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宝くじで高額当選したカップル、その後の衝撃的転落ぶりに「大金は毒」と批判殺到

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画像はイメージです

 宝くじで大金を得る確率は低いが、当選する人がいることも事実。だが思わぬ幸運が一転し、人生を狂わすこともあるようだ。

 アメリカで、高額の宝くじに当選したカップルが窃盗の罪で起訴されたと、海外ニュースサイト「PRESSFROM」が9月3日に伝えた。

 アメリカのミシガン州で、留守中の家を狙い窃盗を繰り返していた28歳の男と29歳の女のカップルが8月29日に住居不法侵入の疑いで逮捕され、その後カップルの車内を捜査したところ、数多くの盗品を発見。31日までに起訴されたという。地元警察によると、過去2カ月の間に複数の住居に侵入し、窃盗をした疑いがあると発表した。

 カップルは2016年に、スクラッチ宝くじを5ドルで購入し、50万ドル(約5,250万円)を当てた。当選前はとても貧しかったようで、女は「家と車を購入して、ほかは2人の娘の教育費として貯金する」と、当選金の使い道をメディアに明かしていたという。しかしわずか3年で金銭的に困窮してしまったようで、警察の調べによると「推測ではあるが、なんらかの薬物乱用の疑いがある」とのことだ。

 このニュースが世界に広まると、ネットでは「後先考えないで使いきったんだろうな」「頭が悪すぎる」「泥棒しようとする思考が最低」「お金をきちんと管理できない人間に大金は毒」と批判する書き込みのほか「娘さん達が心配」との声も少数ながら見受けられた。

 ほかにも宝くじで大金を手にしたことで、転落した人生を送ってしまった例はある。

 16歳で宝くじに高額当選した女性が、宝くじの購入対象年齢を18歳に引き上げるべきだと主張したと、海外ニュースサイト「MIRROR」が8月1日に報じた。

 イギリス・カンブリア州在住の当時16歳の女性は、2003年に国営の宝くじに当選し180万ポンド(約2億3500万円)を手に入れた。1週間後には仕事を辞め家を購入し、複数のボーイフレンドと交際。その後、無職の男性と同棲したが、友人と朝までパーティーを繰り返す日々を送り、次第に生きていく意味が分からなくなっていったようだ。

 女性は同棲していた男性との間に2人の子供を授かったが、精神的に安定せず2009年にうつ病を患い、2度の自殺未遂を起こし親権を失ったという。その後、ほかの男性との間に子どもをもうけ、2013年に新しい家の頭金を支払うと、口座には2000ポンド(約25万円)ほどしか残っていなかったとのことだ。

 女性は「友達や家族に貸した20万ポンド(約2600万円)は返してもらっていない。人を信用できない」と明かした上で「若いときに大金を得て、私の人生は狂った。宝くじの対象年齢を18歳に引き上げるべき」とイギリスの各メディアに訴え続けているようだ。

 イギリスでは16歳から英国営宝くじの購入が可能。ちなみに日本の宝くじに関する法律「当せん金付証票法」によると、購入者の年齢制限に関する規定はない。未成年者でも宝くじの購入は可能だが、19歳未満はスポーツ振興くじ(totoやBIGなど)を買うことができない。

 大金を「濡れ手に粟」で手にすると、人は我を忘れてしまうこともあるようだ。

記事内の引用について
Michigan Lottery Winners Caught In A String Of Burglaries
https://pressfrom.info/us/news/crime/-318710-michigan-lottery-winners-caught-in-a-string-of-burglaries.html

UK's youngest Lotto winner says she's proof kids should be banned from playing
https://www.mirror.co.uk/news/uk-news/uks-youngest-lotto-winner-says-18808376

当せん金付証票法施行規則
https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=360M50000008020

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