疑者はベルマーレ運営会社の株主であるNPO法人で契約職員として勤務している。

 ベルマーレの水谷尚人社長は16日、「弊クラブとして、この事実を誠に遺憾に感じており、また、管理不行き届きであったことを深く反省しております。現在、内村俊太は神奈川県警の取り調べを受けており、捜査の都合上、我々クラブも面談を許されていない状況です。今後につきましては、しっかりと事実関係を把握した上で、改めて皆さまにご報告させていただきます。多くの皆さまに、ご心配をおかけしますことを心からお詫び申し上げます」とコメントしている。

 内村容疑者はサッカー少年少女の夢を壊してしまった。
(蔵元英二)

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